転職で得た、自分が良い方向へ変化していく日々。新たな目標に向けて挑戦は続く
上海で7年間過ごした後、国内大手美容系メーカーで課題解決型営業に従事していた野村様。
中長期的なキャリアへの不安と、新しいことへ挑戦したいとの思いから転職活動を開始。
現在は日本最大手の結婚式会場情報誌の営業として活躍し、成長の日々を楽しんでいらっしゃいます。
転職時、不安な中で弊社シニアエージェント竹中との二人三脚での活動の様子や、これまでの経験を活かしたご活躍について伺いました。
海外での経験を活かして美容系メーカーへ。そこで見えてきたキャリアの限界と挑戦への想い
──最初に、新卒時に前職の美容サロン用ヘアケア用品専門企業を選ばれた経緯について、改めて聞かせていただいてよろしいでしょうか。
新卒時の軸としては、2点ありました。
一つは営業職として活躍したいということと、もう一つはしっかりお客さんと密に関わっていきたいということを思っていました。
美容業界を選んだ理由は、元々自分が好きだったというのが主な理由です。その中でも、化粧品関係は日本国内に様々な企業があったものの、髪の美容に特化したような企業はまだ数少なく、伸び代があるのではないかと考え選択しました。
その中でも、前職の企業は顧客と深く関係性を築いている印象があり、かつ留学時に製品に関わった経験もあったことから働くイメージが湧きやすく、ここに決めました。
──野村様は学生時代に上海へ行かれていましたね。
海外から日本に戻ってきた際に考えていたことや、日本で働くならこんなことがしたい、と思っていたことはありますか。
上海には7年間いたのですが、ずっと海外で過ごそうというのは考えておらず、この経験を日本に持ち帰って活かしたいと考えていました。
例えば、学生時代は上海の美容院でアルバイトをしており、その店舗でも前職の商品が使われていました。その際、ぱっと見ただけでは日本のメーカーのものだと分からないのが勿体ないと感じました。上海では日本の製品がすごく人気があったにも関わらず、ニーズに対して上手く訴求できていないと思いました。
そういった海外視点での日本企業のマーケティング戦略について頻繁に考えるような環境でしたし、いわゆる爆買いといった文化にも慣れていたため、日本の中小メーカーに対してもっと中国人向けにマーケティングを強化していけばよいのにな、と日頃から考えていました。
──そのような感覚を上海で磨き続けた上での、前職への意思決定だったのですね。
改めて、入社後の業務内容も教えてください。
主な業務としては、美容室に対してのヘアケア商品・化粧品の提案を行っておりました。
4年半、顧客に対しての課題解決型営業をさせていただきましたが、次第に業務にも慣れ、新しい挑戦を行うことが難しくなっていきました。
また、当時は女性のキャリア進出に注力している会社ではなかったため、その点に関しても今後どうなっていくのだろうと不安がありました。
不安な中で転職活動をスタート。エージェントの言葉に心を動かされ、リクルート社に挑戦を決意
── そこで転職を考えるようになったのですね。
当時、転職活動を行う上で他にも不安に思っていたことはございましたか。
一番は、自分が営業経験しかないという点です。私の転職イメージとしては、今までやってきたことをより極めていくものだろうと思っていたため、4年半働いた後に新しい挑戦をしたいと思ったときに、そもそもできるのだろうかと不安でした。
──そのような課題感がある中で、私を含めて何人かのエージェントと話をされていたかと記憶しているのですが、最終的に私にキャリアを任せていただいた理由は何だったのでしょうか。
竹中さんにお願いした理由は、色々な方とお話しした中で最も真摯にお答えいただいたと感じたためです。また、他のエージェントさんよりスピード感があったことも信頼できました。
他社の方は、一度面談させていただいた後に「メールをお送りしますね」という温度感で、そうすると私も来週にはどんなお話をしたか忘れてしまい、そのままフェードアウトしていくことが多かったです。一方で竹中さんはすぐに次回のアポイントを約束してくださり、信頼できると感じました。
また、実際に企業を提案していただく際も、その誠実さを感じました。実は、現職の会社は既に他エージェントさんが紹介してくださっていて、しかも断った後だったのです。
竹中さんにも、私はそんなに意識も高くないので、合わないと思っていますとお話しました。そこで無理に食い下がるのではなく「野村さんの性格はこうで、前職でもこのような経験があるから、この企業も野村さんのような方を求めていると思います」というふうに仰っていただいて、それで心を動かされて「受けてみよう」と決めることができたんです。
──当時が懐かしいですね。転職活動を通じて、ご自身の価値観や考え方に新しい気づきはありましたか。
転職活動を経て、かつて苦手と感じていた自己分析がしっかりできたと感じています。
竹中さんと面談する中で「自分にとって何が絶対に譲れないことなのか」を尋ねていただいて、キャリアを構築していく上で優先すべきことが整理できました。
その点でも、転職活動を行えてよかったと思っています。
前職とも親和性のある中で新たな業界に挑戦。自分自身によい変化が見えてきた
──そう言っていただき、ありがとうございます。今、現職に入ってからのお仕事はいかがでしょうか。
今はゼクシィというウエディングを取り扱う広告営業をさせていただいておりまして、顧客が結婚式場になります。およそ8~9会場を担当しているのですが、広告というものに投資をいただくことになるため、費用対効果がどれくらいなのか、現在のマーケットの動きはどのようになっているか、という説明をしていくのが主な仕事です。
──野村様とお話をする中で、ここがマッチするだろうとの思いから推薦させていただいた企業様ですが、実際に働いてみていかがでしょうか。
マッチしていると感じた点としては、前職同様女性のイメージが強いところです。前職も現職も、女性のためになることに関わっているということにやりがいを感じています。
また、これは表現に悩む部分ではありますが、結婚という一般的によいイメージを持たれていることに関わることができる、というのは楽しいですね。元々私も結婚に興味がないとお話しさせていただいていたかと思うのですが、これだけ関わっていると興味も湧いてきました。
広告は接点回数が多いほど興味関心が高まるものだ、と身をもって感じていますので、このカスタマー視点の気持ちをクライアントに届けられたらいいなと思っています。
成長を実感する日々。見えはじめた新たな目標も
──現職を通じて、よい意味で変化があったようで安心いたしました。
今後キャリアを築いていくにあたり、何かこういったことに挑戦したいということも見えてきましたか。
今の仕事や職場の環境を通じて、社内外の人を巻き込めるようなビジネスパーソンになる必要があると感じています。今までは誰かを巻き込んでいくようなことが得意ではなかったのですが、皆がどんどん成長していく環境であると感じることが多く、このままでは会社内の標準にならないのではないかな、と感じたためです。
現職の仕事を通じて、様々な側面から考えて物事を捉える力、そしてそれを行動に起こす力が徐々に身についていることにやりがいを感じています。
──野村様の成長をとても感じました。ここからが楽しみですね。
最後になりますが、今は何が一番のモチベーションとして現職に関わっていらっしゃいますか。
モチベーションになっているのは、周囲からの評価を通じて自己成長実感を得ることができたときです。それこそ、先ほどお話しした周囲を巻き込んでアウトプットするという点も、丁度先日チームリーダーとのミーティング時に評価いただけたんです。入社して本当に変わったね、と言っていただけるのはやりがいになります。
努力を肯定していただけると、頑張ろうと気合いが入り、これからも頑張ろうと思えます。
── 野村様は元々、前職でも別の提案方法にするべきと考えたら企画書を作成するような行動力のある方だとお見受けしておりましたので、その強みが更に伸長し、かつ周囲の方からも認めていただける環境で活躍いただいているようで安心しました。
今後もその良さを生かしたキャリア構築に伴走させていただければと存じます。
本日はありがとうございました。
ASSIGN
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