ASSIGN MEDIA

コンサルティングファームの年収ランキング。種類・職位別での年収や転職のポイントも

「コンサルティングファームの年収が知りたい」

「年収の高いコンサルティングファームに転職を成功させる方法はないのだろうか」

コンサルティング業界への転職を検討している方で、このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

コンサルティングファームの年収は、全業種のなかでも比較的高い部類に入り、平均年収が1,000万円を超える企業も少なくありません。

ただし、年収の高いコンサルティングファームに転職を成功するのは簡単ではなく、事前に知っておきたい注意点もあります。

そこで本記事では、コンサルティングの年収ランキングや種類別の年収、年収の高い企業への転職を成功させるポイントを詳しく解説します。

コンサルティング業界への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

コンサルティングファームの年収ランキング

業界動向サーチ」が発表した、コンサルティング業界の平均年収ランキング1〜15位は、以下の通りです。

順位企業名年収
1M&Aキャピタルパートナーズ2,688万円
2フロンティア・マネジメント1,233万円
3野村総合研究所1,232万円
4三菱総合研究所1,111万円
5ベイカレント・コンサルティング1,106万円
6シグマクシス・HD1,092万円
7ドリームインキュベータ1,086万円
8山田コンサルティングG825万円
9エクスモーション733万円
10マネジメントソリューションズ717万円
11タナベ経営711万円
12リンクアンドモチベーション671万円
13船井総研HD671万円
14識学648万円
15プロレド・パートナーズ646万円

引用元:コンサルティング業界 平均年収ランキング(2021-2022年)|業界動向サーチ

日本の会社員の平均年収は461万円ですので、15位までの全企業が日本の平均年収よりも大幅に高いことがわかります。

このことから、コンサルティング業界全体が高収入を期待できる業界だといえます。

【関連記事はこちら】

>>ベイカレント・コンサルティングの平均年収。福利厚生やボーナスもまとめて解説
>>デロイト トーマツ コンサルティングの平均年収。初任給や福利厚生もまとめて解説
>>ディルバートの平均年収。年代別の年収や福利厚生をまとめて解説
>>リブ・コンサルティングの平均年収。年代・職種別の年収や福利厚生を解説

コンサルティングファームの年収【種類別】

転職サイト大手のdodaのデータによると、種類別コンサルティングファームの平均年収は、以下の通りです。

順位コンサルティングの種類年収
1業務改革コンサルタント(BPR)680万円
2リスクコンサルタント678万円
3戦略/経営コンサルタント675万円
4ITコンサルタント590万円
5組織/人事コンサルタント579万円
6会計コンサルタント573万円

出典元:平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】 |doda(デューダ)

それぞれの特徴や仕事内容を詳しく解説するので、参考にしてください。

業務改革コンサルタント(BPR):680万円

業務改革コンサルタントは、業務の効率化や生産性の向上を支援する仕事です。

企業の業務プロセスを可視化して第三者視点で客観的に分析し、改善箇所の発見や的確なアドバイスをしています。

具体的な業務は以下の通りです。

  • 現行の業務プロセスの分析
  • 問題点の発見と改善策の提案
  • 情報システムの導入や最適化 など

業務改革コンサルタントが関与して業務改善を行うことで、より生産性の高い業務ができるようになり、不要な人件費削減や最適な人員配置につながります。

リスクコンサルタント:678万円

リスクコンサルタントは、企業や組織が直面するさまざまリスクを特定し、調査や分析、予防策を提案する仕事です。

売り上げを確保する上でのリスク調査はもちろん、コンプライアンスや内部監査、情報セキュリティ、人事マネジメントまで幅広くサポートします。

具体的な業務は以下の通りです。

  • リスク評価
  • 内部統制の設計・監査
  • 法令遵守のサポート など

企業のリスクは、企業内部からの視点だけでは見逃してしまうこともあります。

リスクコンサルタントが客観的な視点から調査することで、万が一のトラブルを防ぐことが可能です。

戦略・経営コンサルタント:675万円

戦略・経営コンサルタントは、企業の成長戦略や経営課題に対してアドバイスする仕事です。

企業の経営方針に関わる、重要な役割を果たします。

なお、戦略・経営コンサルタントの支援内容は多岐にわたり、会計や人事など幅広い分野の課題を扱います。

具体的な業務は以下の通りです。

  • 経営戦略の策定
  • 市場調査
  • 競合分析
  • 組織改革 など

クライアントの現状課題の把握から、市場や競合他社の状況を踏まえて分析を行い、最適な提案を検討していきます。

ITコンサルタント:590万円

ITコンサルタントは、IT・情報技術の活用を通じてクライアントの経営目標を達成するための支援を行う仕事です。

近年はデジタル技術やインターネットの発展、新たなデバイスの登場によって、業界問わずさまざまな企業でITの活用が求められています。

IT活用のニーズの高まりと同時に、ITコンサルタントの需要も高まっています。

具体的な業務内容は以下の通りです。

  • IT戦略の策定
  • システムの導入・最適化
  • デジタルトランスフォーメーションの推進 など

システム導入後には、費用対効果の分析を行ったり、企業全体を通して不具合が発生していないか確認したりするのも重要な業務です。

ITに関する技術やノウハウ、経験はもちろんのこと、企業の経営戦略の理解や課題発見能力などが必要となります。

ITコンサルへ転職するには。必要なスキルやSEとの違い、転職成功事例を紹介
ITコンサルへ転職するには。必要なスキルやSEとの違い、転職成功事例を紹介

組織・人事コンサルタント:579万円

組織・人事コンサルタントは、組織の経営課題を解決するために人材マネジメントや人事プロセスの提案・改善を行う仕事です。

「採用が進まず、事業が拡大できない」「採用できても育成ノウハウがなく離職率も高い」といった人材採用や人材育成における大きな課題を扱います。

具体的な業務は、以下の通りです。

  • 人材戦略の策定
  • 採用・評価システムの構築
  • 人材育成
  • 組織文化の変革 など

「クライアント企業が組織・人事のどの部分に課題を感じているのか」「どのような組織にしたいのか」といった内容のヒアリングが大切です。

また、実際に育成の場に入り直接指導するケースや、社内の教育担当者の育成をする場合もあります。

会計コンサルタント:573万円

会計コンサルタントは、企業や組織の財務管理や会計プロセスに関するアドバイスや支援をする仕事です。

会計や財務関係は、企業において生命線のようなものです。

お金周りのシステムが構築できていなければ会社の損益に影響し、財務管理が行き届いておらず不備が起これば、投資家からの信頼を失います。

そのような事態を防ぐためにも、会計コンサルタントは企業を守る重要な役目を担っているのです。

具体的な業務は、以下の通りです。

  • 会計プロセスの改善
  • 財務戦略
  • 予算管理
  • 投資や費用削減に関するアドバイス

会計コンサルタントとして活動するには、会計や財務に関する豊富な知識と経験が不可欠です。

コンサルティングファームの年収【職位・ポジション別】

コンサルティングファームでは、役職が上がるにつれて年収もアップします。

以下はコンサルティングファームにおける役職別年収の一例です。

役職コンサル経験年数平均固定給
パートナー7年以上2,500万円〜
プリンシパル5〜15年1,700万〜2,500万円
マネージャー2〜10年1,400万〜2,000万円
コンサルタント0〜6年900万〜1,300万円
アナリスト0〜3年500万〜800万円

また、コンサルティングファームでは、成績に応じてインセンティブが発生するのが一般的です。

そのため、社内で成果を出せば、平均以上に年収を上げられます。

年収の高いコンサルティングファームに転職するには

コンサルティングファームには、平均年収が1,000万円を超える企業も多く、なかには2,000万円を超えるような会社もあります。

そのような年収の高いコンサルティングファームに転職する方法は、以下の3つです。

  • 専門的なスキルや知識を獲得する
  • 前職での実績を強調する
  • 転職エージェントを活用する

それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。

専門的なスキルや知識を獲得する

高収入のコンサルティングファームは、優れたスキルと経験を持つ人材を求めています。

そのため、転職を成功させるには専門知識やスキルの保有が必要不可欠です。

例えば「業界動向サーチ」による平均年収ランキング1位のM&Aキャピタルパートナーズは、入社するにあたってセールス力・金融知識・会社経営知識・会計知識などが必要になります。

転職を目指すコンサルティングファームが求める人物像を把握した上で、親和性の高いスキルを保有することが重要です。

事前に研修へ参加したり資格を取得したりして、自身の専門性を高めておくことをおすすめします。

また、金融業界やIT業界など、特定の業界や領域に特化してスキルや知識、経験を身につけて差別化を図ることも重要です。

前職での実績を強調する

コンサルティングファームの採用活動では、本人が出した成果や実績に価値を置く傾向があります。

そのため、選考の際には、過去のプロジェクトでの成功や成果を具体的に示し、自身の役割と実績の強調が大切です。

他業種からコンサルティングファームに転職する際は、営業成績や実際に作成・活用したプレゼン資料などが役立ちます。

また、顧客からのフィードバックや他者からの信頼・評価を具体的に示すことも有効です。

転職エージェントを活用する

コンサルティングファームへの転職に強い、転職エージェントを活用することもおすすめです。

転職エージェントは、業界の動向や求人情報に精通しており、スキルや目標に合った求人を紹介してくれます。

転職希望者が個人で業界情報や求人企業を探すよりも、効率よく転職活動を進めることが可能です。

さらに、転職エージェントでは面接対策や書類添削などを行ってくれるため、転職の成功確率を上げられます。

20〜30代のコンサル転職なら伴走型の転職エージェント「ASSIGN AGENT」

コンサルティングファームへの転職成功確率を上げるには、転職エージェントを頼るのがおすすめです。

個人で転職活動を行うよりも、質の高い求人情報の獲得や高いクオリティの書類作成・さまざまな質問を想定した面接対策などができます。

なかでもコンサル転職に強い転職エージェントとしておすすめしたいのが、「ASSIGN AGENT」です。

ASSIGN AGENTは、20〜30代ハイエンド向けのキャリア支援に特化しているエージェントです。

多数のコンサル転職支援実績があり、コンサル業界に精通したプロのアドバイザーも在籍しています。

転職市場における最新情報や採用傾向、過去にコンサル転職を成功させた人の特徴などを知れます。

また、以下のような支援を受けられるのも特徴です。

  • キャリア面談
  • 求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接日程の調整代行
  • 年収交渉の代行 
  • AIによるキャリアシナリオの可視化(キャリア診断) など

なお、ASSIGN AGENTはキャリア戦略の検討から始めるので、「コンサルへの転職に迷っている・気になっている」という段階でも相談可能です。

コンサル業界への転職をお考えの方は、ぜひコンサル転職に強い転職エージェントの「ASSIGN AGENT」をご検討ください。

また、ASSIGN AGENTは一人の担当者が転職希望者側と企業側の両方とやりとりをする、両面型の転職エージェントです。

企業との密なコミュニケーションを通して入手した選考基準・入社後の業務内容・キャリアパスなどの情報を、転職希望者にそのまま共有しています。

さらに、無事に転職が成功した後も、ASSIGN AGENTの両面型エージェントが、定期的に面談の機会を設けて、なりたい姿への伴走をし続けます。

ASSIGN

アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

企業詳細へ

PICKUP / 編集者おすすめ

" alt="SIerの年収は?SIer業界で理想のキャリアを実現する">

SIerの年収は?SIer業界で理想のキャリアを実現する

未分類
" alt="転職を考える広報担当者必見!支援会社の広報が担う3つの重要な役割">

転職を考える広報担当者必見!支援会社の広報が担う3つの重要な役割

キャリアコラム
" alt="事業会社の広報として成功するためのキャリアパスと重要な役割">

事業会社の広報として成功するためのキャリアパスと重要な役割

キャリアコラム
" alt="転職エージェント『フォルトナ』では何ができる?特徴を解説">

転職エージェント『フォルトナ』では何ができる?特徴を解説

未分類
" alt="転職エージェント『コンコード』では何ができる?特徴を解説">

転職エージェント『コンコード』では何ができる?特徴を解説

未分類