【2022年】面接でよく聞かれる中途採用向け質問集と回答例

【2022年】面接でよく聞かれる中途採用向け質問集と回答例

中途採用における面接では「必ず聞かれる質問」と「高確率で聞かれる頻度の高い質問」が用意されています。

もちろん応募先企業独自の質問もありますが、最低限、頻出質問をおさえておくことが中途採用における面接対策では基本です。

想定問答集にありがちな模範回答を丸暗記するのではなく、頻出質問をおさえつつも、あなたの個性や仕事に取り組む姿勢を工夫し反映することが重要になって参ります。

本記事では、中途採用における面接で聞かれることの多い質問を回答例とともにまとめました。

想定される質問に対して、あなた独自の考え、個性を追加し面接対策にお役立てください。

それぞれの質問における回答のポイントも解説します。

面接(選考)の流れを把握しましょう

面接

面接でよく聞かれる中途採用向けの質問集を紹介する前に、今一度、面接(選考)の流れについて全体像を把握してください。

以下が面接全体の流れとなります。

【面接(選考)の流れ】

  1. 書類選考通過
  2. 一次面接
  3. 二次面接
  4. 最終面接
  5. 内定

基本的には、書類選考を通過後に面接がスタートします。応募先企業により選考の流れは違いますが、中途採用における面接は2回ほどの場合が多いです。

新卒時では、一次・二次・最終面接と最低3回は面接が用意されていましたが、中途採用ではこれまでのスキルや経験、転職理由が重視されるため、新卒時よりも少ないです。

応募先企業によって異なるものの、多くても3回、少ない場合は1回で合否が決まる場合もあります。

つまり、いきなり最終面接ということもありますので、転職理由や、カルチャーフィットとの適合性、その企業である必然性、キャリアビジョンまで深く掘り下げ、入念な対策が必要です。

事前に面接回数が把握できる場合は良いですが、中途採用の場合、そのような状況ばかりではありません。

常に最終面接だと思って、対策を講じる必要があります。

面接でよく聞かれる中途採用向け質問集と回答

転職活動

それでは中途採用の面接でよく聞かれる質問集と回答例を紹介します。

紹介した回答例をそのまま使用するのではなく、回答のポイントや要点をおさえて、自身の言葉にまとめ、あなたの仕事への取り組み方、個性が伝わるよう対策を講じてください。

【質問1】自己紹介をしてください

自己紹介については、面接の冒頭で最も聞かれることの多い質問です。

特に中途採用の自己紹介においては、面接官は以下の2点を見極めています。

【自己紹介の見極め点】

  • なぜ転職したのか
  • これまでの経験を当社でどう活かしたいか

特に「転職理由」と「これまでの経験をどう活かすか」という2点については、整合性や一貫性をもった納得感のある主張が重要視されます。

なお自己紹介においては、以下の要点をおさえて、40秒程度で簡潔にまとめる必要があります。

【自己紹介の3要点】

  • 氏名
  • 現職または前職について(社名・職種など)
  • 締めの言葉(意気込み)

面接の導入で「自己紹介をお願いします」と言われたら、上記3点を説明し「さらに詳しく話を聞きたい」と思ってもらえるよう、簡潔にまとめる必要があります。

【回答例】

〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。私は、3年間レストランチェーンを経営する会社で店長業務に従事してまいりました。

その後、店長業務で培ったスキルやマネジメント能力を活かし、業界未経験ではありましたが食品メーカーの営業職へ転職、自社商品の紹介やプロモーションに従事いたしました。

直近の2年間ではチームマネジャーとして経験を積み、チームの新規成約数、前年比◯%を達成いたしました。

これまでのマネジメント能力や営業職としてのノウハウを活かし、御社では、エリアマネジャーとしてマネジメント業務、統括的な業務管理、担当エリアの店舗売上に貢献していきたいと考えております。

【ポイント】

氏名・前職・現職について簡潔に説明し、これまでの経験を活かし転職先でどう活躍できるのか説明を加えます。

これまでの経験でいかに応募先企業に貢献できるかを示すために、数値的な実績があれば自己紹介に盛り込むことで、実績が可視化され信用度が高まります。

【質問2】なぜ今の会社を辞めたのか

この質問では、応募者の退職理由を知ることで「自社への志望動機との一貫性はあるのか」「同じ状況が発生した場合に辞めてしまわないか」を見極めています。

見方を変えると、応募者が長期的に自社に貢献できる人材かを重視しています。

そのため退職理由が「人間関係が良好ではなかった」や「最適な人材評価をしてもらえなかった」など短絡的であり、応募先企業への活躍イメージが浮かびにくい場合は、この時点で落選の対象。

【回答例】

退職を決めた理由は「キャリアアップ」です。

前職は営業職として、電話営業を中心としたスタイルで社内成績2位を獲得いたしました。

しかし、電話営業を繰り返すのみで、お客様の課題発見・解決へ結びつくアプローチはありませんでした。

私は当初、お客様の課題に寄り添い、お客様の状況に合わせて自社商材を提案する営業職を理想に掲げて入社しましたので、営業スタイルにやや戸惑いを感じておりました。

御社はコンサルティング営業という強みをもっており、お客様の悩みにそった商材営業を採用されているため、現状分析やお客様へのヒアリング、解決策のご提案など課題解決型の営業スタイルが、よりキャリアアップにつながると考えました。

現状よりも、よりお客様の課題に寄り添った営業職として、御社の業績に貢献していきたいと考えています。

【ポイント】

まず冒頭で結論(退職理由)から述べます。次に退職理由を裏付ける要因、事例を説明してください。そして、最後に御社に貢献したいと考えた結論を述べます。

これらは「PREP法」と呼ばれる文章構成で、面接やプレゼンテーションにおいても説得力をもたせることができます。

結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)のフレームワークに当てはめることで、より論理的な主張が可能。

そのほか、今回退職理由にあげた「キャリアアップ」ですが、都合の良いワードであり、見方を変えると「自己実現」のためというスタンスです。

応募先企業にとって、向上心の高い人材も重要ではありますが、キャリアアップやスキルアップを退職理由にした場合には、必ず応募先企業へ「利益を還元できる理由」も伝えてください。

【質問3】ブランク期間の理由について

この質問は、就業期間にブランクがある場合に質問されることが多いです。

ブランクが生じた理由について、正直に明確に伝えることで、面接官へのマイナスイメージを払拭する必要があります。

考え方としては「ブランク期間に得たことは何か」「転職後に活かせることはあるか」この2点に着目して理由を説明してください。

【回答例】

半年のブランク期間がございますが、業界未経験からWebマーケティング会社への転職を実現するべく、Webマーケティングスクールを受講いたしました。

半年間の受講でしたが、Web広告の基礎知識に加えて運用スキルまで身につき、自己資金で広告運用もしています。

【ポイント】

上記は、Webマーケティングスクールを受講し、ブランク期間を転職に有効活用した回答例です。

この場合、ブランク期間に得たことは「Web広告スキル」、そして転職後に活かせることは「Web広告の運用スキル」となります。

このように「ブランク期間に得たこと」「転職後に活かせること」この2点を明確にすることで、自社に長く貢献できる人材だとポジティブな印象を与えられます。

資格取得などブランク期間の明確な目的がない場合は、ブランク期間で何を得たのかを中心に回答してください。

【質問4】転職回数が多い理由について

「転職回数が多い=面接に不利なのでは」と考える方も多いですが、転職回数だけを理由に採否を決定することは、ほとんどありません。

この質問では、面接官は応募者の転職に対する捉え方、そして入社後に同じ理由で辞めてしまわないかを見極めています。

「転職を通じて目指したかったことは達成できたか」「各社で得たスキルや経験は今後にどうつながるか」「転職で得た経験に一貫性はあるか」この3点を意識して、転職回数が多い理由を説明してください。

【回答例】

転職回数が多い理由ですが、20代のうちに将来のキャリアを見据えて自分を高めたかったからです。

具体的には、新卒でWeb制作会社に入社し、Webデザイナーとしての実務経験を1年ほど積みました。しかし、Webデザインのトレンドや新技術を学べる環境下ではなかったため、自分のスキルを伸ばすために転職を決意しました。

2社目、3社目では3Dグラフィックやタイポグラフィを学べる制作会社にジョインし、さまざまなWebデザインの最新技術を習得いたしました。

御社は〇〇領域の最新技術や知見を保有されており、魅力を感じ転職を決意いたしました。

Webデザイナーとしてこれまでのキャリアを存分に発揮し、将来はWebディレクターとして御社に貢献できればと考えています。

【ポイント】

上記では、転職回数が多い理由に「一貫性があるか」「各社で得た経験やスキルはどう活かせるか」を中心に回答しています。

単に「最新技術を学びたいだけ」と判断されてしまうと技術習得後は「また辞めてしまうのでは」と面接官にマイナスイメージを与えます。

そのため転職回数が多い理由にスキルアップをあげる場合には、応募先企業への長期的な貢献度も加えてください。

【質問5】当社を選んだ志望動機について

この質問では、応募者が「入社後すぐに辞めてしまわないか」「長期的に活躍してくれる人材か」「なぜ競合他社ではなく自社を選んだのか」主にこの3点が判断されています。

面接官に「どこでもよかったのではないか」「うちでなくても実現できる目標ではないか」と判断されないよう、現職での状況・転職の理由・将来像を一貫した軸で整理し、伝えることが重要。

また「その企業である必然性」を明確に伝えてください。

【回答例】

前職は、Webマーケティング会社でオウンドメディアの運営業務を3年間行っておりました。私の地元は日本有数の〇〇という特産品の産地で、いつかはメディア運営の実績をもとに地元に貢献できないかと考えておりました。

その中で御社は、地元企業として「地域の人々への社会貢献」を理念に掲げ、特産品を活用した商品開発やイベントの企画を行っており、地域の雇用創生に対して群を抜いていると感じました。

また、1年前からWebメディア〇〇を開始し地域の魅力を積極的に発信されています。

企業研究を深めるたびに御社の理念は、まさに私の行動指針とも合致していると気づき、ぜひ御社の社員として地元への社会貢献ができればと考え志望させていただきました。

1年間で約100万PVまで育てた自社メディアの運営経験をもとに、御社のWebマーケティング分野で、地域貢献ができればと考えております。

【ポイント】

上記は「地元に貢献するため」という志望動機のもと地元企業を選定し一貫性があり、中でも応募者の「行動指針や経歴との合致から唯一の地元企業」へ応募するという、その企業である必然性が明確です。

加えて「同事業における実績」を強調することで、応募先企業へ長く貢献できる人材だとアピールしています。

【質問6】当社で活かせる経験やスキルについて

この質問では、応募者の経験やスキルが「応募先企業の求める人材と合致しているか」「応募者が自身の強みを適切に把握しているか」を見極めています。

そのため、応募先企業の募集要項を満たしていることをアピールし、具体的な貢献イメージの共有、さらに応募先企業の課題解決へのアプローチを主張してください。

【回答例】

前職では、Web広告の運用スキルを習得し4年の実務経験を有しています。

また、扱えるWeb広告プロダクトについては「リスティング広告」「Google広告」「Yahoo!広告」「Twitter広告」「Facebook広告」「Instagram広告」と網羅しています。

さまざまな業界での運用実績がございますが、直近では不動産会社をサポートさせていただき、リスティング広告による運用においてサイト訪問数3倍、資料請求数7倍に貢献いたしました。

これまで培ったWeb広告運用スキルが私の強みであり、御社ではInstagram広告の取り扱いがないとお伺いしましたので、強みを活かして新たなプロダクトでも新規顧客の獲得に貢献できたらと考えています。

【ポイント】

Web広告の運用スキルを募集要項に掲げている応募先企業に対し、実務年数と扱えるプロダクトを明確に伝えます。

その上で直近の実績をアピールし、仕事イメージを共有。さらに、応募先企業の課題をリサーチした上で、課題解決へのアプローチを打ち出します。

今回ならInstagram広告というキーワードにより、新たな事業へのイメージを共有。

【質問7】3〜5年後のキャリアビジョンについて

この質問では「応募者が目的意識をもって転職を検討しているか」「キャリア形成についてどのような努力をしているか」を見極めるもの。

まずは足元のキャリアから説明し、3年後、5年後のキャリアビジョンを伝えるため「どのような領域・課題に」「どのような立場」で取り組みたいかをアピールしてください。

【回答例】

まず3年間はシステムエンジニアとして経験を積み、システム開発に必要な知識と技術を習得し、顧客の要望に応えられる人材を目指します。5年以内にはプロジェクトリーダーとして、チーム全体の進捗管理やマネジメントができるよう、新規プロジェクトや社内外の研修へも積極的に参画していきたいと考えています。

【ポイント】

足元のキャリアから、3〜5年後のキャリアまで明確にアピールすることがポイントです。

抽象的なキャリアプランだと再現性・計画性がないため、将来の立場や貢献する領域・課題を具体的に述べてください。

【質問8】ストレスコントロールについて

この質問では、応募者がどのようなことにストレスがたまるのか、そしてストレスにどう対処しているかを事前に把握し、応募者が同じ状況下で辞めてしまわないかストレス耐性を見極めるもの。

ストレスを感じる状況や、そのストレスにどう対応するかを述べてください。

【回答例】

私は現在、週末を中心にWebエンジニアスクールを受講しているのですが、あるとき、さまざまな改善策を講じてもバグを解消することができず、ストレスがたまりました。

消去法で原因を探りましたが、バグが改善しませんでしたので、1度思考をリセットするため、大好きなカフェ巡りをしました。

その後、もう一度バグと向き合うと、原因は初歩的なコードの記述ミスであることがわかりました。

今回はWebエンジニアスクールを例にあげましたが、ストレスがよりかかる状況では、一度思考をリセットするため好きな趣味で小休止を挟むようにしています。

【ポイント】

具体的な例を用いて、ストレスのかかる状況や改善策を説明すると、面接官にも状況が共有され理解を得やすいです。

【質問9】課題解決力について

中途採用の面接では、これまでの経歴やスキルを判断するため、課題解決力を把握するための質問をする場合があります。

たとえば「チームで成果がでないメンバーに対して、どのようなフォローをしますか」など。

この質問では、応募者の課題解決の具体的アプローチから、課題解決力や将来期待できるポジションを判断しています。

「どのような課題を解決するか」具体的なアプローチを述べてください。

【回答例】

私の最大の強みは、課題解決のためのロジカルシンキングです。具体例をご説明します。

私は営業部のリーダーとしてチームを牽引する立場にありましたが、ある年、チームメンバーの1人が営業目標を達成できませんでした。

メンバーからは1日の訪問数が少ないため、成約率が低下したと共有されましたが、詳しく分析すると、訪問数が原因ではなく提案の質が低下しているのではないかと仮説しました。

そこで、顧客属性をより詳しく分析し、セグメントを細分化。

またセグメントごとにヒアリングを実施し、顧客の潜在ニーズを把握した上で、商材提案を指示しました。

すると翌月からメンバーの営業目標が達成されました。

【ポイント】

PREP法を前提に、あなたの課題解決力を示すアプローチを、具体的に説明してください。

【質問10】逆質問(面接官への質問)

この質問は主に面接の最後に使用されることが多いです。

面接官からは、応募者が最後に何か自己アピールする要素はあるか、入社意欲をさらに示す一言はあるかを見極めています。

すでに回答した事柄をアピールするのではなく、選考いただいた感謝の気持ちや、入社意欲を1分程度で簡潔に説明してください。

【回答例】

一次面接から最終面接に至るまで、私に貴重なお時間をいただきありがとうございました。

最後にお話いただいた「100年後も地元へ還元」というお言葉に大変感銘を受けました。

また、業務内容をお伺いし、地域貢献へのプラットフォーム作りではこれまで培った私のWebマーケティングスキルが必ず活かせるものと確信しております。

即戦力人材として、より一層御社へ貢献したい気持ちが強くなりました。ぜひ、よろしくお願いいたします。

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