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【SIer 年収】SIerの年収は低い?SIer業界の実態を徹底解説

SIer業界への転職は、多くのエンジニアにとって魅力的なキャリアパスの一つです。日本のIT市場において重要な役割を果たすSIer企業は、安定した需要と高い年収水準、そして幅広い技術経験を積める環境です。本記事では、SIer業界の年収水準や将来性、転職のメリットとデメリット、年収アップが期待できる方法、そして成功するための具体的な戦略について詳しく解説していきます。

そもそもSIerとは?

IT業界におけるSIとは、「System Integration」の略で、
システム開発や運用などを請け負う事業またはサービスのことを指します。

顧客の要望に応じて、ソフトウェアの設計や運用、コンサルティングに至るまで様々な仕事を請け負う企業のことを「SIer(System Integrator)」と言います。

SIer業界の年収水準は?

SIerの年収水準は、一般的に400万円~700万円程度(※1)と推察しています。ただし、この水準は企業規模や業務内容によって大きく異なります。特に、プライムSIerと呼ばれる大手企業では、さらに高い年収を期待できますし、また、高度な管理能力や優れた技術力を持つ人材の年収は、一般的なSIer業界の平均年収を大きく上回ることが多いです。

例えば、NTTデータでは平均年収は約905万円、日立製作所の平均年収は約935万円(※2)であり、このようなプライムSIer企業は年収水準が高いことが理解できます。

(※1)経済産業省『我が国におけるIT人材の動向』より引用
20代IT人材の年収平均値が413万円、30代が526万円、40代が646万円、50代で754万円と年代別年収分布が公表されているため、400万円~700万円の水準であると予想しています。

(※2)各社の有価証券報告書より引用

SIerの業界構造

SIerの業界構造は以下のようになっています。
一般的にクライアントに近い立場・上流工程に携われる一次請けのプライムSIer企業の方が年収が高いとされています。

プライム(一次請け):事業会社から直接案件を受注する企業

二次請け、三次請け:プライムから業務の一部を委託される企業

SES、派遣企業:設計・開発工程で人的リソースを提供する企業

SIerの分類

SIer企業には大きく分けて5つの種類に分けられます。
その内訳はメーカー系ユーザー系独立系コンサル系外資系の5種類です。
以下の記事に各種の特徴や業務内容、各種の平均年収ランキングについて記述しているのでこちらも合わせて読んでみてください。

SIerの分類と特徴。独立系、ユーザー系、メーカー系の違いを解説
【年収・売上高】SIerランキング|中途入社の難しい企業やキャリア形成がしやすい企業も解説!

SIerの平均年収ランキング

順位会社名平均年収
【1位】野村総合研究所1271万円
【2位】日本オラクル1160万円
【3位】シグマクシス1133万円
【4位】電通総研1128万円
【5位三菱総合研究所1080万円
各社の有価証券報告書「従業員の状況・平均給与」より引用

【1位】野村総合研究所:平均年収1271万円

野村総合研究所はシステム開発や運用、データ分析サービスを提供しています。
特に金融業界向けのシステムが強みで、クラウドサービスやデジタル技術を活用し、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。

金融業界をはじめとする産業知識が豊富で、企業の課題に応じた最適な提案が可能であること、高度なIT技術力に強みを持っています。

サービス導入事例
・auじぶん銀行にて勘定系システム、フロントシステムを同時更改

https://www.nri.com/jp/knowledge/publication/fis/kinyu_itf/lst/2022/02/09

サービス導入事例
・東海東京証券に店頭取引プラットフォーム「Allain」を提供開始

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2021/cc/1124_1

【2位】日本オラクル:平均年収1160万円

日本オラクルは、クラウドソリューション、データベース、エンタープライズソフトウェアの提供を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。業務効率化やデータ活用を目的としたソリューションを幅広い業界に提供し、ITインフラの基盤構築から運用管理までをサポートしています。

世界トップクラスのデータベース技術と統合型クラウドサービスを持ち、特にデータ処理の高速性と信頼性で高い評価を得ています。業界特化型のソリューションと深い技術サポートにより、顧客の多様なニーズに柔軟に対応できることが強みです。

サービス導入事例
パナソニックにて、Oracle B2C ServiceとAIチャットボットを導入
FAQにおける顧客の自己解決率を向上、業務負荷の軽減も実現

https://www.oracle.com/jp/customers/panasonic/

サービス導入事例
日産自動車にて、Oracle Cloud採用
自動車の設計開発段階のシミュレーション計算を迅速化

https://www.oracle.com/jp/customers/nissan-motor/

【3位】シグマクシス:平均年収1133万円

シグマクシスは「コンサルティング」と「投資」を事業の軸として、グループ各社が有するネットワーク力を生かして、様々な産業および企業の価値創造をしています。

同社の強みはコンサルティングの提供にとどまらず、自ら出資して事業運営することも視野に入れて課題解決の提案ができるところにあります。

導入事例
伊藤忠商事株式会社:「生成AI研究ラボ」生成AIサービス導入

https://www.sigmaxyz.com/sx/ja/business/case/case18.html

【4位】電通総研:平均年収1128万円

電通総研は、社会課題や市場変化を分析し、未来予測を行うことでクライアント企業や自治体に対する戦略的支援を提供しています。調査研究、データ解析、政策提言を通じて、ビジネスや社会のイノベーションに貢献していることが特徴です。

多岐にわたる専門家ネットワークと最新のデータ分析手法を活用し、精度の高いソリューションを提供しています。電通グループの広範なリソースを背景に、多様な業界に即した実効性のある提案が可能であることが強みです。

サービス導入事例
・三洋化成工業株式会社にCi*Xシリーズ を導入
三洋化成工業株式会社を含むグループ会社7社にシステムを導入し、約1400名の経費精算を効率化

https://www.dentsusoken.com/case_report/case/2024sanyo-chemical.html

サービス導入事例
TOTO株式会社にて、iQUAVISを導入
設計・開発に必要な複雑なデータを体系化し、設計情報探しのプロセスを解消

https://www.dentsusoken.com/case_report/case/2023toto.html

【5位】三菱総合研究所:平均年収1080万円

三菱総合研究所は、コンサルティングやシンクタンク業務を通じて、政府や企業の課題解決を支援しています。デジタル技術の活用や持続可能な社会の実現に向けた政策立案や新事業創出を得意としています。

高度なリサーチ力と幅広い専門分野を持つ専門家集団による課題解決型の提案力が強みです。また、三菱グループとの連携を活かした総合力で、国内外のクライアントに高い信頼を得ています。

サービス導入事例
キリンホールディングス株式会社
品質向上と効率化、AI導入により広げる醸造の可能性

https://www.mri.co.jp/service/pjt_cases/takumi-AI/dia6ou000002dqin-att/takumi-ai_kirin.pdf

サービス導入事例
東京五輪の円滑な運営に尽力
国内外からの多数の訪問者に安全・快適な経験を

https://www.mri.co.jp/service/pjt_cases/risk-management-for-visitors/index.html

人気のSIer業界に将来性はあるのか?

SIer業界は今後も成長の余地が大きいと考えられています。その背景には「デジタル化」「DXの進展」があります。
特にAI、IoT、クラウド関連の分野での需要が高まってきています。これらの分野に強みを持つSIerは、今後さらなる成長が期待できます。

SIerの業界トレンド

近年のSIer業界では、AI技術の高度化に対応する動きが加速しており、特に「生成AIの活用」への取り組みに注目が集まっています。
生成AIとは、ディープラーニングや自然言語処理の手法を用いて、画像・音声・テキストのデータを生成する技術を指します。ChatGPTをはじめとして、ビジネスシーンでの積極的な活用が期待されています。

SIerの具体的な取り組みは以下のものが挙げられます。

  • 自然言語処理に基づくテキスト、画像、音声の生成技術の開発
  • 医療分野での画像解析や診断支援、製造業での生産プロセスの最適化
  • データ分析や予測モデリングを用いたビジネスの意思決定支援や市場動向の予測

例えば、プライムSIerのNTTデータで以下のような取り組みがなされています。

保険業界大手の保険金支払業務における顧客説明資料をAIで自動生成(※3)

保険金支払業務における損害確認の結果を説明する際に、顧客に対して保険金支払内容の説明資料を作成するケースがありました。この業務の一部を自動化できたことで、レポート品質担保・担当者の資料作成負荷を軽減したいというニーズの解消に繋がったという実績があります。

(※3)NTTデータ『生成AI(Generative AI) | NTTデータ』より引用

SIerで働くことの「メリット」と「デメリット」

メリット

  • 安定した需要と将来性
  • 多様なプロジェクト経験
  • 最新技術への接触機会

SIerでは、さまざまな業界や大規模の企業のプロジェクトに携わることができます。
これにより、幅広い経験を積むことが可能となり、エンジニアとしてのスキルアップにつながるでしょう。
また、大手SIerには研究開発部門が存在することも多く、最先端の技術やシステムに触れる機会が豊富であることもSIerで働く魅力の一つです。

デメリット

  • 特定業界への特化
  • 長時間労働の可能性

様々な業界や大規模のプロジェクトに携われるSIer企業がある一方で、一部のSIerでは、特定の業界に特化した組織構造を持っている場合があり、幅広い経験を積むことが難しくなる可能性があります。
また、プロジェクトの納期が近づくと長時間労働が発生しやすい傾向にあります。
大規模なプロジェクトでは、複雑な要件や多数の関係者との調整が必要となり、プロジェクト管理の難しさというところに直面することもあるでしょう。

SIerでのキャリアパス

SIerでのキャリアパスは大きく分けて社内でのキャリアアップ社外への転職といった2つの選択肢があります。
それぞれについて以下で解説していきます。

SIer企業での経験を生かして、年収アップやキャリアアップを目指す方法として、プロジェクトマネージャー、技術の専門職、ラインマネージャーの3つの選択肢が考えられます。

プロジェクトマネージャー(PM)

経済産業省によると、プロジェクトマネージャーの平均年収は”891.5万円” (※4) となっています。
一般的なITエンジニアの平均年収は592.2万円(※4)、SIer業界の年収水準は400万円~700万円と推察されるため、プロジェクトマネージャーはかなり高い年収水準であることが分かります。
プロジェクトマネージャーになることで年収アップすることが期待できるでしょう。

以下の記事も参考にしてみてください。
pmとplの違いとは?プロジェクトを成功させるためのポイントも解説
【プロジェクトマネージャー 年収】プロジェクトマネジメントのポイントを解説

(※4) 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」より引用

技術の専門職

クラウドやセキュリティ・アプリケーションの中でもモダンな技術を磨いていき、開発者だったり、技術のスペシャリストとしてその案件に入って実際に手を動かしたりする職種です。

IT技術スペシャリストの平均年収は約758.2万円(※5)であり、こちらもSIerの年収水準や一般的なITエンジニアの平均年収よりも高いことが分かります。

Pythonなどの言語スキルやアジャイル開発経験などのスキルセットは転職市場で高く評価されています。
エンジニアとしてキャリアアップするためには、技術トレンドを押さえ、自身のスキルセットを磨くことが重要です。

(※5) 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」より引用

ラインマネジメント

プロジェクトマネージャーと似ており、
表立ってプロジェクトに参入していくのではなく、「部署単位の人材の管理」や「お金の管理」など完全に管理職に回っていくキャリアパスも存在します。現場のプロジェクトで成果を出すことよりも、組織としてどう売上を伸ばしていくのかに興味と適性があります。
プロジェクトマネージャーと兼任して勤められている方もいます。

社外への転職の選択肢

SIerから社外への転職の選択肢は、プライムSIerへの転職ITコンサルへの転職事業会社への転職といった3つの選択肢があります。
それぞれに転職する際に必要な経験・スキルについて記述していきます。

プライムSIerへの転職

プライムSIerに転職を成功させるためには、以下のスキルと経験が必要となるでしょう。

業界・開発環境に特化したスキル

プライムSIerへの転職を考える際、自身がどの業界に向けて、どのような開発環境で働きたいのかを明確にすることが重要であります。プライムSIerでは、システム開発経験のある即戦力人材を求めるケースが多いです。

例えば、
「Javaで金融機関システムの開発を5年程度経験している」「オープン系言語で製造業向けの開発を3年以上経験している」といったように、ピンポイントでのスキルマッチが求められます。そのため、目指す業界や開発環境での経験を積み、専門性を高めておくことが転職成功のカギとなります。

プロジェクトマネジメント経験

プライムSIerでは、プロジェクトマネジメントの経験も重視れます。
特に、大規模プロジェクトのリーダーやマネージャーとしての経験は、転職の際に大きなアピールポイントになります。

プロジェクトの計画立案、進捗管理、リスク管理、ステークホルダーとのコミュニケーションなど、プロジェクト全体を俯瞰して管理する能力が求められます。こうした経験を積むことで、プライムSIerでのキャリアアップも期待できるでしょう。

ビジネスレベルの英語力

例えば、NTTデータではビジネスレベルの英語力が応募資格に明記されているポジションもあります。

プライムSIerでもグローバルプロジェクトが増えている傾向にあり、英語力の重要性が高まってきています。
海外のクライアントとのコミュニケーションや、グローバルチームでの協働が必要なケースも多いです。

TOEICスコア800点以上、またはビジネスレベルの英会話力があれば、転職の選択肢が広がるでしょう。
英語力を磨くために、社内の語学研修制度を活用したり、自主的に学習を進めたりすることをおすすめしています。

最新技術トレンドへの理解

IT業界は技術の進歩が早く、常に新しい技術トレンドが生まれているため、クライアントのニーズに合わせて最新技術を導入するケースが増えています。

AI、ブロックチェーン、クラウドなど、最新の技術トレンドを理解し、自身のスキルセットに取り入れておくことが重要です。社内の技術研修や、外部のセミナー・勉強会に参加するなどして、常にアンテナを張っておくことが求められます。個人的に最新技術を使った開発プロジェクトに取り組むのも効果的であると考えています。

ITコンサルティングファームへの転職

プロジェクトマネジメントや上流工程での顧客折衝、要件定義よりも前の業務要件整理やRFP策定などに携わりたいと考えている場合は、ITコンサルティングファームへの転職も視野に入れてみましょう。

IT関連産業の給与等に関する実態調査によると、コンサルタントの平均年収は928.5万円(※3)となっているため、年収アップにも期待ができます。

ITコンサルタントは、ポテンシャルを重視した採用を行っている企業もあり、コンサルタントとしてのキャリアを実現しやすいという特性があります。

ITコンサルに転職する際に求められるスキルは以下の通りです。

  • ビジネス知識:クライアントの業界や事業内容を理解し、経営課題を把握する能力
  • コミュニケーション力:クライアントとの円滑なコミュニケーションを通じ、信頼関係を構築する能力
  • 論理的思考力:複雑な問題を整理し、論理的に分析・解決策を導き出す能力
  • プロジェクトマネジメント力:プロジェクトの計画立案から実行、進捗管理までを円滑に遂行する能力

これらのスキルは、SIerでの開発経験だけでなく、業務知識やマネジメント経験を積むことで身につけることができます。

(※3) 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」より引用

事業会社への転職

事業会社への転職を考える際、社内SEとして求められるスキルを理解しておくことが重要です。
特に、以下の3つのスキルが重視されます。

開発経験とシステム運用の知見

社内SEには、自社のシステムを運用・保守し、ベンダーとの折衝やエンハンス開発を行うことが求められます。
そのため、開発経験や運用保守の知見が必要不可欠です。特に、基本設計以降の開発経験や、業務改善に向けたエンハンス開発の経験があると、社内SEとしてのキャリアパスが開けやすくなります。

プロジェクトマネジメントとベンダーコントロール

30代以降の社内SEには、プロジェクトマネジメントやベンダーコントロールの役割が期待されています。
要件定義からリリースまでの一連の開発工程を経験し、マネージャーとしてプロジェクトを管理した経験があると、社内SEとしてのキャリアアップが望めるでしょう。

後輩育成とチームマネジメント

社内SEには、自社のIT部門のメンバーをマネジメントし、後輩を育成することも求められます。
チームをまとめ、メンバーの成長を支援する経験やスキルがあると、社内SEとしての価値が高まります。

転職先の選び方

SIer企業への転職を目指している方は以下を参考にしてみてください。

【未経験からの応募】

第二新卒の採用枠があるため、NTTデータがおすすめです。
転職では主として経験やスキルが求められるなかで、ポテンシャル採用をしています。

【同業界からの転職】

野村総合研究所がおすすめです。
平均年収が高いだけでなく、金融証券系システムといった難易度の高いシステムに触れられます。
また、社内キャリアパスも豊富です。

【幅広く経験を積みたい方】

ベイカレント・テクノロジーがおすすめです。
業界やソリューションによって、特定の業界に対応することが多いが、ベイカレント・テクノロジーは国内初のワンプールSI(※1)ということで、多くの経験ができることが魅力です。

【キャリアアップをしたい方】

日系・外資系問わずコンサルティングファームがおすすめです。
自分自身のビジネス視座を高くできるのみならず、年収アップ・スキルアップも期待できます。

SIer業界への転職方法

転職成功のためのポイントには以下のポイントがあります。

転職成功のポイント

  • 明確な志望動機の準備
  • 実務経験のアピール
  • 転職エージェントの活用

志望動機を明確にし、自身の経験やスキルを具体的な成果や貢献度を交えてアピールできるよう準備することが重要です。転職エージェントを利用することで、求職者様自身の経験やスキルの棚卸を一緒に行うだけでなく、効率的に情報収集や企業選び・選考対策を行うことができます。
アサインでは数々のプライムSIerへの転職実績があります。求職者様の理想のキャリアを叶えるために、エージェントが全力を尽くして転職を支援いたします。SIerへの転職を検討している方は面談予約を検討してください。

SIerの転職事例

SIer業界に転職された方の転職事例1

大手通信会社にてクライアントのインテグレーション

  →  コンサルティングファームのユーザー子会社のSIer

この方は前職が通信会社であったが、ネットワーク以外の領域にも担当することになり、よりネットワーク分野に特化したSIerに進みたいという思いから転職を決意。
プロジェクトマネジメントスキル・ネットワークの資格もかなり取られていたため、即戦力として、かつ前職から250万円もの年収アップでスペシャリストとしての採用となりました。

SIer業界に転職された方の転職事例2

大手損害保険会社からSIerに転職された新関様。
新卒で入社した損害保険会社では、商社向け保険商品の提案を担当。語学力を活かして成果を上げ、社長賞も受賞。しかし、幅広いスキルや経験を積む必要性を感じ、今後のキャリアを考えてSIerへの転職を決意。
現職の大手SIerでは、業界団体向けの企画や上流工程を担当し、保険関連の知識を活かしつつIT分野を学んでいます。中長期的には業務範囲を広げ、システム開発の経験を積むことを目指しているとのことです。

大手損保企業からSIerへ。自分の強みを活かしながら新規プロジェクトに奮闘する日々
大手損保企業からSIerへ。自分の強みを活かしながら新規プロジェクトに奮闘する日々

SIer業界から転職された方の転職事例

大手SIer企業から大手コンサルティングファームに転職された石川様。
新卒で株式会社NTTデータに入社し、決済プラットフォームシステムの開発や大規模プロジェクトのマネジメントを担当していた。しかし、キャリア形成への不安を感じ、転職を決意。弊社の支援を受け、キャリアの選択肢が広がると判断し、ベイカレント・コンサルティングへ転職。現職では、ITサービス提供企業の業務改善プロジェクトに参画し、前職の経験を活かしつつ新しい分野を学んでいる。将来的には、ITの知見を活かし経営に影響を与えるコンサルタントを目指している。

NTTデータからベイカレント・コンサルティングへ。ITのバックグランドを活かして、高難易度の課題解決を
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SIerへ転職ならASSIGN AGENT

アサインにはNTTdocomoみずほフィナンシャルグループ富士通、日立製作所などのSE出身エージェントが多数在籍しており、SEの方ならではの悩みにも寄り添いながら転職の支援ができます。
そしてアサインは以下の支援を徹底しています。

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転職の有無に関係なく、弊社はキャリアの相談を承っています。
キャリアについて漠然と悩みのある方は相談をお待ちしています。

SIer転職に関するQ&A

未経験からSIer企業に転職することは可能なのでしょうか。
結論、第二新卒の採用枠がある企業は未経験からでも転職できる可能性があります。しかし、それ以外は基本的には厳しい現状がありますが、稀に未経験を歓迎している企業や金融や官公庁など業務専門性が高い方を採用しているケースもありますので、応募要件を見て、選考する企業は見定めることが重要です。

まとめ

SIer業界は今後も需要が伸び続け、キャリアの可能性が豊富な分野です。
年収水準も日本の平均年収水準を上回っていること、特にプロジェクトマネージャーや高度な技術を持つエンジニアは高収入が期待できることから、SIer業界の年収は比較的高い水準であることが理解できたと思います。
ただし、企業や業務内容によって経験の幅や労働環境に差があるため、自身のキャリアプランに合った選択が重要です。中長期的なキャリアプランを見据え、専門家のアドバイスを受けながら、自身に最適なSIer企業を選択することが成功への近道となるでしょう。

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