SaaS企業へ転職したい人必見。職種や代表的な企業、成功のコツを紹介

SaaS企業へ転職したい人必見。職種や代表的な企業、成功のコツを紹介

SaaS業界は、近年右肩上がりで市場規模を伸ばしている注目の業界です。

リモートワークの拡大や働き方の多様化により、今後さらにSaaSの活用が加速すると予測されています。

こういった動向もあり、注目のSaaS企業への転職をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

ほかの業界と比べSaaS関連の求人は多いものの、人気の業界であるため競争が激しく、採用されるには相応の知識とスキルが必要です。

転職を成功させるためにも、まずはSaaS業界の特徴や仕事内容、ビジネスモデルなどを把握しておく必要があります。

そこで本記事では、SaaS企業の仕事内容や必要なスキル、転職を成功させるためのポイントを解説します。

SaaS企業への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

SaaS企業とは

転職活動

SaaS(Software as a Service)はクラウド上で使用できるソフトウェアサービスであり、そのサービスを提供する会社をSaaS企業と言います。

SaaSはクラウド上で操作できるため、インターネット環境さえ整っていれば端末や場所、時間を問わず利用できるのが最大の魅力です。

具体的には、ZoomやChatwork、Google カレンダーなどが該当します。

SaaSは基本的に、月額課金制であるサブスクリプション型が多い傾向です。

SaaSの例:

法人向け個人向け
・会計ソフト
・在庫管理システム
・勤怠管理システム
・シフト管理システム
・電子契約サービス
・ビジネスチャットツール
・動画配信サービス
・音楽配信サービス
・eラーニング
・会計ソフト

SaaS企業への転職が注目されている理由

転職活動

SaaS企業への転職が注目されている理由は、以下の通りです。

  • SaaSの国内市場が伸びている
  • 新規事業の展開や事業拡大に伴い、求人数も増加している

SaaSの国内市場が伸びている

SaaSの国内市場は、近年右肩上がりで成長しています。

実際に IDC Japan 株式会社が発表した国内クラウド市場予測によると、SaaSを含む2021年の国内クラウド市場規模は、前年比34.7%増の4兆2,018億円となりました。

2026年には、2021年からのおよそ2.6倍の数値にあたる10兆9,381億円になると予測しています。

参考:国内クラウド市場予測を発表|IDC

SaaS業界が注目されている背景は、デジタル化・DX化の加速です。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって業務のデジタル化が進み、テレワークやリモートワークでSaaSを利用する会社が増加しました。

SaaSはソフトウェアの機能をクラウド上で利用できるため、インターネットが使える環境であればどの場所・デバイスからでも利用できます。

今の時代に合った多様な働き方に対応できるのが、SaaSの魅力です。

今後もDXの推進に伴い、さらにSaaSが普及すると予想されています。

新規事業の展開や事業拡大に伴い、求人数も増加している

SaaS業界の成長に伴い、転職市場でも採用活動が活発です。

SaaS分野の新規事業立ち上げや事業拡大を目指す企業が増えた結果、ほかの業界と比べ求人数が多くなっています。

また、SaaS業界自体の歴史が浅い分、他国と比較して国内におけるSaaS業界経験者が少ない傾向にあります。

その結果、業界未経験者の採用を前提に採用活動を進めている企業が多く、SaaSという急成長している業界へ未経験から挑戦できるチャンスがあります。

転職前に知っておきたいSaaS企業の職種

SaaS企業には、大きく分けて以下3つの職種があります。

  • マーケティング
  • 営業
  • 開発

ここからは、それぞれの役割と仕事内容を解説します。

マーケティング

マーケティング部門では、自社商品のマーケティング戦略の企画をはじめ、オウンドメディアの運用、コンテンツの作成などを担当する部門です。

自社サービスをまだ検討していない・知らない潜在層に対してさまざまな形でアプローチし、最終的には自社サービスを利用する顧客へとつなげるのが大きなミッションです。

SaaSのマーケティング手法としては、以下のような内容が挙げられます。

例:

  • 自社サービスの特徴や導入事例などをまとめたホワイトペーパーの作成
  • Googleなどの検索エンジンから集客を狙うコンテンツSEO
  • SNSやWebサイトなどへ広告を配信
  • CMの配信 など

企業によっては、営業とマーケティングが同部署で活動している場合もあります。

営業

SaaS企業の営業は一般的な営業担当のあり方とは異なり、3つのパートに分かれています。

それぞれの役割と仕事内容は、以下の通りです。

部署役割と仕事内容
インサイドセールス・広告やホームページなどを見て関心を持った見込み顧客に対してアプローチをかける
・基本は電話やメールなど非対面でやりとり
・課題のヒアリングと自社サービスの説明を行い、興味を持った見込み客の商談アポを獲得する
フィールドセールス・インサイドセールスから引き継いだ見込み客と実際に商談をし、成約を促す
・すでに自社サービスを理解している、成約率の高い顧客へアプローチできる
カスタマーサクセス・自社サービスを導入した顧客のフォローを行い、継続利用を促す
・顧客に対してサービスの満足度や不満点、顧客の課題点などをヒアリングする
・場合によっては別の自社サービスも提案する

上記3つの役割に分かれて各々が専門性を発揮し、売り上げの最大化を目指します。

開発

主に自社サービスの開発を担う部門です。

クライアントが長期的に利用したくなるサービスを開発し、その後も顧客からのフィードバックや要望、利用データをもとにサービスの改善に努めます。

SaaS企業は顧客が長期間にわたってサービスを利用してもらうことで売り上げを出すので、顧客からのフィードバックを分析し、製品に反映、改善していくことが最重要です。

クライアントの満足度を高めるために粘り強く取り組める開発が重宝されます。

SaaS企業への転職に必要なスキル

SaaS企業への転職で必要なスキルはさまざまですが、以下4つのスキルはどの部門でも必要です。

  • 課題発見・解決力
  • データ分析力
  • 長期的な視点で計画・戦略を立てる力
  • 強調性

課題発見・解決力

SaaS企業では、顧客の課題や悩みを発見し、解決へ導く「課題解決力」が重視されます。

マーケティング・営業・開発のどの部門においても、顧客の課題や悩みを明確に掴み、その内容を解決するために工夫・改善することが求められます。

顧客の課題を解決し、顧客満足度を長期的に上げていくことが、SaaS企業での売り上げ向上には欠かせません。

データ分析力

SaaS企業で働くには、データ分析力も必要です。

SaaS企業では、顧客の満足度を向上させ解約率を下げるために、自社サービスの改善を繰り返す必要があります。

そのためには、SaaSを利用するユーザーの行動ログや利用状況などの分析が欠かせません。

「どの機能が頻繁に使われているか」「離脱率は増えたか・減ったか」などの数多くのデータをサービス改善のために有効活用します。

また、顧客から伝えられたフィードバックを分析し、サービスに反映することも重要です。

長期的な視点で計画・戦略を立てる力

SaaS企業が重視するのは、サービス利用の継続率を維持し続けることです。

SaaS業界では新規契約を多数獲得できたとしても、その後サービスを継続して利用してもらえなければ売り上げは成り立ちません。

中長期的な成果を求める分、長期にわたる計画に基づいて物事を捉える必要があります。

「クライアントの解約率を下げないための戦略を立てられるか」は最も重要なポイントだと言えます。

強調性

SaaS企業は他部署との結びつきが強いため、チーム全体を意識して行動する協調性が重要です。

SaaS企業では、マーケティング・営業(インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス)・開発の3パートが互いに連携して業務を進行します。

成果を出すためには自分の担当のことだけを考えるのではなく、その次のプロセスまで想定することが大切です。

例えばインサイドセールスの場合、商談を行うフィールドセールスの担当者に対して自社サービスへの関心の高い見込み客を受け渡すことで、成約率を高められます。

このように各部署が連携することで売り上げアップにつながるため、全員がチーム全体を見て、協調性を持って業務にあたる必要があります。

代表的な国内SaaS企業一覧

代表的な国内SaaS企業の事業内容やサービスを紹介します。

  • サイボウズ株式会社
  • 株式会社エス・エム・エス
  • freee株式会社
  • Sansan株式会社
  • インフォマート株式会社

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社

引用元:サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、企業の情報共有ソフトウェアとしては業界トップのシェアを誇るSaaS企業です。

SaaSの導入実績4.6万社以上にもなり、低価格で使いやすいクラウドサービスによって業務改善・業務効率化につながったという声が多数あります。

また、サイボウズ株式会社はグローバル事業拡大にも積極的であり、日本No.1から世界No.1を目指しています。

現在ではアメリカや上海などで事業展開をしていて、今後の海外進出も期待できるはずです。

株式会社エス・エム・エス

株式会社エス・エム・エス

引用元:株式会社エス・エム・エス

株式会社エス・エム・エスは、シンガポールやインドネシアなど計8拠点に展開する大手SaaS企業です。

高齢社会が直面する「質の高い医療・介護サービスの提供が困難になる」「現役世代の負担がより深刻になる」といった課題の解決につながるさまざまなサービスを提供しています。

代表的なSaaSが、介護ソフト「カイポケ」です。

カイポケには、以下のような機能が備わっております。

  • 書類の転記作業、資料確認
  • 請求書作成
  • 勤怠管理
  • 採用活動支援
  • 開業支援
  • ホームページ制作

介護を提供する会社に必要な機能を全て揃えることで、介護業界の残業削減・業務効率の向上に貢献しています。

freee株式会社

freee株式会社

引用元:freee株式会社

freee株式会社は、クラウド会計ソフトで国内No.1のシェアを誇る「freee会計」を提供しています。

freee会計では、以下のような事務作業・管理を一つのツール内で完結できます。

  • 決算書・請求書作成
  • 確定申告
  • 経費計算
  • 記帳
  • 労務管理
  • 勤怠管理 など

近年は副業やフリーランスで働く人が多く、確定申告を自身で申告する人が増えていることから、今後も利用ユーザーが増加すると予想されます。

Sansan株式会社

Sansan株式会社

引用元:Sansan株式会社

Sansan株式会社は、営業を強くするための営業DXサービス「Sansan」を提供しています。

営業DXサービス「Sansan」には、以下のような機能や情報を搭載しています。

  • 最新の企業情報
  • 名刺のデータ化・管理
  • メール・電話・面会の接触履歴を記録
  • 組織改編や人事異動など顧客の変化を通知
  • 一括メール配信 など

必要な情報をクラウド上でデータベース化して社内で共有し、営業や商談、マーケティング施策に活用できます。

株式会社インフォマート

インフォマート株式会社

引用元:株式会社インフォマート

株式会社インフォマートは、大規模な「BtoB電子商取引プラットフォーム」を提供するSaaS企業です。

2022年7月時点で76万社以上もの導入実績があり、年間流通金額は18.5兆円と国内トップクラスの規模を誇ります。

具体的には商談・受発注・規格書・請求書・見積書・契約書・業界の計7つのシステムを提供しています。

BtoBプラットフォームを活用すれば⽣産性の向上・時短・コスト削減が期待できるため、多くの企業が導入を進めているようです。

SaaS企業への転職を成功させるコツ

SaaS企業への転職を成功させるには、以下のポイントに気をつけてください。

  • SaaSのビジネスモデルを理解する
  • SaaS企業への志望動機を明確にする
  • 転職エージェントを利用する

SaaSのビジネスモデルを理解する

SaaS企業へ転職するにあたっては、まずSaaSのビジネスモデルを理解する必要があります。

SaaS企業は、一般企業と違ってやや特殊な業界です。

一般企業は基本的に売り切り型の商品を提供するため、新規の契約を作り続けることが重要なポイントとなります。

一方SaaSのビジネスモデルは、顧客が商品やサービスを購入するのではなく、一定期間利用できるサービスに対して料金を払う「サブスクリプション」の料金体系です。

そのため、新規顧客の獲得以上に「顧客が自社サービスを長期的に利用してもらうこと」を重要視しなければなりません。

いかに解約率を下げながら導入後の顧客フォローができるかが、売り上げをたてる上で重要だと言えます。

長期利用を促すには、クライアントと関係性・信頼を構築した上で顧客の声を製品に反映することが欠かせません。

サービスを利用する顧客とやりとりして課題や不満点などをヒアリングしたり、利用状況のデータを収集・分析したりして、サービスを改善し続ける必要があります。

サービス導入からアフターフォローまで一貫して対応する点が、SaaS企業ならではの特徴です。

SaaS企業への志望動機を明確にする

競争率の激しいSaaS業界への転職を成功させるには、大前提として明確な志望動機が必要です。

SaaS業界は成長が著しく大きな注目を浴びている業界だからこそ、転職を希望する人が増えています。

「SaaS業界が伸びてきているから転職したい」という理由だと、競争率の激しいSaaS業界で内定を獲得することは難しいです。

確実に転職を成功させ、かつミスマッチを防ぐためにも、「なぜ未経験からSaaS企業へ転職するのか」を明確に説明する必要があります。

さらに、今後もSaaS関連の企業が増えていくなかで「数あるSaaS企業のなかでなぜそのSaaSなのか」を考えておくことも重要です。

SaaS業界の採用活用では「会社の事業内容に思いはあるか」や「会社の目標を達成する意識が高いか」を重視している企業が多い傾向にあります。

転職活動では、そのSaaS企業が提供するサービスや事業内容への共感、参画したい熱意を伝えることが重要になります。

転職エージェントを利用する

SaaS業界は成長が著しいこともあり、多くの求職者が狙っている競争が激しい業界です。

求人が多いとはいえ応募には経験豊富な人材が集まる傾向が強く、正しい対策をしないと転職が難航する恐れがあります。

そのため、SaaS企業への転職をするなら転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントにはSaaS業界を知り尽くしたアドバイザーが在籍しており、最新の企業情報や採用傾向を共有してくれます。

あなたの経歴やスキルを踏まえて見合う企業を紹介してくれたり、面接や書類作成の支援を受けたりできるので、プロの視点を踏まえ戦略的に転職活動を進められます。

また、転職エージェントでは自分のスキルや経験の棚卸しをアドバイザーと一緒に行うこともできるので、第三者に相談しつつ転職活動を進めたい人には特におすすめです。

SaaS企業の最新情報を知りたい人や、ミスマッチを避けて転職を成功させたい人は、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。

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