【在職中の転職活動の進め方】平日面接への対応方法について
在職中の転職活動では、平日の面接でどう日程を調整するか悩む方もいらっしゃると思います。
特に思いもよらず「繁忙期と重なる」「面接先が遠方」である場合、面接日程の調整は容易ではありません。
本記事では、在職中の転職活動において平日の面接をどの様に調整したのか、進め方についてご紹介いたします。
平日の面接対策として、ぜひ参考にしてください。
在職中に転職活動をする求職者の割合
まず、在職中に転職活動をする求職者の割合をご紹介したいと思います。
以下は、総合求人・転職支援サービス「エン転職」を利用するユーザー10,663名を対象に、実施されたアンケートの結果を示したものですが、ほとんどの方が現職と並行して転職活動を進めたことが見受けられます。
転職活動は現職との都合を上手く調整しながら、進めることをお勧めいたします。
出典元:1万人が回答!「転職活動」実態調査-『エン転職』ユーザーアンケート|エン・ジャパン株式会社
在職中の転職活動!平日に面接に行くための対処法
実際に転職する際にどの様に平日で調整をしているかについて、ご紹介いたします。
就業前・就業後で調整する
在職中の業務にも影響がなく、応募先企業へも負担が少ない方法が、業務時間外である就業前と就業後で、面接日程を調整する方法です。
もちろん、この方法を選択できるかどうかは応募先企業の都合によって変わります。
そのため、応募先企業から面接日程について聞かれた際は、在職中であることはもちろん、就業前と就業後のどの時間帯であれば確実に面接可能かを把握のうえ伝えるとよいでしょう。
企業にもよりますが、応募先企業のスケジュールによっては、就業前・就業後で面接日程を調整してもらえる場合もあります。
土日での日程調整を模索する
平日、就業前・就業後の面接がどうしても難しい場合には、土日での面接日程の調整が可能かどうかを確認してみましょう。
もちろん、応募先企業が土日休みの場合には、この提案自体がネガティブに働くこともあるため、「お休みのお時間を頂戴するお願いとなり大変恐縮でございますが」など、失礼のない対応を心がけてください。
面接が役員面接となる場合には、土日での日程調整はより難しくなります。
可能な限り平日で調整することを心掛けるとよいでしょう。
半休(午前・午後)取得で調整する
平日の就業前・終業後、もしくは土日での日程調整が難しい場合、応募先企業の面接日程に応じて、午前休・午後休などの半休取得も視野に入れるとよいです。
複数の応募先企業の面接が重複しなければ、基本的には午前面接、午後出社など在職中の業務への影響が少なく、応募先企業へも迷惑をかけずに進めることができます。
オンライン面接で調整する
現在はコロナ禍ということもあり、一次面接から最終面接までオンライン対応をされる応募先企業も増えています。
「一般社団法人 日本経済団体連合会」が2020年9月15日に発表した「2021年度入社対象 新卒採用活動に関するアンケート結果」には、以下の通り記載されています。
出典元:2021年度入社対象 新卒採用活動に関するアンケート結果|一般社団法人 日本経済団体連合会
本調査によると、コロナ禍において9割を超える企業がオンライン面接を実施し、そのうち6割強が最終面接までオンライン面接を活用されたとのことがわかります。
本調査は新卒採用を基準としたアンケートではありますが、中途採用も同様の傾向があります。
このような背景から、応募先企業がオンライン面接に対応可能なら、事前に相談してみるのも良いでしょう。
オンライン面接であれば、面接に向かう移動時間が発生しないため、通常の面接よりも日程調整がしやすいです。
具体的には、就業前・就業後の通常面接が時間的都合により難しい場合でも、オンライン面接なら自宅対応も可能で、お昼休憩等も活用し都合がつきやすいでしょう。
特に面接先が遠方であればあるほどメリットは大きいといえます。
一方で、オンライン面接だからといって場所を問わず受けられるわけではありません。
面接にふさわしい静かな部屋で、部屋の背景なども考慮し、ビジネスマナーを徹底してください。
有給を取得し複数企業の面接を進める
転職活動では、同時に複数企業へ応募することがあり、日程によっては面接日を同じ日に設定しなければならないケースもみられます。
こういった場合、半休を何度も取得する方法は現実的ではなく、1日有給を取得して複数の面接を同時に進める方が、勤務先への負担や迷惑も少なく効率的です。
また、1日有給を取得することで、面接に集中できるというメリットもあります。
ただし注意点としては、複数企業の面接を同時に進める場合、有給を何度か取得しなければならないケースもあり、勤め先から転職活動が察知されやすいデメリットがあります。
また、何度も有給を取得することにより、業務への支障が懸念される場合もありますため、業務への影響も考慮し進めてください。
在職中の転職活動 面接で会社を休む場合の理由
これまで、転職活動において平日の面接に行く場合の対処法をご紹介しました。
ここでは、転職サイト「マイナビ転職」が、全国の25〜39歳の会社員200人を対象に行ったアンケートをもとに「面接で会社を休む場合の理由」についてご紹介したいと思います。
平日の就業前・就業後、休日の面接、オンライン面接の調整がつかず、止むを得ない場合、どういった理由で会社を休んでいるのか、参考にしてください。
参考:転職面接で会社を休む時、どんな理由や言い訳を伝える?平日休めない・時間が取れない場合はどうすべき|マイナビ転職
理由を伝えず有給休暇を取得
マイナビ転職が実施したアンケートで最も多かったものが「特に理由を伝えずに有給休暇」を取得した事例です。
有給休暇は労働者の権利であり、その休暇理由を会社に伝える義務はありません。
有給休暇を取得すれば、休むための理由も考えずに済むため、効率良く転職活動を進められます。
平日半休を取得する場合には、なんらかの理由を付け加える必要がありますから、面倒だと感じる人も多いようです。
自身の体調不調(仮病)
転職経験者のアンケートをもとに、次に多かったのが「体調不良(仮病)」です。
仕事が繁忙期であったり、勤務している会社の状況によっては、なかなか休めないという場合もあります。
そういったときに「体調不良」であれば、すんなりと受け入れてもらえるという心理が働くのかもしれません。
「病院の予約がこの日しか取れない」「ちょっと熱があって」など、さまざまな理由で会社を休まれているようです。
家族や家庭の事情
体調不良の次に「家族や家庭の事情」を理由に会社を休む方が多いです。
家族や家庭の事情で会社を休めれば、自身の体調不良で休む場合と比べて、会社から詮索されにくく、気づかれにくいという考えがあるようです。
「子供が風邪をひいてしまい病院を受診したいので」
「親の病院へ付き添いをしなければいけないため」
など、家族や家庭の事情は会社を休む場合の理由にしやすいのでしょう。
在職中の転職活動 面接日程の調整は転職エージェントへ
今回は、在職中の転職活動において求職者、応募先企業ともに日程を調整しやすい平日に面接へ行く対処法をご紹介しました。
また、平日に面接へ行く場合に会社を休む際の理由についてもまとめています。
結論として、勤め先への影響や応募先企業との日程調整を考えると、就業前・就業後に面接を調整できれば理想的です。
しかし「会社に遅刻や早退をするわけにはいかない」「半休取得はそう何度もできない」「かといって有給は複数企業への面接を進める必要があり調整が難しい」など在職中ならではの悩みもあるかと思います。
そんなときは、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。
転職のプロであるキャリアアドバイザーが、あなたのお仕事の状況をヒアリングさせていただき、応募先企業との橋渡し役として、柔軟に面接日程を調整可能です。
また、コロナ禍という状況も考慮して最大限リモートワークで対応できるよう調整するなど、臨機応変なサポートが可能です。
求職者だけの日程調整ですと「応募先企業の意向を完全に踏まえないと今後が心配だし」など、評価を気にしてしまう場合でも、転職エージェントであれば公平な立場で、日程調整が可能です。
在職中の面接をスムーズに進めたい方は、ぜひ転職エージェントをご検討ください。
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