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キャリアプランの書き方のコツとは。職種別での例文やNG例を紹介

キャリアプランとは、自分自身が今後どのようなキャリアを積み上げ、理想の実現に向けてどう行動するかをまとめた中長期にわたる計画です。

キャリアプランは転職にあたって必ず考えておきたい内容で、エントリーシートや履歴書で記入が求められたり、面接で質問されたりと優先度の高い項目です。

あらかじめキャリアプランを決めておけば、転職活動でより将来性をアピールできることはもちろん、仕事におけるモチベーション維持にも役立ちます。

そこで本記事では、転職活動で頻繁に問われるキャリアプランの書き方や作成時のポイント、職種別での例文を紹介します。

ぜひ自分のキャリアプランを検討する際の参考にしてみてください。

キャリアプランが問われる理由

キャリアプランは転職時のエントリーシートで記入を求められたり、面接で質問されたりすることが多い傾向にあります。

では、なぜ採用担当者は転職者のキャリアプランを知りたいのでしょうか。

選考時にキャリアプランが問われる理由は、主に以下の2点です。

  • 企業や業界との相性を確かめるため
  • 目標達成意欲を確かめるため

企業や業界との相性を確かめるため

1つ目は、転職者が将来的にどのようなキャリアを歩みたいかを知ることで、企業や業界との相性を確認するためです。

企業側は採用する人材に対して期待している働き方・業務内容が明確であることが多いです。

もし転職者が考えるキャリアプランと企業が求めている人物像が一致しなければ、「入社しても定着しないのでは」「すぐ転職する可能性がある」と判断してしまいます。

例えば営業職の場合、「まずは入社後の数年間で営業スキルを磨き、3年後にはチームマネージャーを目指したい」などと伝えても、もし企業が求めている像とかけ離れていれば評価されません。

このように、転職者が応募企業で実現できるキャリアプランを描いているかどうかを確認し、長期的に働いてくれそうかを判断しています。

目標達成意欲を確かめるため

キャリアプランは、ただ高い目標を設定すればよいわけではありません。

ただ目標を設定・計画するだけでなく、目標に対してアプローチするための実行に移す力・工夫があるのかという観点もチェックしています。

例えば、未経験業界への転職を決めたにもかかわらず「数年後に管理職を目指す」などと伝えてしまえば、「無謀すぎる」「計画力がない」と判断されてしまいます。

なりたい姿に対して今の自分にはどのような経験・スキルが足りなく、過程でどのような行動をするのかを、合わせて伝えられるようにするのが望ましいです。

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キャリアプランの書き方のポイント

ここからは、具体的にキャリアプランの書き方を解説します。

以下の手順で考えることで、目指す理想像や今後の道筋が整理されます。

  1. 将来的になりたい姿を考える
  2. 現在の自分とのギャップを明確にする
  3. 到達のためにやることを具体的に挙げる

転職活動のなかでは、上記の内容をうまく組み合わせながら訴求をするようにしてください。

将来的になりたい姿を考える

まずは、将来的になりたい姿を具体的にイメージします。

3、5、10年後などとマイルストーンを設け、それぞれの時点でなりたい姿を検討するとわかりやすいです。

以下の問いに答える形で、なりたい姿を深掘りしてみてください。

【将来なりたい姿の例】

  • 社内のチームリーダーとして活躍する
  • エリア内で営業成績1位を取る
  • 残業のない環境で、仕事とプライベートのメリハリをつける
  • フリーランスとして独立し、場所を問わず働けるようになる

なお、将来的になりたい姿を考えるときには、自分の理想だけでなく実現可能性も考慮しなければなりません。

「Will-Can-Mustのフレームワーク」を使用し、以下の3つの視点からキャリアプランを検討してみてください。

Will(何がやりたいか)仕事を通じて実現したいこと、理想の暮らし方、理想の働き方
Can(何ができるか)自分が持つスキル、長所、経験、保有資格
Must(何をやるべきか)会社からの要望・期待、生活する上で譲れない条件

理想だけでなく現在の自分や周囲のことを考慮しながらキャリアを明確にすることで、現実とかけ離れ過ぎず、かつ自分のよさや強みが活かせるキャリアプランを検討できます。

現在の自分とのギャップを明確にする

続いて、なりたい姿と現在の自分とのギャップを検討します。

なりたい姿と現在の自分を照らし合わせて「現在の自分には何が足りていないのか」「今後伸ばすべき能力は何か」を明確にしてみてください。

なお、ギャップを明らかにするには、現在の自分の強み・スキルを正しく把握することが大切です。

もし自分の強みがはっきりしない場合は、まず自己分析に立ち返り、自分の経歴やスキルを棚卸ししてみてください。

また、自己分析で自分を客観的に捉えられず、どうしてもギャップの分析が甘くなってしまう場合は、転職エージェントを活用するのも一つです。

転職エージェントはプロのキャリアコンサルタントが在籍しているので、これまでの経歴や実績から自分の強み・市場価値を判断してくれます。

第三者に相談しながら進めることでより自分を客観視でき、キャリアの方向性も明確になりやすいと言えます。

ぜひ転職エージェントの利用も検討してみてください。

到達のためにやることを具体的に挙げる

最後に、なりたい姿に到達するために「いつ・何をするのか」という中間目標を具体的に挙げていきます。

最終的な理想像が決まっても、それを達成するまでの中間目標がないとモチベーションの維持が難しく、途中で挫折してしまう可能性が考えられるためです。

中間目標があれば、短期間でこまめな達成感が得られることはもちろん、「着実にキャリアを積んでいる」という安心感も得られます。

中間目標を考える際は、まず年単位でざっくりとなりたい理想像を考え、その後さらに細分化して具体的な行動を考えていくのが望ましいです。

以下の項目について考えるようにしてください。

  • 身につけたいスキル・経験
  • 企業からの期待・やるべきこと
  • 獲得したい実績

上記の内容を書き出し、その内容を達成するまでにかかる期間を検討することで、明確な中間目標を設定できます。

例:「3年目に営業チームリーダーに就任する」というキャリアを掲げた場合

1年目

  • 自社商品やサービスに精通する
  • 営業ノウハウを習得する
  • エリアで月間営業成績1位を獲得する

2年目

  • 部下の教育を担当する
  • エリアで月間営業成績1位を連続で獲得する
  • チームの売上10%アップに貢献する

20代から考えるキャリアプランの立て方とポイントを解説
20代から考えるキャリアプランの立て方とポイントを解説

キャリアプランのNG例

自分の理想を実現するために立てるキャリアプランは、曖昧なものであっては意味がありません。

転職の際に評価されないキャリアプランは、以下の3つです。

  • 実現可能性が低いもの
  • 具体性に欠けるもの
  • プライベートを重視しすぎている

実現可能性が低いもの

「本当に実現できるのか」と疑われてしまうようなキャリアプランは望ましくありません。

例えば、未経験分野への転職にもかかわらず「1年後までに管理職を目指す」といった今の自分の立ち位置を全く考慮できていない、無理のあるプランです。

こういった内容では「現在のスキルや経歴を正しく理解できていない」「計画性がかけている」と判断してしまう可能性があります。

自分のスキルや経歴を客観的に判断できていれば、実現不可能なキャリアプランを設定してしまうことはありません。

今の自分を過信せず、現状を正しく把握することが重要です。

また、志望先企業の事業内容や業界の特色とかけ離れているプランも望ましくありません。

求人募集をしている企業は、「こういう人材を採用したい」「採用した人材にはこう活躍してほしい」という希望がはっきりとしています。

その希望と全く異なるキャリアプランを伝えてしまうと、「自社のことをきちんと調べていない」「本人の希望と合わない」と採用を見送られてしまう可能性が高い傾向です。

自分の理想だけでなく、現状の自分や応募先企業での方針を踏まえてキャリアプランを検討してみてください。

具体性に欠けるもの

到達までのプロセスがイメージできないような、具体性に欠ける内容も望ましくありません。

例えば、「営業部門のリーダーを目指したい」という目標を掲げていても、それを達成するまでの間に応募先企業でいつ・何をするかが明確でないと、どれだけよいキャリアプランを伝えても説得力に欠けてしまいます。

企業側は、ただ将来的に目指す姿だけでなく、到達までのプロセスで何をして、会社にどのような影響をもたらしてくれるのかが気になっています。

単に仕事の目標を決めておくのではなく、「到達するまでにいつ・何をすればよいか」という観点で考えてみてください。

プライベートを重視しすぎている

キャリアプランはあくまで仕事を中心とした行動計画ですので、プライベートを重視しすぎた内容には注意が必要です。

例えば「貯蓄をして〇歳で早期退職したい」などの回答は、転職活動の場で伝える内容としてはあまり好ましくないと言えます。

もちろんプライベートとの両立は大切ですが、企業側としてはプライベートとは別で「どのようなキャリアを積みたいか」「どのような人材として活躍してくれるか」を知りたいと考えています。

キャリアプランはプライベートと切り離して伝えるようにしてください。

【年代別】キャリアプランのポイント

年代によって企業が求める人物像やポジションも異なるため、年代別でキャリアプランを作る際のポイントも異なります。

ここでは、以下4つの年代に分けて、キャリアプランのポイントを解説します。

  • 20代前半
  • 20代後半
  • 30代
  • 40代

20代前半

20代前半は社会経験はもちろん、保有しているスキル・専門性が少ないため、いかにポテンシャルをアピールできるかがポイントです。

キャリアプランのなかでは、求められている仕事を全うする意識だけでなく、社内の業務に自ら挑戦し、スキルや知識を高めていく姿勢を伝えてください。

20代前半は即戦力としてのアピールは難しいですが、入社2、3年後には会社に貢献しているイメージを伝えられれば、採用確率も高まります。

【アピールしたいポテンシャル】

  • 学習意欲
  • 向上心
  • 挑戦心
  • 素直さ
  • 吸収力
  • 柔軟性 など

ただし、「1年目は〇〇のスキルを学びたい。2年目は〇〇の経験を積みたい。」などと完全に受け身の姿勢は望ましくありません。

社会経験の少ない新卒では「積極的に学ぶ姿勢」も評価されますが、中途採用では「会社に貢献できるか」という観点が重視されます。

自分でスキルアップを目指すだけでなく、「今あるスキル・経験を活用し、会社に貢献したい」という姿勢をアピールすることが重要です。

20代後半

20代後半は、20代前半に不足している実務経験があるので、即戦力としての活躍が期待されます。

20代前半で重要だったポテンシャルだけでなく、「自分のスキルや経験をどう活用して、どう会社に貢献するか」という観点でもアピールしてみてください。

なお、20代後半の人に対しては、後輩の指導やチームリーダーとしてまとめる立場になってほしいと考える企業も多い傾向です。

ただ自分のスキルを伸ばす意識だけでなく、組織・チームへの貢献を意識したキャリアプランを検討してください。

30代

30代は、会社を中心となって回すポジション・役職として期待されているケースが多い傾向です。

入社してからやりたいことではなく、これまでの経験を通して習得したスキルを主体にしたキャリアプランが求められる傾向があります。

なお、30代からの主なキャリアの方向性としては、専門性を磨いて專門職になるか、会社の経営をコントロールする管理職になるかの2通りです。

募集している職種や会社の方針によっても期待する方向性がさまざまですので、会社側が何を期待して自分を採用するのかを考えながら、キャリアプランを検討するのが望ましいです。

40代

40代は管理職採用が多く、未経験分野への転職はほとんどありません。

管理職へ応募する場合には、企業が求める人材像を理解した上で、応募先企業の課題を整理し、解決策を整理してキャリアプランを伝えることが大切です。

なお、長年キャリアを積んでいる40代は、自分の能力や経験を過信しがちです。

まず自分の市場価値を客観的に判断し、強みを正しく見極めた上でキャリアプランを設定する必要があります。

企業の情報を入念に確認しつつ、50代・60代の働き方も視野に入れながら「自分がどのような方向性でキャリアを積みたいか」を検討するようにしてください。

【職種別】キャリアプランの書き方例文

ここからは職種別にキャリアプランの回答例を紹介します。

  • 営業職
  • エンジニア
  • 製造業
  • マーケティング
  • 販売職

営業

将来的には、御社の営業部署の管理職へ昇進したいと考えています。

そのためにも、まずは御社の商材に精通し、できるだけ早く営業経験を積みたいです。

現職では営業担当として獲得できたリピート率が6割ほどだったので、御社では7割超えを目標に取り組みたいと考えています。

また、入社3年目からは自分の営業成績だけでなく、チームや営業部全体を俯瞰して部下をまとめたり、営業スキルの底上げに向けた取り組みをしたりと、さらに会社全体へ貢献できるよう行動していきたいと考えてます。

エンジニア

将来的には御社のプロジェクトマネージャーに就任したいと考えています。

マネージャーとして管理ができるようになるためにも、入社後3年間はITエンジニアとしてシステム構築・運用・保守に励み、顧客の満足度向上を目指していく考えです。

また、そのなかでチームの進捗管理やマニュアル作成などできることにも挑戦し、開発スキルだけでなくマネジメント力も並行して身につけたいと考えています。

そして、おおよそ10年後には、プロジェクトを効率よく・確実に成功に導けるプロジェクトマネジャーとして活躍したいと考えています。

製造業

将来的には、消費者のニーズや期待に合わせて魅力的な商品を考える「商品企画」を目指したいと考えています。

そのためにも、まず1〜2年目で業務を実直に遂行し、製造業務をはじめ品質管理・生産管理の業務を責任持って担当したいです。

その後は現場での新人教育や業務監督といった責任ある仕事を任せてもらえるよう、管理の確実性から信頼を獲得したいと考えています。

なお、将来的に商品企画に携わるにはプレゼン力や企画力、​​Illustrator、Photoshopの操作スキルも必要ですので、個人的に習得を進めていきたいと考えています。

マーケティング

御社のマーケティングディレクターに就任することを目標としています。

そのためには、まず自社サービスの宣伝や広報活動に従事し、足りないノウハウをしっかりと身につけたいです。

前職では、アンケートを実施して市場の動きやターゲットの心情を把握したり、トレンドをもとに店舗の宣伝方法を考えたりとさまざまな工夫をしてきたので、その思考力を活かしつつ確実なマーケティング施策を検討したいと考えています。

なお、マーケティングスキルだけでなく、チームを引っ張っていくリーダーシップやコミュニケーション力、一つひとつのプロジェクトを管理するマネジメントスキルの向上にも磨きをかけ、周りからの信頼を得られるよう努力したいと考えています。

販売職

私は先頭に立って物事を進めることが好きなので、まずは御社で販売員としてスキルを身につけたあと、店長として店舗の売上管理や商品管理を行いたいと考えています。

店長になるにあたって、まずは接客スキルを磨くことに注力したいと考えています。

販売スタッフとして成果を出し、その後は3年を目安に顧客管理・在庫管理といった業務を担当できるよう店舗スタッフからの信頼を獲得したいです。

また、部下の指導・マネジメントなどの業務にも積極的に挑戦し、売り上げや利益目標を達成しつつもほかの従業員のやりがい・満足度も上げられるような対応ができるようにしたいと考えております。

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