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異業種に転職した人のリアルな経験談を紹介。転職を成功させるポイントとは

異業種転職は、経験のある業種への転職と比べて選考段階で苦労しやすく、入社後のミスマッチも起こりやすい傾向です。

こうした異業種転職の失敗を避け、転職を確実に成功させるためには、実際に異業種転職を成功させた人のリアルな経験談を参考にすることが有効です。

そこで本記事では、異業種に転職した人のリアルな経験談と、転職を成功させるためのポイントを解説します。

異業種転職への不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

異業種に転職した人のリアルな経験談

ここでは、転職エージェント「ASSIGN」を利用して異業種転職を成功させた人のリアルな経験談を紹介します。

異業種転職のきっかけ、転職のためにやったこと、入社後の様子・やりがいを知り、自分の転職活動や選考対策に活かしてください。

経験談1:ITソリューション企業からコンサルへ転職

ITソリューション企業に就職し、ウェブアプリケーションをサービスとして手掛けている顧客の品質保証や品質の改善に向けたテスト設計をしていた堀内様。

入社前に想定していた業務内容や環境とのギャップは特になく、望む業務自体はできていたそうです。

しかし、テストは開発工程のなかでも最下流になるため、改善提案ができないというもどかしさを覚えていました。

「さらに顧客のためになる提案がしたい」という思いが強くなってきたタイミングで、転職を決断しました。

ASSIGNに相談をし、「顧客のためになる提案がしたい」という軸でエージェントからコンサルの道を提案してもらったことを機に、コンサル転職を目指したそうです。

「コンサルは具体的に何をするのか」「コンサルで築いたキャリアの先にどのような道があるのか」をエージェントとともに考え、コンサルの理解を深めていきました。

面接では、「業務要件整理やRFPの策定案件に携わりたい」「全体のマネジメントとしてPMOもやっていきたい」という点を伝え、見事内定を獲得しました。

入社後は、大手レジャー施設のDX施策のプロジェクトにPMOとして携わっていて、着実に上流へ上がっているそうです。

転職前に「改善提案ができない」というもどかしさがありましたが、今は検討段階からダイレクトに顧客に提言できる点にやりがいを感じていると話されていました。

異業界・異職種からコンサルタントに転身。入社後半年で大手クライアント案件をリード
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経験談2:メガバンクから人材業界の法人営業へ転職

子どもからお年寄りまで幅広い人たちを支えるために、新卒でメガバンクに入社された吉岡様。

20名程度しか枠がない個人営業のスペシャリストを育成する選抜に選ばれたことを機に、個人営業のキャリアに違和感を覚えるようになり、自身のキャリアを考え直したそうです。

ほかにも、社内に法人営業に携われるキャリアパスがないこと、銀行という業界で実際に働いてみて業界自体の衰退を感じていたことから、転職を決断しました。

転職活動の結果、人材メガベンチャーの内定を獲得。

現職へ入社する決め手となったのは、挑戦できる機会があること、人のためにサポートができること、法人営業を基礎から学べる育成環境があることの3点だったそうです。

入社後はITコンサルティング部へ配属され、主にIT企業を担当し、ITの知識やエンジニアなど知らないことを楽しみながら学べていると話されていました。

人と話すなかで関係性を深めることに充実感や満足感を感じる性格だからこそ、今の職場にマッチしていて、自分自身を高められていると感じているそうです。

メガバンクから人材業界へ。法人営業という新たなフィールドでの挑戦
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経験談3:コンサルから人材メガベンチャーへ転職

「人や企業をサポートしたい」との想いから、システム導入を支援するコンサルティングファームに入社した寺田様。

しかし、実際はエンジニア寄りの業務内容が多く、思い描いていたように顧客と深く関わることができず、もう一度自分がしたいことを見直そうと考えて転職を決意されたそうです。

ASSIGNエージェントとの面談を通じ、他者の目線ではなく自分の人生に自分で責任を持ち、本当に自分に合っている仕事をしようという考えに至ったと言います。

エージェントから「異業種である人材紹介が合っているのではないか」という提案を受け、腑に落ちたそうです。

その後、人材メガベンチャーへの入社を決めました。

寺田様は入社後、主に年収600万円以下のインフラエンジニアの転職希望者を中心に転職支援を行っています。

悩んでいる人の相談に乗ることが好きであるため、一人の方ととことん深く関わるキャリアアドバイザーは合っているなと感じているそうです。

日々成長を感じられる職場で、モチベーションや目標の達成のために頑張っていきたいと話されていました。

コンサルティングファームから人材メガベンチャーへ。自分の人生に責任を持つために取り組んだ転職活動
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経験談4:メガバンクからSaaS企業へ転職

メガバンクの一部門において新システム導入などを担い、順調にキャリアを進んでいた岡田様。

若い年次にもかかわらず責任ある仕事を任されていたため、「このまま銀行でキャリアを歩んでも幸せだろうな」という思いは少なからずあったそうです。

しかし、就労時間の長期化や終身雇用の崩壊など時代の変化に伴う「キャリア形成の重要性」を認識し、転職を決意。

再認識した価値観である「人を巻き込みながら結果に向かっていくのが好き」を軸に未経験分野であるIT×SaaSのスタートアップ企業に転職されました。

転職後は、営業・マーケティング戦略部に所属し、営業組織における戦略策定、営業推進施策の立案や実行、業務オペレーションの改善といった業務を担当しているそうです。

常に思考しながら、スピード感をもって物事を着実に進めていく経験を20代のうちにできることは、30代以降の財産になると話されていました。

今後は担当領域を広げ、より抽象度の高いテーマも担当できるようになりたいと考えているそうです。

メガバンクから急成長SaaS企業へ。「これまで自分のやりたいことに真正面から向き合ってこなかったのかもしれない。」気が付いた先に見えた新たな選択肢
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経験談5:商社から大手人材紹介会社へ転職

大学卒業後、商社へ入社し、為替のリスクヘッジや営業などの幅広い業務に従事していた安藤様。

コロナ禍をきっかけに転職を考えるようになり、今後のキャリアを考えたときに属人的な営業手法に課題を感じたと言います。

最初は転職することやキャリアへの方向性に悩んでいたそうですが、ASSIGNとの面談を通して「何を目指したいのか」「そのためにどういった選択を取るべきか」を明確化していき、3社内定を獲得しました。

最終的には大手人材紹介会社へ転職を決め、法人担当(RA)をされています。

未経験業界ゆえ、わからないことが多く学び続けなくてはいけない状況であるものの、実力を伸ばせる環境に満足しているそうです。

今後は大手企業を担当できるよう、さらにRAとしての力を伸ばしたいと話されていました。

商社から大手人材紹介会社へ。未経験の業界への挑戦
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経験談6:大手保険会社からM&Aアドバイザーへ転職

大手保険会社に新卒で入社し、チームで社長賞を受賞するなどすばらしい成果を残していた池田様。

確実に昇進ルートに乗っていたものの、漠然とした停滞感を覚えて「何か新しいことに踏み出した方がよいのでは」と思ったのが転職のきっかけだそうです。

ASSIGNに相談し、エージェントに提案された難易度の高いM&Aに興味を持ち、その結果M&A企業から内定を獲得しました。

現在は、契約締結から譲渡実行のクロージングまで、全ての工程を一気通貫で担当されています。

自分が動いてクロージングをした数字が全て自分の営業成績となる分、営業成績に関する感度と責任感は高くなったと話されていました。

顧客の人生に深く踏み込み、顧客にとってはまさに「人生の集大成」といっても過言ではない経験を一緒に経験することになるので、前職よりやりがいを感じているそうです。

大手保険会社からM&Aアドバイザーへ転職。1年目から複数案件をリード
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経験談7:大手化粧品メーカーからマーケティング企業へ転職

前職では大手化粧品メーカーに勤めていた久保様。

チェーンドラッグストアなどに対して自社化粧品の売り場提案、販促施策の提案を行い、売上拡大の店頭活動を行っていました。

元々好きだった顧客行動の分析を基に実績を積み上げられてきたなかで、自身の介在価値や成長実感に疑問を抱き、転職を決意。

転職を決めてからはASSIGNのエージェントと繰り返し面談を行い、結論ファーストで話す練習、コミュニケーションスタイルの見直しなど面接対策を徹底したそうです。

結果的に、マーケティングリサーチ会社の内定を獲得し、入社後は大手日用品や食品メーカーを担当しているそうです。

転職後は未経験分野で苦労もあるそうですが、転職の際に課題として感じていた自己成長、介在価値の部分が解決に向かって進んでいる実感があると話されています。

大手化粧品メーカーからマーケティング企業へ。介在価値と成長実感を求めて、目指すキャリアへの葛藤と挑戦
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>>異業種転職は何歳まで可能か。転職しやすい業種・職種や年齢別の対策を解説

>>異業種への転職面接で退職理由を聞かれる理由と回答のポイントを解説

異業種に転職した理由【ランキング】

株式会社ビズヒッツは、「異業種または異職種へ転職した経験がある人」を対象に転職理由を把握するためのアンケート調査を実施しました。

転職理由は多い順で以下の通りです。

異業種転職の理由
1位異業種・異職種への興味
2位仕事内容への不満
3位労働環境への不満
4位収入への不満
5位スキルアップのため
6位業界・会社の将来に対する不安
7位人間関係への不満

引用元:【異業種・異職種に転職した理由ランキング】男女500人アンケート調査

全体的に、仕事内容や労働環境、人間関係など「前業種・職種への不満」を理由として挙げた人が多いことがわかります。

異業種転職でのよくある失敗談

異業種転職でよくある失敗には、転職前のフェーズで「選考に通過できない」という失敗と、転職後のフェーズである会社とのミスマッチがあります。

あらかじめ2つの失敗の原因や対策を知っておけば、それらの失敗を防ぐことが可能です。

なかなか選考に通過できない

業界未経験からの転職を目指す分、なかなか選考を通過できず、転職活動が長期化するケースです。

実際に採用企業は、経験者と比べて完全未経験の採用は慎重になるものです。

もし採用した人材が業界や会社に合わず早期退職してしまったら、採用にかかる費用や時間が水の泡となってしまうからです。

そのため、異業種転職では「いかに採用企業の心配を払拭できるか」「一緒に働きたいと思ってもらえるか」がポイントとなります。

転職者は「前職で得たスキルや経験を、新たな業界・会社でどのように活かせるのか」を明確に説明できることが重要です。

これらの説明ができず、自分をアピールできないと、なかなか選考に通過できず思うように転職が進まない事態に陥ってしまいます。

入社後のミスマッチ

転職前の段階で、業界・企業の雰囲気や仕事内容をきちんと理解できておらず、入社後に「合わない」「前職のほうがよかった」とミスマッチに気づくケースもあります。

異業種への転職のきっかけは、「収入が不満」「将来性が不安」など前職の不満であることが多い傾向です。

これらのように、今の職場を辞めたい気持ちや単なる業界への憧れが強い場合、異業種への転職自体が目的になってしまい、ミスマッチにつながりがちです。

入社後のミスマッチを防ぐためには、「入社前の段階でいかに転職後の業務や働き方を想定できているか」を意識してみてください。

業界の最新情報やトレンド、その業界で働く人の意見などを調べ、自分がその業界で働いているイメージを具体的に持つ必要があります。

また、同じ業界でも会社によって業務内容や社風はまるで異なります。

その会社ならではの方針や業務内容、働き方、働く社員のタイプなども調べ、自分と合うかを確かめるようにしてください。

転職で失敗する人の特徴6選。失敗例や失敗しないためのポイントを解説
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異業種に転職する上で重要なポイント

異業種に転職する上で重要なポイントは、以下の通りです。

  • 前職に固執しすぎず、リセットした気持ちで臨む
  • 業界の情報や仕事内容、社風が自分と合うかをよく確かめる
  • 自分の経験やスキルが転職先でどう役立つのかを考える

前職に固執しすぎず、リセットした気持ちで臨む

異業種転職をする際は、前職での経験ややり方・成功体験に固執せず、リセットして取り組むようにしてください。

たとえ同じ職種であっても、業界が異なれば仕事の進め方や作業工程、社内で使われる用語は大きく異なります。

今まで通りでやろうとすると、思うようにいかずパフォーマンスを発揮できず、ストレスを感じてしまうケースも生じます。

異業種転職をする際は、前職でのやり方に固執するのではなく、リセットした状態で挑むようにしてください。

そうすることで異業種での職場にも馴染みやすく、ギャップも受け入れやすくなります。

業界の情報や仕事内容、社風が自分と合うかをよく確かめる

異業種に進む場合は、特に業界研究が肝心です。

異業種転職を目指す人のなかには、自分の思い込みや憧れだけで未経験業界に進もうとしている人がいます。

入社後のミスマッチを避けるためにも、事前に正しい業界事情や近年の動向を知り、「自分に合うか」「進みたいキャリアの方向性に沿っているか」を判断してください。

また、業界だけでなく会社特有の情報にも目を向ける必要があります。

求めるスキルや経験、条件などが自分と一致しているかを入念にチェックしてください。

企業研究では、以下のポイントを調べてくみてください。

  • 仕事内容
  • 事業内容
  • 方針
  • 社風
  • 給与
  • 成長性
  • 就業環境・働き方
  • 福利厚生 

求人票や募集広告に示されている内容だけでなく、企業のWebサイトやIR情報、SNSなどまで閲覧し、情報を収集することが大切です。

自分の経験やスキルが転職先でどう役立つのかを考える

異業種転職であっても、前職での経験やスキルを活かせるポイントを見つけて、それをアピールすることが欠かせません。

採用する企業側としても、中途採用は未経験者よりも即戦力となる経験者を採用したいのは事実です。

20代半ばまでの若年層であれば「この業界に入りたい」「成長したい」といった熱意や意欲で採用される可能性も少なくありません。

しかし、20代後半、30代、40代と年齢が上がるにつれ、社会人経験相応の即戦力として活躍できるかどうかを問われます。

未経験だからといって「挑戦したい」「学びたい」という受け身の姿勢を伝えるのではなく、「自分のスキルや経験がどう役立つか」を明確かつ具体的に伝えるようにしてください。

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異業種転職なら転職エージェントの利用がおすすめ

異業種転職は、経験のある業界・職種への転職と比べてスムーズに選考を通過しにくく、入社後のミスマッチも起こりやすい傾向です。

こうした異業種転職の失敗を避け、転職を確実に成功させるために、プロからの支援が受けられる転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントには業界・業種に精通したアドバイザーが在籍しており、業界の最新情報や採用傾向を共有してくれます。

専門のアドバイザーに業界ならではの傾向を聞いたり、自分のスキルや経験が企業と合うかを相談したりすることが可能です。

数ある求人からの企業選びに迷った場合でも、本人の優先順位や経歴などを踏まえて適切な企業を提示してもらえます。

さらに、面接や書類作成の支援を受けたり、採用決定に向けてアドバイスをもらえたりするので、プロ視点を踏まえ戦略的に転職活動を進められます。

転職活動を効率よく、かつ確実に成功へ導くためにも、プロからのサポートが受けられる転職エージェントの利用を検討してみてください。

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アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

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