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【2022年】20代の転職活動期間の平均とは。転職期間をより短くするポイント

初めての転職はどれくらい期間がかかるのだろうと不安がつきものです。

特に20代で初めての転職になると、どれくらいの期間がかかるのか見当がつきませんし、転職活動の全体像が掴みにくいかと思います。

特に新型コロナウイルスによって転職市場にも影響が出ていますから、より不安になられる方もいらっしゃるかと思います。

本記事では、2022年最新版としてコロナ禍における20代の転職活動期間の平均や、転職活動を長期化させないポイントをご説明します。

まずは効率の良い転職活動を進めるために、転職活動期間の目安を知って、全体像を把握するところからスタートしましょう。

20代の転職活動期間の平均は?

エン・ジャパン株式会社が運営する総合求人・転職支援サービス「エン転職」において、利用者を対象に「転職活動」についてのアンケートを実施。

この実態調査は2018年に公開されたもので、10,663名から回答が得られました。

その結果、「転職経験がある」と回答された20代の転職活動期間の平均は以下の通りです。

1万人が回答!「転職活動」実態調査-『エン転職』ユーザーアンケート-

出典元:1万人が回答!「転職活動」実態調査-『エン転職』-ユーザーアンケート|エン・ジャパン株式会社

コロナ以前の結果ではありますが、20代の転職活動期間の平均で最も多かったのが「1〜3ヶ月(53%)」、次いで「1ヶ月以内(29%)」、「4〜6ヶ月(13%)」と続きます。

また、30代・40代以上と比較し、20代では1ヶ月以内に転職が決まった方が約10%ほど多く、年代別に見ても最もスピーディーに転職が決まりやすい年代だと把握できますね。

とはいえ、この調査は2018年に公開されたものなので、現在のコロナ禍とは状況や事情が異なります。

次章では、コロナ禍における転職活動期間についてご紹介したいと思います。

コロナ禍における転職活動期間への影響について

さきほどは、2018年に公開された20代の転職活動期間の平均についてご紹介しました。

次に、コロナ禍における転職活動期間への影響についてご紹介します。

以下は、女性のための転職サイト「女の転職type」が発表しているコロナ禍における転職活動期間を示したグラフです。

転職サイト「女の転職type」による転職活動期間のアンケート調査

出典元:コロナ禍の転職活動どうだった?|女の転職type

この調査は、2020年12月10日〜12月20日にかけて「女の転職type」を利用した会員に対してアンケートを実施したものです。

20代の調査に特化しているわけではありませんが、直近の転職事情を公表したデータが少ない中で、参考になります。

上記グラフはコロナ禍において、転職活動期間にどの程度影響が出ているのかを示しています。

結論ですがコロナ前に転職した人の場合、転職活動期間の1位は「1〜2ヶ月(28.7%)」でした。

一方で、コロナ禍に転職活動をしたことがある人の場合、転職活動期間の1位は「3〜4ヶ月(26.8%)」となります。

つまり、このデータからコロナ禍では約2か月ほど転職活動期間が長期化していることがわかりますね。

20代の転職活動期間は3〜6ヶ月ほどを目安に!

さきほどご紹介した「エン転職」のデータを見ても、20代はどの年代よりも1ヶ月以内に転職が決まりやすく、半数以上が「1〜3ヶ月」で転職が決まります。

どの年代よりもスピーディーな転職を実現している20代ですが、コロナ禍においては転職活動が長期化していることもあり、2ヶ月ほど余裕を持って転職活動を進めたいところです。

コロナ禍における20代の転職活動期間については「3〜6ヶ月」を目安に考えると良いでしょう。

20代の転職活動期間が短い理由とは

転職活動中の男性

あくまでコロナ以前のデータですが、20代の転職活動はどの年代よりもスピーディー。

ではなぜ、転職活動期間が短いのでしょうか。

ここでは、20代の転職活動期間が短い理由について深掘りしたいと思います。

採用企業にとって人件費を抑制できる

20代の転職が30〜40代と比較をして短い間に決まる理由は、賃金が安く抑えられるという点があります。

2019年9月〜2020年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収をまとめたデータによると、20代全体の「平均年収は348万円」。

一方、30代では444万円、40代では510万円という結果に。

つまり、30代と比較をすると96万円もの年収差があることがわかりました。

このことから20代は、採用人数に対してどの年代と比べても人件費を抑えることができます。

経営コストを抑えるという点で、20代の転職が決まりやすいのです。

参考:平均年収ランキング(年代・年齢別の年収情報)【最新版】|doda

若手人材の将来性に期待できる

20代は、30〜40代と比較し社会人経験が浅く、特定領域の専門スキルを持ち合わせていません。

しかし、その分30〜40代にはない「若さ」という点で「人材成長」や「今後の将来性」に期待できます。

20代の転職に力を入れている転職エージェントに「若手人材育成」や「業界未経験歓迎」求人が多い理由は、転職先企業が専門スキルの有無よりも「若手人材の今後の成長」に投資をしているため。

つまり、投資的側面から見て20代の若手人材には専門スキルの有無に限らず、「投資価値」があるということです。

30〜40代の転職ですと年代的にも将来性に投資という選択肢は少なく、どちらかというと「即戦力人材」としての採用が基本。

当然、専門スキルやマネジメント能力を持ち合わせていますから、その分、人件費がかさみマッチングにも時間がかかります。

20代であれば人件費を抑えて、将来性に投資できるという点で転職期間が短いというわけです。

20代の転職活動期間をより短くするポイント!

スマートフォン

もともと30〜40代と比較をし20代の転職期間は短い傾向にありますが、現在新型コロナウイルスの影響で転職期間が約2ヶ月長期化しています。

こういった状況の中で、転職期間をより短くするにはどうしたら良いのでしょうか。

ここでは、20代の転職活動期間をより短くするポイントについてご説明します。

転職の目的を整理する

本格的な転職活動をスタートする前に、転職する目的を整理しましょう。

たとえば、「人間関係が良好な会社に転職したい」「単に給料が今より恵まれた会社が良い」という曖昧な目的で転職を考えているなら、転職先でも同じ悩みが生じ、結果的には効率の良い転職活動に繋がりません。

本当にあなたにとってその転職は必要なのか、もう一度目的を整理しましょう。

具体的には、キャリアアップを目的に転職を考えているなら「若手がチャレンジしやすい環境が整っているか」という視点を重視します。

コロナ禍だからこそ、需要が期待できる手に職系を目的に転職を考えているなら「コロナ禍で業績が良い企業を分析して転職する」など。

目的を整理することで、その後のあなたが希望するキャリアプランへの道筋が明確になります。

ぜひ、もう一度転職する目的を整理してみましょう。

転職時期を見極める

できるだけ短期間で転職を進めるには、転職する時期についても考えておきましょう。

具体的には、新年度を控え企業の体制を強化したり、再構築する2〜3月は求人募集が増える傾向にあります。

また、会社の期が変わるタイミングや人事異動が発生しやすい10月に向けて、8〜9月に転職活動を行うのも良いでしょう。

特にこの時期の募集では、人事異動で空白になったポジションを補填するため、企業側も早急に人材を確保したい狙いがあり、転職が決まりやすい時期でもあります。

そのほか、第二新卒枠で検討中なら4月がおすすめですし、即戦力人材として転職を希望するならコロナ禍においては通年採用も増えています。

このように転職活動には転職しやすい時期がありますので、最短で転職を決めるためにも、ぜひしっかりと見極めて転職活動をしましょう。

コロナ禍でも求人が安定している業種・職種へ

20代は、30〜40代と比べて投資的な側面から「熱意」や「ポテンシャル」で採用されやすいため、コロナ禍でも求人が安定している業種・職種へ転職してしまうのも方法の1つ。

たとえば、新型コロナウイルスによって人々の生活様式が大きく変化したことで、打撃を受ける業界が多い一方、需要が伸びている業界もあります。

具体的には対面を必要としないビジネス、「Web系企業」や「IT企業」、巣ごもり需要によって著しく消費が増えた「EC企業」や「教育事業」などです。

こういった業界では、求人数が安定していますし企業体力もありますので、今後も市場が活発化すると想定できます。

積極的な採用が行われている業界を視野に入れることで、効率の良い転職も可能。

即戦力人材となり転職する

さきほどと関連しますが、コロナ禍でも求人が安定している業種や職種へ転職するために、在職中にスキルを磨いておくことも即戦力人材で転職する秘訣です。

たとえば、コロナ禍で安定しているEC業界へ転職を検討中なら、在職中に基礎的なWebマーケティングスキルを習得するなど。

または現在営業職なら、営業職としての実績を磨きIT系企業の営業職として転職を行うのも良い方法ですよね。

このように、即戦力人材として転職するためには「在職中に需要が期待できるスキルを習得する」または「現職の実績を磨き他業種同職種へ転職する」こういった選択肢もあります。

このようなルートで転職を行うことで、ポテンシャルのみで転職活動を行うよりは、採用確率がグッと上がります。

ぜひ、参考にしてください。

転職エージェントに相談する

20代の転職では初めて転職活動をする方も多く、新型コロナウイルスの打撃もあってスムーズな転職活動ができるのか不安な方も多いと思います。

自己分析や企業の情報収集、履歴書や職務経歴書の書き方など「自分だけで進める転職活動には限界を感じる」という方も多いのではないでしょうか。

特に在職中に転職活動を進める場合、時間にも限りがありますので転職活動が思うように進みません。

そんなときは、転職のプロである転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しましょう。

転職エージェントに相談すれば、あなたの強みやウィークポイントなど第三者目線で導き出してくれますし、あなたの理想のキャリアをヒアリングした上でマッチングしやすい最適な求人を紹介してもらえます。

あなたに合う企業の情報収集、履歴書や職務経歴書の書き方、面接日の調整、面接後のフィードバック、入社日の調整などワンストップ対応。

在職中であっても、面倒な手続きはキャリアアドバイザーにお任せできるため、効率が良く無駄のない転職活動が可能になります。

弊社、株式会社ASSIGNではコンサルファームへの転職支援からスタートし、現在では、経営企画職や営業職など幅広い職種のキャリア形成、転職支援を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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2020年6月には、株式会社ビズリーチが主催、国内No.1のキャリアエージェントを選出する「日本ヘッドハンターサミット」にて、2019年度 コンサルティング部門のMVPを獲得。

*日本ヘッドハンターサミットとは、転職サイト「ビズリーチ」に登録する約3,900名のヘッドハンターの中から、ビズリーチを通じた高い転職支援実績者が表彰される式典のこと。

創業3年目にして名誉ある賞を獲得できたのは、キャリアは「点」ではなく「線」として捉えるというASSIGNが大事にしているビジョンを全てのメンバーが共有しているからこそだと考えています。

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