営業職におすすめ転職エージェント8選。営業からのキャリアチェンジにおすすめエージェントも紹介
当サイトはキャリア支援事業を展開する株式会社アサインが運営しています。
ランキング掲載企業は宣伝ではなく、独自調査の上決定しております。自社サービスについては一部宣伝を含みます。
営業職の方が転職を成功させるために大切になるのが、将来像を明確に定義することです。
実は、営業職の方はマネジメント以外にも、人事職、企画職、マーケターなど取れる選択肢が複数あります。そういったキャリアチェンジは決して簡単ではありませんが、「キャリアプランを作り込めば可能」なため、まずは将来像を明確にすることが大切になるのです。
そのために、転職活動で利用するエージェント選びは非常に重要になります。
こちらの記事では、求人の単純な紹介だけではなく、キャリア形成をサポートしてくれるような人材紹介会社を紹介しています。
Contents
営業職のキャリアアップ転職に強いエージェントランキング
おすすめNo.1 株式会社アサイン『ASSIGN AGENT』
キャリアプランシート
アサインは求職者一人一人にオーダーメイドでキャリアプランシートを作成しお渡ししています。
経歴や意向の簡単なヒアリング後、求人を紹介されるというのが一般的なエージェント利用の流れですが、
アサインでは経歴だけではなく価値観を軸にキャリアプランを作成します。
1.将来ビジョン
2.キャリア方針
3.キャリア市場から見た強み
4.留意点
といった4つの要素から構成されたキャリアプランシートを受け取りたいという方には、おすすめです。
選考対策
一人あたり5~6回の面談を実施します。
その中で転職市場で評価される求職者の強みを見つけ出し、オーダーメイドの選考対策資料を作成。
選考対策資料を基に複数回の選考対策をおこないます。
伴走支援
転職後のキャリア形成もご支援します。
キャリアプランシートを基に、半年に一度のキャリア面談を実施。
キャリアプランのアップデートや現職での動き方や成果の出し方についてもご相談いただけます。
また、アサインでご転職された方の交流会も開催しており、同業界に転職された方や同職種の方との繋がりをサポートさせていただきます。
サービス名 | 若手ハイエンド特化の転職エージェント『ASSIGN AGENT』 |
公式ページ | https://assign-inc.com/ |
特徴 | ・キャリア支援サービスであるため、案件紹介の前にキャリアプランシートをお渡し ・徹底した選考対策で高い内定率 ・転職前はもちろん、転職後もキャリアについて相談できる |
運営会社 | 株式会社アサイン 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308560 |
おすすめNo.2 イノセル株式会社
営業職に特化した転職エージェント
イノセルは営業をどんな仕事にも必要な基礎能力だと考え、その楽しさを広げるという方針のもと、営業職に特化した転職サービスを展開しております。エージェントも営業出身者が多く、経験に基づいた質の高い支援を受けることができます。
キャリア戦略の構築と手厚いサポート
初回面談では企業紹介にほとんど時間を割かず、候補者の価値観や経験を深く理解することに重点を置きます。これにより、候補者が将来なりたい姿に近づくためのキャリア戦略を共に作成し、強みを最大限に発揮できるようサポートします。また、入社後の活躍をゴールと見据えたフォローを行い、営業ノウハウやマネジメントの相談などを実施しています。
深い企業理解による高い内定率
契約企業との定例会で採用ペルソナのすり合わせを行うことで、その時々で変わりゆく採用要件を常に最新の状態で候補者にも提供しています。そのため、質の高い選考対策を提供することができ、書類通過率88.2%、内定率69.1%と高い成果を上げています。また、深い企業理解によるミスマッチ防止にも強みを持っており、定着率は97.7%を達成しています。
サービス名 | イノセル |
公式ページ | https://www.inosell.co.jp/ |
特徴 | ・営業職特化の転職エージェント ・手厚いサポート ・強みを発揮できる企業マッチング |
運営会社 | イノセル株式会社 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-309462 |
イノセルの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo. 3 株式会社ミギナナメウエ
”よりそい”支援を受けることができる
ミギナナメウエ社が展開するエージェントサービス「よりそい支援」では、臨むキャリアの実現のために親身な支援を受けることができます。
候補者の理想のキャリアの実現のために、時には向き合うべき厳しさをしっかりと伝え、本人のやる気に火をつけてその厳しさに向き合うことを納得した上で本人が挑戦することを理想としています。
もしくは、理想を調整して厳しさを緩和することで視野を広げることを支援では意識しています。
採用コンサルを活かした企業とのリレーションの強さ
ミギナナメウエ社は転職エージェント事業のほかに、中核事業として採用コンサルティング事業として、クライアント企業の採用要件の設計や母集団設計、選考管理などを行っています。
そのため、企業の採用について深い理解を有しており、一次情報を候補者へ展開することができるため、質の高い支援につながっています。
サービス名 | ミギナナメウエ |
公式ページ | https://migi-nanameue.co.jp/ |
特徴 | ・よりそい支援を大切にしている ・企業理解が深い |
運営会社 | 株式会社ミギナナメウエ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315485 |
ミギナナメウエの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo. 4 株式会社BOX
深い企業理解と高い内定率
親会社が会計事務所のSEVENRICH Accountingであるため企業との関わりが深く、例えばスタートアップ企業の経営をファイナンス、人、サービス、マーケットなど様々な角度から分析することができます。また、人事と密にコミュニケーションをとり、求める人物像を詳細に把握しているため、BOXの利用者の書類選考率は74.3%、内定獲得率は72.7%と非常に高くなっています。
綿密なキャリア面談と低い離職率
コーチングのノウハウを会得したコンサルタントが、平均10回のキャリア面談を実施し、多角的な質問や思考のフレームワークを使用して徹底的に求職者を理解する支援スタイルをとっています。そのため、双方のニーズを適切にマッチングさせることができ、半年以内の早期離職率は1.2%と極めて低くなっています。
手厚いフォローアップ
支援中は求職者が面接に万全な状態で臨めるよう、徹底的な自己分析、選考対策でサポートを行い、紹介後も定期的なコミュニケーションを通じてフォローアップを行います。
サービス名 | Employment Agency |
公式ページ | https://box-hr.co.jp/ |
特徴 | ・企業とのマッチングにこだわり離職率が低い ・SEVENRICH GROUPが手掛けるエージェント事業 |
運営会社 | 株式会社BOX 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314989 |
BOXの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo. 5 株式会社Izul
キャリア設計支援から入社後まで支援
転職支援の品質に定評があるIzul。支援に満足する転職希望者が多いからこそ、過去ご支援した方からの紹介が非常に多くて有名な人材紹介企業です。初めての転職で丁寧な支援を求める方におすすめです。
・転職ではなくキャリアについて真剣に考え、徹底的に自己理解を深めることを重視し、キャリア設計から支援
・平均面談回数15回以上。内定率70%で、エントリー数より内定率を重視
日本唯一3期連続最優秀エージェント表彰
・リクルート社への紹介者数、内定率ともに第一位を獲得しており、人材会社への支援に強みを有する
・リクルート社出身のコンサルタントが多く、一次情報が手に入る
サービス名 | Izul |
公式ページ | https://izul.co.jp/ |
特徴 | ・キャリア設計支援から入社後まで支援(平均面談回数15回以上) ・20代〜30代若手ハイクラス層に強い ・リクルート社への紹介者数、内定率ともに第一位を獲得 |
運営会社 | 株式会社Izul 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユー309999 |
Izulの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo.6 株式会社リクルート 『RECRUIT AGENT』
業界最大手 人材業界のリーディングカンパニー 転職を考えるなら登録する価値はあり
デジタルマッチング
デジタルマッチングに強みがあり、エージェントを介さずに求人に応募できる仕組みができている
リクナビネクストを使えば、自分の条件に合った求人を簡単に検索、応募することが可能
紹介可能求人数No.1
国内人材会社の中で圧倒的な求人数を有するため、経験業界、職種を問わず自分が求める求人に出会える可能性が高いです。
小中規模の人材会社は、業界特化や特定の職種のみに注力しているケースが多いため、就業人口の多い職種でない場合は、希望する求人を見つけられないことも。まずは、リクルートに登録して転職活動の理解を深めたり求人をリサーチすることもおすすめです。
サービス名 | RECRUIT AGENT |
公式ページ | https://www.r-agent.com/ |
特徴 | ・業界最大手 |
運営会社 | 株式会社リクルート 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-313011 |
リクルートエージェントの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo.7 ソーシング・ブラザーズ株式会社
スタートアップへの転職支援をおこなう転職エージェント
ソーシング・ブラザーズは、エージェント事業以外にも、CVCコンサル事業・M&Aコンサル事業の3事業を展開しています。
各事業で得た一次情報から求人情報を押さえているため、より深く企業を理解しています。
また、他事業で接点を持って組織課題を相談される機会が多いからこそ、confidential案件を有しているのも特徴です。
ソーシング・ブラザーズには、『 興味ないは知らないだけだ』 という文化が根付いており、求職者の『その会社には興味ありません。』という言葉は断りではなく、『知らないから教えてくれ』という意味だとする文化です。エージェント自身が徹底的に企業理解を進めるため、入社後のミスマッチも少ないのも特徴です。
また、未経験からM&A業界への転職にも強みを有する。共同代表2名がM&A業界出身ということもあり、未経験からM&A業界への転職にナレッジがあるあり内定獲得率が高いのも特徴。
営業職として高年収を手に入れたいという方は、M&A仲介への転職に強みがあるソーシング・ブラザーズに一度相談することをおすすめしています。
代表インタビューはこちらから▽
サービス名 | HRコンサルティング |
公式ページ | https://sbro.co.jp/ |
運営会社 | ソーシング・ブラザーズ株式会社 有料職業紹介事業許可 13-ユ-311664 |
ソーシング・ブラザーズ株式会社の評判・特徴について知りたい方はこちらの記事を併せてご覧ください。
おすすめNo.8 株式会社スポーツフィールド
スポーツ人材の転職に特化している
体育会出身者やスポーツ経験のある社会人向けの転職支援サービスを手掛けており、スポーツで培われたメンタルを正しく評価し、志向性の合った企業を提案してくれます。
中途のエージェント事業だけではなく、新卒エージェント事業も展開しているため、コネクションを活かして第二新卒領域の支援にも強みを有します。
スポーツ領域に関する未経験転職にも強みを持つ
未経験からスポーツ領域(スポーツクラブ経営など)への転職支援も行っているため、スポーツ経験を活かしてキャリア形成を行いたい方にもおすすめです。
設立10年以上の確かな実績を有する企業
2019年に東証グロース市場に上場している企業であり、確かなノウハウと実績を有します。
実は、リクルートなどの大手以外の人材紹介会社で上場している企業はあまりありません。
在籍エージェントは全員スポーツ経験があるため、スポーツ経験者のキャリア形成に特に詳しいです。
公式ページ | https://www.sports-f.co.jp/ |
特徴 | ・スポーツ人材の転職、スポーツ領域への転職を支援 ・領域特化ならではの強みを持つ、東証マザーズ上場の成長企業 |
運営会社 | 株式会社スポーツフィールド 有料職業紹介番号 13-ユー306448 |
営業職のキャリアプラン2選
コンサルファームを経由して、営業から経営企画に軸足を移す
現在地:メガバンク 法人営業
経営課題を主導するためのスキルを得る
以下の2つを得ることを重視する
1. リサーチや資料作成などのポータブルスキル
2. 大手企業の経営課題を手がける戦略案件経験
転職先:外資系コンサルファーム 金融セクター コンサルタント
未来をつくる経営意思決定を自身で担う
以下の2つを重視した企業選定をおこなう
1. 新たな事業モデルへの意欲
2. 内製/提携/買収などの幅広い手法が取れる
最終到着点:メガバンク 経営企画部
スタートアップCOOとして事業を伸ばす
現在地:人材紹介企業 法人営業
新規事業のプロフェッショナルを目指す
以下を重視したファームを選択する
1. 新規事業案件への参画機会
2. AI活用などのドラスティックな事業創出機会
転職先:ベンチャーファーム 新規事業 コンサルタント
スタートアップでの活躍を見据える
以下の2つの経験を手に入れる
1. 売上構築まで伴走する案件経験
2. CVCなどのスタートアップ案件経験
最終到着点:スタートアップCOO
営業職の転職でエージェントを活用するメリット
1. 将来像を整理してくれる
多くの人が転職を考えていても、将来どうなりたいかが明確にならず、分かりやすい指標で転職を決めてしまうことが多いです。
まずは、中長期でどういったキャリアを歩みたいかキャリアプランを明確にすることが重要です。例えば、将来スタートアップのCxOとして事業を牽引できるような人材になりたいと考えた場合は、そのために、必要な経験やスキルの棚卸しを行います。とは言え、まず自身の将来像を明確にすること自体一人で行うのは難しいため、キャリアに精通し、多くの方の転職やキャリアを見てきたエージェントのサポートを受けることをお勧めします。
特に営業職の場合は、転職の選択肢が意外と多いです。20代であれば大きなキャリアチェンジが叶う可能性があるため、現職の延長線ではなく将来的にどういったキャリアを歩みたいか考えてから、企業選定や選考に入りましょう。
ただし、エージェントによっては将来像の整理はせずに、単に求人票を紹介するだけのところもあります。将来像を定めるためのサポートをしてくれるエージェントを選びましょう。
2. キャリアプランを作成してくれる
将来の目標が定まったら、そのゴールに向かってどのようにキャリアを歩むかを考える必要があります。何となく転職を繰り返すと、30代に入ってからキャリアに一貫性がなく、必要とされなくなる可能性があります。戦略的にキャリアを築くためにも、しっかりとしたプランを立てましょう。
営業職が大きなキャリアチェンジが叶うと上段でお伝えしていますが、次の転職ですぐに目指したいキャリアを選択できるわけではありません。例えば、営業職からマーケターにキャリアチェンジする場合は、アカウントプランナーで転職し、その後成果を出すことでマーケターに社内異動を叶えられるケースもあれば、アカウントプランナーと兼任で運用に携わり、その後もう一度転職することでマーケターとしてキャリアを歩む始めるケースもあります。
どういったキャリアプランで進むべきか、よく検討の上転職をすることが大切です。
3. 履歴書・職務経歴書の作成をサポートしてくれる
履歴書や職務経歴書は中途採用において非常に重要です。採用企業に自分の魅力を適切に伝えるために、経験やスキルが評価されるポイントを理解したエージェントのサポートを受けましょう。忙しくて書類作成に時間が取れない場合は、AIが自動で履歴書・職務経歴書を作成する『ASSIGN』を利用するのも一つの手です。
『ASSIGN』では、AIがわずか3分で履歴書と職務経歴書を生成し、ユーザーの魅力を引き出した書類を作成します。作成した書類は指定のメールアドレスに送信可能です。
ダウンロードはこちらから可能です。
4. 企業情報やポジションの詳細を教えてくれる
転職では、どの企業で何をするかが重要です。例えば、将来マネージャーを目指す場合、マネジメントの機会が早期に与えられる企業が良い転職先と言えるでしょう。求人票だけでは分からない企業文化やキャリアパスを知っているエージェントだからこそ、最適な企業を提案できます。
企業分析のやり方について知りたい方は以下の記事をご確認ください。
5. 日程調整を代行してくれる
現職と並行して転職活動を進めるのは大変です。面接の日程調整はエージェントに任せて、自分は面接準備やキャリアの検討に集中しましょう。ただし、エージェントを複数利用するとスケジュールが煩雑になる可能性があるため、最終的には一人に絞るのがスムーズです。
6. 選考対策をサポートしてくれる
エージェントは企業ごとの選考データを蓄積しており、面接で何が重視されるかを把握しています。中途採用でも選考準備は重要で、エージェントのサポートを受けることで、より良い条件での内定獲得を目指しましょう。
面接対策に不安を抱えている方は以下の記事をご覧ください。
転職面接における1分の自己紹介では何を伝えるべきか。まとめるコツや例文を紹介
7. 条件交渉をしてくれる
中途採用ではオファー条件が個別に異なりますが、エージェントを通じて年収などの条件交渉が可能です。エージェントの交渉により、年収が50万~100万円程度変わることもあります。ただし、無理な交渉はおすすめできません。年収は期待値によって決まるため、無理に引き上げると入社後のハードルが上がる可能性があるからです。
8. 内定後のオンボーディングをサポートしてくれる
内定後のサポートはエージェントによって異なるため、転職後もサポートを希望する場合は、選ぶエージェントに注意しましょう。エージェントは、キャリアのステップアップや配置についての相談もできます。内定後のサポートが充実しているエージェントを利用したい方は、アサインにご相談ください。
【営業職向け】エージェントの選び方
1.営業職のキャリアに熟知しているか
営業職としてプレイヤーからマネージャーにキャリアップしていく道を想像する方も多いかもしれませんが、営業職のキャリアパスは複数あります。代表的な4例について解説します。
- スーパープレイヤー
営業として突出した結果を出し続けるポジションです。
業界屈指のプレイヤーとして社外からも注目を浴びる存在としてブランディングしている方もいますが、会社の看板としてブランドを担い、重要な顧客との接点を持つなど多岐にわたる役割を果たすことが求められます。
スーパープレイヤーを目指す方は、こちらのコラムも併せてご覧ください。
営業のスーパープレイヤーになるための心得と役割 - マネージャー
営業職のキャリアの王道として営業マネジメントが挙げられます。
部署全体の売上責任を負い、サービス品質の維持・向上にもコミットが求められます。二階層のマネジメント経験を積む機会もあるため、人事機能を実質的に担うこともあります。 - 営業企画
営業として高い成果を出した人が担うことが多く、自ら結果を出すよりもこれまでに得た営業ナレッジを全体に展開することでより売上を上げられると判断した場合に、異動するケースが多いです。
業務内容については、こちらのコラムをご確認ください。
意外と知らない?営業企画の業務内容とキャリアパスを解説 - 特命担当
会社の重要なプロジェクトや新規事業の立ち上げなど組織成長に直結するようなミッションを任される人材のことを指します。社長直下や事業責任者直下でミッションにあたります。
業務内容については、こちらのコラムをご確認ください。
特命担当者とは?意外と知らない、営業からのメインキャリア
その他にも、異業種へのキャリアチェンジが比較的叶いやすいのが営業職の特徴です。マーケターや人事、コンサルへの転職に門戸が開かれています。とは言え、戦略なく転職をすることは非常に危険です。大きくキャリアチェンジしていきたいという方はぜひエージェントにご相談いただき、キャリアプランを描いた上で転職を検討してください。
2. エージェント自身が優れた営業であるか
エージェント選びでは転職後の活躍まで見据えた支援をしてくれるかが重要になります。
営業職としてキャリアを開くには、定量的な成果を出すことが重要で、高い成果が魅力的な選択肢や高い市場価値に繋がります。
そのため、どのようにしたら営業で成果を出せるかが分かっている、つまりそのエージェント本人が営業として優れているか否かが重要になります。
エージェントが優れた営業であれば、その人が最も活躍しやすい環境を提案することはもちろんのこと、転職後も営業として成果を出すためのアドバイスを期待できます。
・転職先ではどういった営業スキルが求められるか
・現職の営業とは何が異なり、何をキャッチアップしていけばよいか
といった一歩踏み込んだアドバイスをくれるエージェントであれば、キャリアのパートナーとして心強い存在になるでしょう。
【具体例】
商材単価:前職同様、高額商材
新規既存割合:新規中心
上記のような業務を転職後に担う場合、高額の商材を成約に導くだけの納得感をもって提案できる営業力が必要になるという点は変わりがありません。ただし、営業先が新規中心になる場合、顧客接点の持ち方が大きく異なります。どのような接点の持ち方だったら高額商材を購入してもらるのか、アプローチリストはどのように作成すべきかなどキャッチアップしていかなくてはいけません。
そういった営業のゲーム性を理解し、転職先を提案できるエージェントであるか否か判断するためには、そのエージェントの営業力をしっかりを見極めましょう。
3.保有している求人の質が良いか
営業職は中途採用で採用しようとする会社が多い職種になります。事業を成長させていくためには営業職の存在は必要不可欠です。そのため、エージェントが保有している求人の質はさまざまです。
ただし、キャリア形成という観点においては、任される業務内容も非常に重要になるため、自身のキャリアプランに合った業務内容を担える求人であるかをしっかりと確認しましょう。
採用市場から評価されやすい営業職の経験やスキルは一定決まっているため、それに合った求人であるかもエージェントに確認することもおすすめです。
4.入社後も支援をしてくれるか
上述の通り、定量的に評価しやすい営業職は、転職後に活躍できるかが(=営業として成果を出せるか)キャリア形成において非常に重要になります。そのため、入社して終わりではなく、入社後の活躍まで伴走してくれるエージェントは良いエージェントと言えるでしょう。
また、社内異動の機会が訪れた際に、その選択についても相談することもできるので、キャリアに専任エージェントをつけると良いでしょう。
20代におすすめのエージェントについて解説!求めるサポート別にエージェント企業を一覧化
エージェント受賞実績はどの程度実力を測れるのか
終身雇用の崩壊や労働期間の長期化により、転職が身近な存在になっている実感をお持ちの方も多いと思います。
それに伴い、新規で人材紹介事業に参入する企業も多く、人材紹介業界は活況を呈しています。
そのため、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト、ASSIGNといった転職サイトに登録すると多くのエージェントからスカウトが受け取ったという経験をした方も多いのではないでしょうか。
多くのスカウトを受けたり、GoogleやYahoo!といった検索エンジンでは「転職エージェント」と検索すると多くの人材紹介企業がヒットしますが、どういった基準で選択すべきか判断が難しいという声をよく聞きます。
エージェントが打ち出す受賞実績がどういった賞であるか解説します。
1. JAPAN HEADHUNTER AWARD MVP受賞実績
おすすめ度:★★★★★
2011年からスタートしたこの賞では、各部門ごとにMVPが選出されます。
ビズリーチに登録する7,800名以上のヘッドハンターのうち、成約数や成約年収、面談満足度などの6項目で構成されるヘッドハンタースコアをもとに、総合的に優秀な結果を残したヘッドハンターに贈られます。
ビズリーチ上で確かな実績を残したエージェントに贈られるため、信頼性の高い受賞実績になります。
金融、商社、IT、メーカー、コンサルなどさまざまな部門MVPがあるため、自分が目指す方向性に合致した部門のMVPに相談すると良いでしょう。
2. 最優秀エージェント受賞実績
おすすめ度:★★★☆☆
多くの採用企業が設けている賞として「最優秀エージェント賞」というものがあります。
こちらはその企業に年間で最も成約数が多かった企業に贈られる賞になります。
求職者の立場からして、その特定の企業に行きたいというニーズがあるのであれば、強いコネクションを有している証拠になるため受賞しているエージェントを選ぶのは良い選択と言えます。
3. 大学講義実績
おすすめ度:★★★☆☆
若年層のキャリア構築に力を入れている企業は大学で授業を持っていたり、講義をおこなっていることもあります。
エージェントがキャリアについて理解が深く、職業選択について解像度高く話すことができるという証になるため、キャリア講義などを実施している人材紹介会社は転職だけではなく、キャリアを中長期で構築するためのサポートをしてくれる可能性が高いです。
4. メディア出演や本の出版
おすすめ度:★★★☆☆
数多く存在する人材紹介会社の中でもこういった実績を有する人材紹介会社は、「信頼できる」と言えるでしょう。
その企業の誰がそういった露出をしているかは、しっかりと確認していただきたいです。
その企業の代表や人材紹介事業の事業部長だけがメディア出演している場合は、個人的なコネクションによりそういった機会に恵まれていることもあります。
また、普段求職者の支援を行わない方がキャリアや転職について詳しかったとしても、現場で日々求職者と向き合うエージェントが同じレベルの知識を有しているとは限りません。
会社としては信頼できると言えますが、大切なことは自分を担当するエージェントのサポート品質だと思いますので、そのエージェント自身の経歴やメディア露出なども調べておくことをおすすめしています。
転職活動では複数のエージェントを利用するべきか
結論からお伝えすると、営業職の方は転職活動時、複数のエージェントから話を聞いた方がよいものの、実際に活用するのは、一人のエージェントに絞るのが良いです。
複数のエージェントとまずは話をすることをお勧めしているのは以下の理由からです。
1. エージェントとの相性を見極める必要がある
各人材紹介企業によっても担当者によってもサービス内容は全く異なります。また、2~3か月の転職活動を一緒に取り組むパートナーという側面が強いため、人間的な相性も非常に重要になります。
例えば、時間をかけずにすぐに転職をしたいという方もいれば、将来像の整理から選考対策まで手厚く支援してほしい人もいると思います。自分自身が求めるサービスを提供してくれるエージェントを探すことが大切です。
最終的に一人のエージェントに絞ったほうが良い理由は以下の通りです。
2. エージェントによって保有している求人に差があまりない
最終的には一人のエージェントに絞って転職活動をおこなう理由の一つとして、保有している求人に差があまりないことが挙げられます。
例えば、専門職のような特定の企業で求められる職種や、採用人数が少なくかつ自社のブランドで十分に採用の母集団形成ができるという企業においてはエージェントの利用を制限しています。
しかし、営業職においては、どの企業でも採用を募集していること、そして採用人数が多くなるため、エージェントを活用している企業が多いです。スタートアップなど採用人数が多くない場合は、一部例外もあります。
上記の理由から、組織規模が100名以上の人材紹介企業に依頼すると、大抵の求人は揃っています。なので、複数エージェントを利用したとしても提案される求人は似たり寄ったりになるため、1社に絞って転職活動を進めてよいと言えるでしょう。
3. 専任エージェントをキャリアにつけることで得られるメリットが大きい
複数のエージェントと転職活動を進めることで、面談や連絡、また選考のスケジューリングなど煩雑になります。せっかくエージェントが面接日程の調整などおこなってくれるのに、別のエージェントでも選考が進んでいるとそれぞれの兼ね合いを自分で注意しなければいけません。
また、キャリア形成という観点においても、担当エージェントを一人に絞ることは非常に重要です。専任キャリアは点ではなく線で繋がっているため、一貫してキャリアをサポートするエージェントを一人決めておくことで、転職に限らず、さまざまな相談が可能です。
キャリアチェンジに強いエージェントランキング
営業職から人事や企画職、マーケターに転職したいという方も多くいらっしゃいますが、人材紹介会社は現職の延長線として提案できる求人を紹介することが非常に多いです。
では、他の職種へのキャリアチェンジを叶えたいという方はどのような人材紹介企業に相談すると良いのでしょうか。
おすすめNo.1 株式会社アサイン『ASSIGN AGENT』
初回の面談では求人票をご紹介しない
アサインでは、求人票をいきなりご紹介することはありません。
一般的な人材紹介会社では、簡単な転職希望条件を聞いた上で、採用要件が合いそうな企業をピックアップして紹介してくれます。
ただ、それでは現職と距離があるポジションへの転職は叶わないことが多いです。
アサインでは、求人票の紹介前に、その方がどういったキャリアを歩みたいか、そのために必要な経験やスキルはどういったものか棚卸し、キャリアプランを作成します。
例えば、営業職からマーケターに転職をしたいと考えた場合には、未経験からマーケターへのキャリアチェンジに必要な条件の棚卸しや、マーケターとしての業務範囲を広げていくために、転職後何をすべきか整理して提示できます。
求人票をいきなり紹介するのではなく、歩みたいキャリアプランを考えることからスタートしてくれるため、キャリアチェンジを目指す方にはおすすめです。
マーケターのキャリアに興味がある方は併せて以下の記事もお読みください。
サービス名 | 若手ハイエンド特化の転職エージェント『ASSIGN AGENT』 |
公式ページ | https://assign-inc.com/ |
特徴 | ・キャリア支援サービスであるため、案件紹介の前にキャリアプランシートをお渡し ・徹底した選考対策で高い内定率 ・異業種転職・キャリアチェンジの支援に強みを有する |
運営会社 | 株式会社アサイン 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308560 |
おすすめNo.2 株式会社ゲツラク
未経験業界やキャリアに挑む人に特化した転職支援
未経験からコンサル、未経験から企画職、未経験からベンチャー転職など、さまざまな「未経験」に挑む人をサポートしています。
また、在籍エージェント全員が営業職経験者のため、営業職の方がどのようにキャリアアップしていくかについて理解が深いです。
自己理解を深めるための多数の面談・プロダクト
自社プロダクトであるPreventureを使用し、「仕事が楽しめるか」の適性診断を実施。
最大10回もの面談を重ねることで、何をしたいかを棚卸するなどの自己理解を深め、将来の目標から逆算して行くアプローチでキャリアの設計を支援しています。
求職者に寄り添うことを掲げている人材紹介企業は多く存在しますが、「100%求職者に寄り添う」スタイルを実際に追求している数少ない人材紹介企業です。
サービス名 | ゲツラク |
公式ページ | https://www.getsuraku.com/ |
特徴 | ・仕事を楽しみになる世界を創ることを掲げる、約20名のスタートアップ ・多数の面談実施など、候補者自身の両方の理解を深める ・まず1日働いてみる、新しいIT転職サービスのDIVERKも提供 |
運営会社 | 株式会社ゲツラク 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-310284 |
ゲツラクの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
おすすめNo.3 キラメックス株式会社 『Tech Academy』
スキルを身に付けながら転職活動が可能
営業職からエンジニアにキャリアチェンジしたいという方におすすめです。
TechAcademyの受講生限定の転職支援サービスのため、まずはTechAcademyを受講しエンジニアとしてのスキルを身に着けていただきます。
テックアカデミーキャリアに登録することで、公開された求人が閲覧可能になります。
専属キャリアカウンセラーによる手厚いサポートあり
選択するコースによっては、専属キャリアカウンセラーが転職活動を支援してくれます。エンジニアの転職を熟知したキャリアカウンセラーだからこそ、未経験からエンジニアを目指す際に、面接でどういったことを伝えるべきかを教えてくれるため安心して面接に臨めます。
転職保証制度あり(条件付き)
エンジニアを目指すためのスクールは多くありますが、転職の支援をおこなってくれる企業は多くありません。 Tech Academy では、以下のような制度を受けられるため安心してキャリアチェンジに挑戦できます。
・学習プログラム修了後、6ヶ月間内定が出るまで企業面談を実施
・面談を実施しても内定が出ない場合、受講料を全額返金
サービス名 | Tech Academy キャリア |
公式ページ | https://techacademy.jp/career-about |
特徴 | ・エンジニア特化 ・学習と平行して転職活動が可能 ・転職歩保障制度あり(条件付き) |
運営会社 | キラメックス株式会社 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-307458 |
ゲツラクの評判・特徴について知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
転職エージェントよりもダイレクトスカウトを使うべき?
近年、新たな営業手法として「ダイレクトスカウト」について耳にする機会が増えているのではないでしょうか。企業と直接やり取りができるダイレクトスカウトはエージェントを介さない分、多くの企業からアプローチを受けることができ、自身の選択肢の広がりを感じるといった面では非常に良い転職手法だと思います。
それでは、営業職の転職活動では転職エージェントよりもダイレクトスカウトを活用すべきなのでしょうか。
答えとしては、初めての転職やキャリア形成についてしっかりと考えたいという方には「ノー」です。
受け取った求人ありきで、今後のキャリアを考えてしますため、本当の意味で自らのキャリア形成に向き合う機会がなくなります。そのため、条件の良い求人やブランドのある企業に何となくで意思決定してしまい、結果的にキャリアが積み重ならず、行きたいキャリアの方向に進めないということも。
なので、初めての転職でまずはどういった方向にキャリアを進めるべきか検討したい方や、異業種転職で新たな可能性を見出し、そこにたどり着くためのキャリア戦略をもちたいという方は、ダイレクトスカウトよりもエージェントを利用して転職することをおすすめしています。
また、ダイレクトスカウトは採用企業から直接スカウトを受け取り選考に進むため、選考中のコミュニケーションも自ら行う必要があります。つまり以下のような問題が生じる可能性があります。
- 企業とのやり取りも、採用の評価対象になってしまう
例えば、現職で忙しくて連絡がすぐに返せないことがあるとします。時期によっては転職活動を一時期中断しなければ仕事が回らないといった状態になることもあるでしょう。
そういった場合に、採用企業から見て連絡がすぐに返ってこなかったり、連絡の内容が雑であったり誤字があったりすると基本的なビジネスコミュニケーションスキルがない人と判断されてしまうこともあります。
エージェントを挟むことで、コミュニケーションを代わりにやってくれるため、そういったリスクがなくなります。 - 条件交渉がやりにくい
転職にあたり少しでも良い条件で転職したいと考えることはしごく当然のことです。特に年収については、現職の水準を維持したい、少しでも上げたいという要望があると思います。とは言え、今後一緒に仕事をするかもしれない人に対して直接的に交渉をすることは憚れると思います。
そういった際にエージェントを利用していると、自分では言いにくい要望をうまく伝えてくれるため、条件に満足した状態で入社ができる可能性が高まります。
エージェントを活用することで以下のメリットがあります。
- 選考対策を受けられる
営業職の方は、伝え方によって合否が大きく分かれます。というのは、いかに営業の再現性を伝えられるかが、内定を獲得するためには重要になるからです。転職先の営業では、何が急所になるのか。現職の営業手法と比較して何を補う必要があるかなど総合的に考えて、営業の再現性を伝える必要があります。
こういった選考対策を自分一人で行うのは、かなり難易度が高いため、選考対策に強みがあるエージェントの活用をおすすめしています。
選考対策の基礎については、以下の記事をご確認ください。
内定率を高める選考対策とは
【20代向け】営業職の方が転職を成功さえるためのポイント4つ
年代別のキャリアのルールを知る
キャリアにおける年代別のルールをお伝えするにあたり、「キャリアは広げるものではなく、絞り込んでいくものである」ということを念頭においていただく必要があります。20代は現職と同じ業界内もしくは職種内で転職ができます。例えば金融の営業の方をAさんとすると、Aさんは金融業界内の他職種か、他業界の営業職への転職ができます。
また、新卒3年以内(~26歳程度)であれば、ポテンシャル(スキルや知識ではなく、マインドやコミュニケーション力)での転職もしやすいため、
業界職種問わず、比較的大きなキャリアチェンジができる場合もあります。
営業経験者は、転職でのキャリアチェンジだけではなく、経験を積んだ先に社内で人事や営業企画へキャリアアップしていくケースも多いです。特に人事責任者は営業畑で経験を積んだ後、人事へ抜擢されるという道も王道のため、他の職種でのキャリアアップを検討している場合には社内の道を探すと良いでしょう。
キャリアコラム▽
営業から人事への転職を成功させるためのポイント
30代になると大きなキャリアチェンジはとても難しくなりますので、20代のうちに今後の大きな方向性を定めて、その環境にいることが大切です。
30代は「何をやってきたか」によって転職をします。つまり、同じ職種内での転職がセオリーです。
例えば、先ほどのAさんが、金融のITコンサルに転職したうえで、30代で再度転職をしようとすると、他業界を専門としたITコンサル職への転職はしやすいですが、金融業界内の他職種への転職は難しくなる傾向にあります。
また、同じ営業職への転職であっても、有形商材の個人営業から無形商材の法人営業への転職などは難しくなってきます。
キャリアにおいても、一度の転職で自分のなりたい姿になれるとは限りません。
ですが、アプローチショットのようになりたい姿に寄せていくことで、次の転職でたどり着くチャンスがあります。
だからこそ、年齢のルールを意識して、中長期でどのようなキャリアを歩みたいか考えた上で、社内外の機会に目を向ける必要があります。
キャリアプランから考える
上述の通り、年齢による選択の制限もあるため、早期からキャリアプランを考えることが重要です。
キャリアプランを考えるにあたり、最も大切にすることは、「価値観」を軸に考えるということです。
価値観には「好き」で「得意」がつまっており、その価値観を活かすことで大きな成果を生むことができます。
価値観をベースに将来像を考えます、シンプルにとらえるために人から「何と紹介されたいか」という観点で考えることが重要です。
人から何と紹介されたいかが目指す将来像になります。その将来像を叶えるためにどういった経験やスキルが求められるか棚卸をおこないます。
その上で、どういった選択肢があるのか案件と紐づけをおこないます。転職だけではなく、社内での配置転換も選択肢に入るため、常にキャリアプランをアップデートしながらキャリアを歩む必要があります。
キャリアプランが明確になって初めて、そもそも転職が必要であるか考えることができるため、いきなり転職先を探すのではなく、キャリアプランを考えることを最優先で行いましょう。
キャリアプランは常にアップデートしていく必要があります。転職を前提としていなくても、エージェントと定期的に面談の機会を設けて、自身のキャリアに向き合う時間を作ることをおすすめします。
転職サイトや転職エージェント、ダイレクトリクルーティングなどの注意点を知る
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなど、企業から直接スカウトを受け取れるサービスも近年増えています。
採用企業からスカウトを受け取ることで、自分自身が気が付いていなかった選択肢を知ることもできるといったメリットもある一方、
事前に知らないと困るダイレクトスカウトのルールもあります。
それは、オーナーシップ制度です。
求職者と最初に接点を持った人(エージェント/採用企業)がその求職者のオーナーシップを持つという考え方です。
例えば、求職者Aさんが、B社から受け取ったダイレクトスカウトに返信をした場合、
AさんのオーナーシップはB社が持つことになります。
AさんがB社を受けるにあたり、エージェント会社に書類作成や選考対策といった転職活動の支援をしてもらいたいと考えても、
オーナーシップがB社にあるため、エージェント会社はAさんを支援することはできません。
志望度が高い企業の場合、エージェントサービスを利用してしっかりと準備をすることが内定への近道になるため、
安易に受け取ったスカウトへ返信をしない方がよいケースもあります。
また、一度受けた企業については半年~1年間は再度応募することができない企業が多いため、
しっかりと準備をして上で、応募することをおすすめします。
リファラル採用の活用も検討する
リファラル(referral)は、「紹介」「推薦」という意味を持つ言葉であり、リファラル採用とは社員から友人・知人に企業を紹介してもらうことで行われる採用を指します。
リファラル採用は企業側にエージェント費用やスカウト費用がかからないこともあり、企業側としては、リファラル採用を歓迎する傾向があります。
また、社員の知人であり、社員としても企業でパフォーマンスが悪いであろう方を紹介することは避けると考えられるので、最初から一定の信頼感があるというメリットもあります。
また、企業に依りますが、幹部・リーダー候補などはリファラルを想定して採用している企業も存在するため、貴重な案件に巡り合うためにも積極的にリファラルの機会を伺うことが良いでしょう。
一方、リファラル採用はエージェントと相談しながらキャリアを形成できるわけではないため、第三者の意見や市場、業界の知見を得られるわけではないことがデメリットとして挙げられます。
エージェントに支援してもらいつつ、リファラルで面接を受けることも考えられますが、内定のタイミングなどはそろえにくいため、その場合も注意が必要です。
リファラルを受けるには、主に周囲の信頼できる友人・知人に転職をしていること、目指している将来像や希望する条件を共有することが良いでしょう。もし行きたい企業が決まっているのであれば、積極的にリファラルを依頼することも一つの手段かと考えます。ただし、人間関係を崩すような依頼の仕方をしないようにすることにも留意する必要があります。
職種ごとにおすすめするエージェント会社は異なりますので
転職エージェントを活用する場合の転職活動の流れ
< 一般的なパターン >
STEP1:
転職エージェントサービスに登録
転職エージェントのサービスを受けるためには、会員登録が必要です。
それぞれの公式ページから登録すると、数日後にメールか電話で連絡が来て、面談の日程調整を実施します。
STEP2:
転職エージェントと面談
転職エージェントサービス登録後は、エージェントと面談をし、要望をすり合わせます。
考えていることや要望は率直に伝えて問題ないです。
STEP3:
求人紹介・選考準備
面談時もしくは面談後に転職エージェントから求人の紹介があり、受けたい求人を伝えると、選考に進みます。
転職の際は、「履歴書」「職務経歴書」を作成し、企業側に提出する必要があります。
多くの転職エージェントは選考準備の一環で、書類添削をしてくれますので、転職エージェントと一緒に進めることをおすすめします。
また、転職エージェントによっては模擬面接をできる場合があります。
書類作成前に押さえたいポイント
転職活動における履歴書の書き方~書類通過率を上げたい方必見
【営業職】職務経歴書の書き方と採用企業からの見られ方
履歴書や職務経歴書の書き方によって、内定率は変化します。書いた方がよいものと書かない方が無難なもの、それぞれあるため、転職エージェントを活用して採用企業から好まれる書類作成を心がけましょう。
選考の評価が内定後の配属やオファー年収にも影響を与えるため、しっかりと対策をしてのぞむことをおすすめします。
STEP4:
選考(応募・書類選考・面接)
応募手続き、書類選考手配、書類選考後の面接の日程調整は転職エージェントが担当し、合否の連絡は企業からではなく、転職エージェントから連絡が来ます。転職エージェントからは、企業側からのフィードバックを聞けるケースが多いので、どういう印象だったかなど転職エージェントに確認するようにしましょう。
また、待遇などの条件交渉は、最終面接前後ぐらいにしてもらえるケースが多いです。
要望があれば、事前に転職エージェントに伝えるようにしましょう。
STEP5:
内定・オファー面談・退職手続き・入社
内定が出た後は、新卒入社の時と異なり、オファー面談という、条件のすり合わせをするための面談があります。
労働条件に関する疑問点は解消するようにしましょう。必要に応じて交渉も可能な場です。
オファー面談合意後は、退職手続きを進める流れになります。
退職を申し出た際は、上司等からカウンターオファーと呼ばれる、引き留め交渉をされることもあります。
「給料アップするから」「役職を用意するから」など条件を提示される場合もあり、気持ちが揺れるかと思いますが、転職エージェントに相談しながら冷静に判断をするようにしましょう。
また、退職日を調整できないかと交渉され、入社日の調整が必要になる場合もあります。入社日の調整やそもそものどのように対応するかなども転職エージェントに相談するようにしましょう。
< キャリアプラン設計重視のパターン >
一般的なパターンの場合、「STEP2:転職エージェントと面談」の後は、「STEP3:求人紹介・選考準備」ですが、キャリア設計重視の転職エージェントの場合は、間に「キャリアプランの設計」が入ります。
キャリア設計重視の転職エージェントの例
アサインエージェントの場合はこちらから登録:https://assign-inc.com/lp-assign_hp/
営業職の方から聞かれるよくある質問
- 営業職の転職に強いエージェントを利用すべきですか?
- 転職市場が活発ということもあり、さまざまな支援スタイルや特徴を謳う人材紹介企業が増加しています。大手人材紹介企業だと、職種や業界を網羅しており、さまざまなチームが存在するため職種によって対応できないということはありません。
小規模~中規模の人材紹介企業は、特定の領域に特化していることが多く、網羅的に支援している大手企業よりもその領域に詳しい傾向にあります。
情報収集として、何社か話を聞いてみた上で特定のエージェントに絞って支援を依頼すると余計な工数をかけることなく転職活動ができます。
- 転職したら年収下がりますか?それとも上がりますか?
- 年収が上がるか否かは、転職の目的によって変わります。
現在、経験や実績がある領域での転職を希望される場合は、即戦力として価値を出すことを期待されるため、年収が上がる傾向にあります。
一方、自らのキャリア形成を見据えてキャリアチェンジをおこなう場合は、転職後すぐに大きな価値を生むことは望めません。例えば、営業職の方がマーケティング職にキャリアチェンジした場合、マーケティングについて1から学ぶ必要があるため、会社としては将来の成果に期待して投資するという意思決定をしています。
そのため、年収は下がる傾向にあります。ただし、足元の年収を重視するあまり、中長期で年収が上がらないといったケースもあるため、キャリアプランを考えたうえで、どういった選択をするべきか考えることが大切になります。
- 20代転職のメリット・デメリットは何ですか?
- メリットは、大きなキャリアチェンジが叶うということです。年齢のルールでもお伝えした通り、20代では未経験業界・職種へのキャリアチェンジがポテンシャルによっては叶います。
しかし、30歳を超えると明確な専門性が求められます。
今のキャリアに何かしらの悩みがある場合は、一度転職活動を始めてみることをおすすめします。
反対にデメリットは、継続性に問題があるのではないかと見られることが挙げられます。
新卒で入った会社に3年は在籍すべきである、といったことはありませんが、 短期間で複数回転職経験があると、書類選考の通過率が明確に落ちる傾向にあります。
継続性に懸念ありと見られる経歴例:
1社目:大手人材会社CA(1年在籍)→メーカー営業職(9か月在籍)→スタートアップ人事(現職10か月目)
20代では転職回数は3回までと言われているため、ポテンシャルが見られる20代だからと言って安易に転職をすることはおすすめしません。
- 自己分析のおすすめのやり方はありますか?
- エージェントの活用をおすすめしています。第三者と話すことで客観的に自分の価値観や強みが見えてきます。また、単純に自己分析をおこなうのではなく、エージェントはキャリアや企業に精通しているため、価値観や強みをキャリアに結び付けて転職先の提案をしてくれます。
まだ、転職意向がそこまで高くなく、エージェントに相談するのは気が引けるという方は、無料で自己分析できるアプリやツールもあるので、ぜひご活用ください。若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』では、24個の質問に答えるだけで簡単に自己分析とキャリア診断が可能です。
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マーケターへのキャリアチェンジに興味があるという方はこちら▽
ASSIGN
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