転職エージェント『リクルートエグゼクティブエージェント』では何ができる？評判を解説

『リクルートエグゼクティブエージェント』は、2001年の設立以降、経営層・エグゼクティブ層や高い専門性を持ったスペシャリスト人材に特化した支援を行う人材紹介企業です。

設立以降、経営層・エグゼクティブ層に特化した独自のデータベースを構築し、日本最大級のエグゼクティブ人材ネットワークを保有しているため、一般的にポジションの少ない経営幹部候補、CXO、管理職といった求人も数多く保有しています。

企業フェーズを意識した支援も特徴の一つで、各フェーズに求められる人材要件を明確にした上で支援を行っているため、自分の強みを活かしたポジションに就くことが可能です。

各業界に精通した質の高いエージェントから、経営層・エグゼクティブ層としての転職支援や、専門性を活かした転職支援を受けたい方にはおすすめのエージェント会社です。

本社　　　　　　　　　　　　：東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル 5階

運営会社　　　　　　　　　　：株式会社リクルートエグゼクティブエージェント

有料職業紹介事業許可許可番号：13-ユ-010636

活用の流れ

サービスの流れ

企業ページから会員登録をします。会員登録の際には、個人情報の取り扱い規約に同意し、個人情報を提出します。

初回面談の日程調整・実施

会員登録後、企業から連絡があり、初回面談の日程調整をします。初回面談では転職理由などについてエージェントから聞かれる場合が多く、転職者からの質問の機会もありますので、互いの理解を深める機会となります。

求人紹介・応募書類の添削・応募

初回面談後、求人紹介に移ります。エージェントから紹介された求人のうち、気に入ったものがあれば選考に応募します。

求人への応募時には企業に提出する職務経歴書・履歴書などの書類が必要になります。これらの書類はエージェントに提出し、添削してもらうことができます。

選考対策・選考実施

書類選考を通過した場合は、面接に移ります。（カジュアル面談などを実施する可能性もあります）

面接の日程調整はエージェントが代行してくれます。また、面接の結果についてもエージェントが連絡してくれることが通例です。

選考の対策については、各エージェントが面接対策など独自の対策を実施してくれます。

内定・条件交渉・退職交渉・転職

無事選考を通過した場合、内定を得て、年収や条件などの交渉をした後、問題なければ内定を承諾します。この条件についても、エージェントが代行して交渉してくれます。

また、転職前の退職交渉などのアドバイスについてもエージェントから受けることが可能です。

こんな人におすすめ

経営層・エグゼクティブ層として転職したい方

リクルートエグゼクティブエージェント社は経営層・エグゼクティブ層に特化した支援を行っています。求人依頼は経営・事業責任者が21％と最も高く、登録者はCxOや部長職、課長職が約50%を占めています。

経営層・エグゼクティブ層は求人自体が少ないですが、リクルートエグゼクティブエージェント社は設立以降、経営層・エグゼクティブ層に特化した独自のデータベースを構築し、保有しているエグゼクティブ人材のネットワークは日本最大級であるため、多数の求人を保有しています。

事例としてWebサイト上には

・外資系企業セールスマネージャーから創業間もないIT企業の取締役

・外資系太陽光メーカーの日本法人ゼネラルマネージャーから外資系大手電機機器メーカーの太陽光事業責任者

などが掲載されています。

専門性を活かしたポジションに就きたい方

リクルートエグゼクティブエージェント社は、「専門技能を保有したスペシャリスト」も主な支援対象としており、自身の専門性を活かした転職を実現したい方にもおすすめです。また、非常勤講師やアドバイザーとしてのポジションへ支援するサービスも行っており、自身の志向性に合わせたサポートを受けることができます。

事例としてWebサイト上には

・大手ECサービスの開発部長として基幹システムの上流工程から携わっていた方が急成長中のベンチャー企業のCTOへ

・大手広告代理店から外食企業のマーケティング責任者

などが掲載されています。

業界特化の高品質な転職支援を受けたい方

リクルートエグゼクティブエージェント社が支援している業界は製造業、ライフサイエンス・ヘルスケア、IT・Web、消費財・食品、サービスの5つであり、それぞれの担当業界を熟知した経験豊かなエージェントが在籍しています。

主な支援対象が経営層やエグゼクティブ層であるため、同じ目線に立って話を進めていくためには豊富な知見が必要となるため、エージェントの質も高いです。

例えば、自動車関連企業で専務取締役として経営戦略の策定から実行まで担った経験があるエージェントや、コンサルティングファームで幅広い業界への経営コンサルティング経験があるエージェントが在籍しています。

メリット・良い評判

実績豊富なエージェントの支援を受けることができる

リクルートエグゼクティブエージェント社に在籍するコンサルタントは各業界に精通しており、累計5,000人以上の転身をサポートした豊富な支援実績を持っています。

経営層・エグゼクティブ層を支援するためには、転職者との専門的な会話が行えるようにエージェントにも豊富な知見が求められます。また、採用企業側としても、企業の重要なポジションの採用は確かな実力・実績のあるエージェントに依頼したいと考えています。

リクルートエグゼクティブエージェント社のWebサイトには、日系企業のCXO~部長ポジションにおいて数百名の転身サポート実績のあるエージェントや、国家資格であるキャリアコンサルタント資格を保有している実力の高いエージェントが在籍しているという記載があります。

企業のステージを絞った転職先の検討ができる

リクルートエグゼクティブエージェント社は支援先企業を、参入期、参入成長期、成長成熟期、成熟再生期という4つのフェーズに分け、それぞれのフェーズを意識した支援を行っている点も特徴的です。フェーズにわけた支援をする理由は、企業のステージ、事業のライフサイクルによって直面する組織課題は異なり、それを解決する人材に求められる要件も同様に異なるためです。

参入期フェーズの企業の中で、自身の持つ事業経営に関するノウハウを活かして事業を作っていくことが得意な人もいれば、成長成熟期フェーズの企業の中で、伸び悩んでいる事業を新しい視点からのアプローチで伸ばしていくことが得意な人もいるなど、転職者によって強みは異なります。

リクルートエグゼクティブエージェント社では、各々が持つ強みが企業フェーズのどこで活きるのかといった観点から支援を行っています。

高年収の転職ができる

リクルートエグゼクティブエージェント社が取り扱う求人は、経営・事業責任者や経営企画・事業企画といった、企業において重要なポジションや、研究・開発、マーケティングといった高い専門性が求められるポジションが多くなっています。そのため、高年収での転職を目指すことができます。

ただし、転職者がどれだけ能力や実績を持っていたとしても、転職者が企業に求める要件と、採用企業側が転職者に求める人材要件がマッチしなければ転職は実現しません。しかし、リクルートエグゼクティブエージェント社では企業側から受けた依頼に対して、自社データベースに登録した人の中から厳選してヘッドハンティングしているため、高年収を目指した転職が可能となります。

利用するときの注意点やポイント

担当者と密に連絡を取り信頼関係を築く

エージェントの担当者は、原則、複数人の転職者を掛け持ちしています。

そのためエージェントが転職者を支援する工数は分散してしまいますが、レスポンスが早い、密に連絡してくれる、しっかりと思考した連絡をしてくれるなど、モチベーションが高い転職者に自然と力が入ります。

また、エージェントは人のキャリア開発をサポートするという責任ある業務をしており、そのことに誇りとやりがいを感じている方も多くいらっしゃいます。

しっかりとご自身のキャリアに真剣に向き合う方々を担当した際は、やりがいを感じ、通常以上のパフォーマンスで臨んでくれるはずです。

このような理由からエージェントと転職者間で良好な関係を構築することに双方のメリットがあります。「うそをつかない」「早いレスポンス」「丁寧な対応」「率直な気持ちを伝える」ことで信頼関係を構築し、手厚くサポートしてもらうことで、臨んだ条件での転職を実現していくことが1つ目のポイントとなります。

連絡の遅い・対応の悪い担当者は変えてもらう

エージェントの中には、連絡が遅かったり、真剣に自分のキャリアのことを考えてくれない、対応の悪い方もいらっしゃるのが実情です。

自身の大切なキャリアを決める取り組みとなるので、明らかに対応が悪いエージェントがいたら、遠慮せず、担当の変更希望をお伝えしてください。

各社ともに、誠実に対応してくれるはずです。

（本項に記載の企業にはいらっしゃらないはずですが、一般論として記載いたします。）

募集終了求人に注意する

企業が掲載している、エージェントが提示している求人は、採用企業側のポジション充足・欠員によりクローズ・オープンを繰り返しています。

そのため、基本的には起こり得ませんが、掲載されている求人の中には募集終了している求人が意図せず混ざっていることがあります。

とても志望度が高い求人については、リサーチの時間などを浪費しないためにも、募集が終了していないかを確かめることをお勧めします。

自分に合ったエージェントを利用する

エージェント企業はそれぞれ、強みのある業界、支援のスタイルなどの特徴を持っています。転職は、自身の人生の大部分を占める「キャリア」を決める取り組みとなるため、ご自身の方向性に合ったエージェントに伴走してもらうことをお勧めします。

求人案件が多い、コンサルティングファームに強い、転職後にも伴走支援をしてくれる、など様々な軸がありますので、まずはどの評価軸を重視するかを選びます。次に、その軸に照らし合わせて自身に合った企業を評価・選定していく、という手順になります。自身のキャリアを真剣に考えてくれるか、キャリア全般に関する知見、特定職種・特定業界からの転職知見、特定業界への転職知見などを評価軸とすることが一般的です。

また、複数のエージェントを利用すると判断に困った際にもらうアドバイスが複数になり、混乱してしまう・意思決定しにくい状況になり得るため、基本的には1人のエージェントにサポートしてもらうことを推奨します。