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アパレル業界からの転職。徹底した選考対策で掴み取った憧れの企業への内定

左:井崎様
右:株式会社アサイン シニアエージェント 津村 航平

大学を卒業後、新卒でアパレル企業へ入社。店舗の販売職として、売上を上げるための施策を試行錯誤する日々でした。アパレルという業界柄、職場は女性ばかりの環境で、職場環境のギャップから、長く勤めることは難しいと感じたそうです。

そこで転職を決意し転職活動を開始するも、自分の将来像を見失ってしまい、転職活動を一度断念。その後、再び転職することを決意し、担当エージェント津村とともに本格的に転職活動をスタートさせました。

当初は自分の将来像や向いていることがわからなかったといいますが、面談や選考対策を通して、無事憧れの企業へ転職された経緯について伺いました。

アパレル業界へ就職するも、数ヶ月で転職を考え始めるように

──まず、新卒でアパレル会社へ就職した背景について教えてください。

就職活動を始めたばかりの大学3年生の頃は、アパレル業界以外の企業を中心に見ていました。しかし、地元に帰った際に東京と地方の就職活動の情報格差を感じ、学生サロンの立ち上げを行いました。そのため、就職活動を一度中断して、自分がやりたいことに全力投球しました。

その後、自分で学生起業をしようと思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、企業の社長さんと話の折り合いがうまく行かず、再び大学4年の9月頃に就職活動を始めました。すでに募集を締め切っている企業が多く、今から入社できるのはどこだろうと考えた時に、「アルバイト経験を活かすことができるアパレル業界しかない」と思い、アパレル業界に絞って就職活動をしました。

アパレル業界の中でも、前職を選んだのは、若手へ裁量を与えてくれる環境で早くから店長や管理職になれるという背景からでした。

──入社後の業務内容についても教えていただけますか。

私が入社したタイミングは、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けているタイミングでした。そのため、店長と一緒に売上を上げるための施策を毎日試行錯誤していました。会社としても「みんなで考えて頑張りましょう」という雰囲気があったので、入社してすぐの早い段階から売上を追っていました。

──幅広い選択肢がある中で、学生時代にアパレルでのアルバイトを選んだ理由はなんですか。

きっかけは、先輩からの紹介でした。小学生の頃からダンスをしていたこともあり、ファッションや服にもともと興味があったので、紹介からアパレルでのアルバイトをスタートさせることになりました。

──最短で店長や管理職になれるという背景から入社の意思決定をした中で、転職を考えるようになったきっかけはなんでしたか。

店長や管理職を目指しての入社だったので、当初は店長になることを目標にしていました。しかし、入社してみると女性しかいない職場で、事前に想定はしていたものの想像以上にギャップを感じました。新人歓迎会なども新型コロナウイルスの影響で中止になってしまい、社内の男性社員と会う機会もありませんでした。

女性しかいない環境で、男性の私は身近に相談できる相手がいないということも大きかったです。働き始めて数ヶ月で転職という選択しも意識しつつ、今できることをやっておこうと思いながら日々働いていました。

──入社直後から転職を考えつつも、約1年半は仕事を続けていましたよね。何をモチベーションに頑張っていたのでしょうか。

接客技術の向上に注力していました。アルバイト時代は、お客様に声をかけられた際に対応するという形だったので、あまり接客スキルはあまり養えませんでした。

一方で前職では、自分から積極的にお客様にお声がけをしていくことが、売上アップにつながっていくような環境でした。せっかくこの会社に入社したのだから、転職するとしても何かスキルを身につけたいと思い、与えられた環境の中で、接客スキルを磨くことにしました。コミュニケーション能力や接客力を身につけながら、転職活動を進めようと考えました。

一度は諦めた転職。なりたい将来像を突き詰め、新卒時の憧れ企業から内定を獲得

──私との初めての面談の当時、すでに転職活動は進められていましたか。

初めてお話させていただいたタイミングは、一度断念した転職活動を再開したタイミングでした。

1回目の転職活動では、他のエージェントを2社利用しており、2月に退職する旨を職場に伝えていました。しかし、エージェントさんにたくさんの企業を紹介してもらったものの、何が自分に向いているのかわからないまま、どんどん進んでいく感覚でした。

そのうち、「自分がやりたいことや、向いていることがわからないまま転職をしていいのか」という迷いが生じ、自問自答していたら、あっという間に退職予定日に2月になってしまいました。転職先が決まらないまま退職することは不安だったので、一度、退職の旨を撤回し、そのまま前職の会社に残りました。

しかしその後、再び転職をしたいという思いが強くなり、改めて転職サイトに登録し、ご縁があって津村さんとお話することになりました。

──一度転職活動をしていた中で、2度目の転職活動で私を選んでいただけた理由で何でしたか。

いただいたメッセージの中に「販売職に特化した転職支援をしています」という文面があり、私が販売職であることをわかった上で、送ってくれているのだなと感動しました。また、「ご面談はいかがですか?」というだけの文章ではなくて、「弊社はこういった実績もあります」とあり、その実績の中に自分も知っているような大手企業が挙げられていました。

当時、その実績に挙げられていた大手人材会社に興味があったので、まずは話を聞いてみたいと思い、返事をすることにしました。

──そうだったのですね。実際に話を聞いてみていかがでしたか。

1回目の面談でしたが、すごく好感を持てたことを覚えています。また、率直に話し方が優しいと感じました。普段、職場では女性と話すことが多く、男性と話をするのは久しぶりでしたが、声が柔らかく、話が聞きやすかったのを覚えています。

自分がわからなくてもやもやしている部分をかなり深掘りしてくださり、親身になってくれていることが伝わりました。

──初回の面談では、「将来どうなりたいですか?」という話が中心だったかと思います。話していく中で今後の方向性が明確になっていく感覚はありましたか。

ありました。当時はアパレル販売をしている中で、「どのように販売したら売れるのか」と考えることが好きだったので、もしかしたらマーケティングが向いているのかもしれないと自分では思っていました。そこでウェブマーケティングのスクールに通い始めましたが、実際にやってみるとあまり楽しさを感じず、長く続きませんでした。
なので、自分がやりたいことって何なのだろうと迷っている時期だったので、本当に自分に向いていることを深掘りしてくださりました。
深掘りを進めている中で、私がどういう方向性に進むべきかなどアドバイスをいただき、すごく納得感がありました。

──振り返ってみると懐かしいですね。当時、「独立をしたい」「一人でビジネスをしたい」という想いもあったかと思いますが、それでも改めて転職をしようと思ったのはなぜですか?

行動力は人一倍あったかと思いますが、独立や起業に向けて、自分ですぐに何かができるかと言われると、アイデアやマネタイズ方法などの知識がありませんでした。
津村さんからお話を聞いて、今すぐ独立というよりは、企業や独立に必要な経験やスキルを取りに行くために転職をして、自分のスキルを高めて、将来的に活かしていくという方針に決まりました。
そこで、成長中の企業へ転職し、企業や組織がどのようにして大きくなっていくのかという部分を学んだり、経験を積んだりしたいと考えました。
その中でも現職のレバレジーズ株式会社は、オールインハウスでやっており積める経験の幅も広いという観点で、津村さんから紹介していただきました。

──その後、選考を進めましょうとなり、本格的に選考対策をいろいろやっていくことになりました。当初、うまく話せずかなり苦戦していらっしゃいましたね。

選考対策はとても役立ちました。
津村さんから教えていただいたことの1から100まで全てが役立ったというのが正直な感想ですが、特に言葉遣いや面接での答え方が役立ちました。
私は話し過ぎてしまうところがあったのですが、模擬面接のときにたくさんフィードバックをいただきました。

とにかく1を聞かれたら1返す、2を聞かれたら2を返すというように徹底して面接対策をしていただきました。

──すごく内省力が高い方なので、模擬面接を何回もやるというわけではありませんでしたが、選考対策をしてみていかがでしたか。

「言葉の武器」のようなものをいくつも与えていただいた感覚です。私は働きながら転職活動をしていたので、休みの日は面接のスケジュールでいっぱいみたいな状態でした。
言葉の武器を与えてくださったからこそ、休憩時間や仕事終わりの家に帰った時間などスキマ時間は、考える時間に充てられたのは非常に大きかったです。

手厚い対策がモチベーションにもつながり、とにかく練習を繰り返しました。自分でしゃべっているのを録音して、それを聞いて修正点を確認し、また録音して…と繰り返して面接の練習をしていました。

選考対策で培った力を活かしながら、未経験業界での挑戦の日々

──今回の転職活動で入社したレバレジーズ株式会社は、新卒のときも受けていたようですね。その会社に、1年半ほどの時間を経て、入社されたということですが、率直に転職が決まったときはどのような気持ちでしたか。

飛び跳ねるほど嬉しかったです。
ウェブ面接をして、最終面接で事業部長からその場で「内定です」という言葉をもらいました。そのときは、気持ちが舞い上がりましたが、なんとか気持ちを落ち着かせて、面接終了後、パソコンを閉じて思わずジャンプしました。そのくらい、とにかく嬉しかったです。

──最終選考が終わってすぐにご連絡いただいたことをよく覚えています。ある種、憧れの会社に入社されたかと思うのですが、2ヶ月ほど働いてみて、いかがですか。

毎日楽しく働けています。津村さんから現職の働き方や残業の話などは事前に伺っていたので、ギャップはなく、聞いていた通りの働き方だなと感じています。

──よかったです。面接対策で培った話し方は、現職でも活きていますか。

すごく活きています。現職では、朝会と夕会というミーティングが必ずあります。
その際、本日のコミットメントの発表や振り返りの発表があります。
私は、津村さんに話し方を教えてもらって意識していたのですが、自分の同期も発表するときは必ずその話し方をします。

だからこそ、入社前にしっかりと話し方を身につけられて、よかったです。おかげさまで、スムーズに溶け込むことができました。

──現在はどのような業務を担当されていますか。

現在は、メディカル事業部で看護師さんと事業者さんをつなげるというキャリアアドバイザーをやっています。具体的な業務内容としては、営業に近い形で求職者さんとの面談を実施したり、事業者さんと「こういう方がいてこういうところが大いにマッチすると思います」というお話して、面接の設定をしたりしています。

まさに、転職活動時に津村さんにやっていただいていたようなことを、今度は自分がやっているという感じです。1ヶ月前までは逆の立場だったので、自分が津村さんにどうしてもらったから話しやすかったかなどを考えて取り組んでいます。今は転職活動の経験がすごく役に立っています。

本当に私も転職したばかりで、その経験を基に転職のアドバイスができるので、相手に親近感を持ってもらいやすいです。親近感を持ってもらえるので、求人紹介がしやすく、本当に経験のすべてが役立っています。

──前職だと、法人側のコミュニケーションは機会が少なかったと思います。これから法人と個人、両面の折衝経験を積んだうえで、この先なっていきたい姿はありますか。

今は本当に始めたてということと、組織全体として成長を求めている人が非常に多いです。
そのため、事業部の成長としても個々人の成長を促すような機会が多く設けられています。

短期的な目標としては、リーダーやグループマネージャーとしてマネジメント経験を積みたいです。前職で店長を目指していた理由として、マネジメント経験を積みたいというのがあったので、今の環境のなかでマネジメント経験を得られるように目指しています。

──法人営業経験も積まれて、さらにマネジメント経験も積むことができれば、大きなキャリアアップとなりますね。今後様々なご経験を積まれて、ご活躍されていかれること楽しみにしております。
本日はお時間をいただきましてありがとうございました。


津村 航平 ❘Kohei Tsumura
シニアエージェント
不動産デベロッパーの企画営業としてキャリアをスタートした後、リード獲得数の最大化をミッションとした新規事業に参画しブランディング戦略の立案から実行まで担う。その後、株式会社アサインにヘッドハントされ、転職を決意。営業職・販売職経験者のキャリアアップに強みを持ち、若手ハイエンドに特化したキャリア支援を行っております。転職を「点」ではなく「線」で捉え、長期的なキャリア形成に向けた丁寧なサポートをお約束します。


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アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

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