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【2025年最新】富士通の平均年収は965万円!福利厚生や事業内容を徹底解説

富士通株式会社は日本を代表するIT企業の一つとして知られており、高い年収や安定した売上収益、給与体系に関心が集まっています。本記事では、富士通の平均年収について詳細に解説し、福利厚生や事業内容・強みについても解説していくため、新卒の学生で就職活動をしている方や転職を検討している求職者様へ企業研究といった情報を提供できると考えています。
この記事を見てくださった方に、有益な情報を提供できれば幸いです。

本記事から分かること

  • 富士通について(事業内容、福利厚生など)
  • 富士通の魅力
  • 富士通に転職するためのポイント

本記事は以下のコンテンツで構成しています。

富士通とはどんな会社?

富士通株式会社は、1935年に設立され、日本のIT産業をリードする大手ICT企業として成長してきました。
情報通信システムの開発・製造・販売を中心に、多岐にわたる事業を展開しています。

富士通のパーパスは、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にすること」であり、技術革新を通じて社会課題解決に繋がる価値を創出しています。

企業内容

テクノロジーソリューション事業を主軸とし、クラウドサービス、セキュリティ、AI、IoTなどの最先端技術を活用したソリューションを提供しています。従業員数は約12万人(連結)を超え、日本国内だけでなく、グローバルにも事業を展開しています。

売上高は約3兆7560億円(2024年3月期)に達し、日本のIT業界をリードする企業の一つとして認知されています。
また、研究開発にも積極的に投資しており、毎年多数の特許を取得しています。

会社名富士通株式会社
本社所在地神奈川県川崎市中原区
従業員数約124000名
売上高3兆7560億円
平均年齢42.0歳
新卒・中途採用比率約51%:約49%(転職経験あり)
平均残業時間月23.1時間
有給休暇取得率平均取得日数15.1日

富士通の事業内容 

富士通の事業内容は多岐にわたりますが、主要な事業分野について詳しく説明します。

サービス詳細
サービスソリューション・コンサルティング
・クラウドサービス(IaaS、PaaS、Saas等)
・システムインテグレーション(システム構築、業務アプリケーション)
・各種ソフトウェア
・アウトソーシングサービス(ビジネスプロセスアウトソーシング、データセンター、ICT運用管理、アプリケーション運用・管理)
Fujitsu UvanceFujitsu Uvanceはお客様のビジネス成長と社会課題の解決に挑むソリューションのことです。
業種横断のソリューションやサービスを通じて、お客様と共にサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)の実現に取り組みます。

事例
株式会社SUBARUにて、量産工程の品質保証にAIを活用
↳現物を測らなくても全数造った瞬間に品質の良否判定ができる技術を導入。
ハードウェアソリューション・システムプロダクト(UNIXサーバ、基幹IAサーバ、PCサーバ、OS、ストレージ、メインフレーム、フロントテクノロジー等)
・ネットワークプロダクト
・ハードウェアサポートサービス
・システムサポートサービス
ユビキタスソリューションパソコン
デバイスソリューション電子部品(半導体パッケージ、電池等)

富士通の平均年収は965万円 

2024年3月期の有価証券報告書によると、富士通の平均年収は約965万円となっています。この数字は、従業員の平均年齢が43.6歳という点を考慮すると、非常に高い水準であると言えます。

過去数年間の平均年収の推移を見ると、着実に上昇していることがわかります:

  • 2024年3月期:965万円
  • 2023年3月期:878万円
  • 2022年3月期:859万円
  • 2021年3月期:865万円
  • 2020年3月期:803万円
  • 2019年3月期:798万円

この推移から、富士通が従業員の待遇改善に積極的に取り組んでいることが伺えます。また、IT業界の人材獲得競争が激しくなる中で、優秀な人材を確保・維持するための施策の一環として、年収の向上に努めていると考えられます。

参考情報:有価証券報告書

他社SIer企業との年収の比較 

富士通の年収は、他の大手SIer企業と比較しても高水準にあります。有価証券報告書によると、2024年3月期時点での平均年収は906万円となっており、IT業界の中でもトップクラスの水準です。

主要なSIer企業との比較を以下に示します:

企業名平均年収(※1)
野村総合研究所1271万円
電通総研1133万円
三菱総合研究所1080万円
伊藤忠テクノソリューションズ1028万円
富士通965万円
大塚商会937万円
日立製作所935万円
NTTデータ906万円
日鉄ソリューションズ886万円
NEC880万円
SCSK762万円

富士通の年収は、業界トップクラスの野村総合研究所には及ばないものの、他の大手SIer企業と比較して遜色のない水準にあることがわかります。また、日本の全産業平均年収約461万円と比較すると、はるかに高い水準にあることが分かります。

※1 各社の有価証券報告書,
※2 国税庁「1 平均給与」

SIerの年収が高い理由

SIer(システムインテグレーター)の年収が高い理由として考えられるものを挙げていきます。

1. 高度な専門知識と技術力が求められる

SIerは企業や官公庁向けにシステム開発、インフラ構築、運用管理などを行うため、高度な技術力や専門知識が必要です。

  • 例えば、クラウドコンピューティング、AI(人工知能)、データベース、ネットワークセキュリティなど、特定分野での深い知識と技術力が求められます。
  • また、大規模システムの設計や運用に携わるため、責任範囲が広く、難易度が高いことが年収に反映されます。

2. プロジェクト規模と責任の重さ

  • プロジェクトの成功が会社の業績に直結するため、成果を上げることで高い評価を受けやすいです。
  • 納期厳守クライアントとの期待値調整などの業務も多く、結果的に労働負担も大きいですが、その分年収に反映されます。
  • プロジェクトマネージャーや上級エンジニアなどの責任が伴う役職の方はさらに高い年収が期待できます。

3. 長時間労働と激務

SIer業界は、納期やクライアントの要望に応じて激務になりやすいため、残業や休日出勤が多い場合があります。

  • 長時間働くことで、残業代やインセンティブが付与され、年収が増えることがあります。
  • 特に、システムの導入や運用が急を要する場面では、深夜作業や休日出勤も多くなるため、そうした労働条件に対して報酬が上乗せされます。

4. 競争が激しく優秀な人材の確保が必要

技術の進化が早い業界であるため、SIer企業は優秀なエンジニアやマネージャーを確保し、育成するために高い年収を提示することがあります。

  • 優れた人材を引きつけるためには、他の企業と同様に競争力のある給与や福利厚生を提供する必要があるからです。

これらの要因により、SIerは他の業界と比較して高い年収水準を維持しています。富士通のような大手SIerでは、これらの要因がより顕著に現れ、結果として高い年収につながっています。

富士通におけるマネジメントレベルと新たな報酬制度

富士通のジョブ型人材マネジメントに基づく人事制度では、職務内容や人材要件の明確化のため、職種と職責の高さに応じて職務を区分し、職責の高さに応じて、FUJITSU Levelを設定しています。

このFUJITSU Levelに応じて報酬水準を決定する仕組みとしており、賞与についてはFUJITSU Level15以下は、評価に基づく賞与を支給します。VP以上のエグゼクティブについては単年度業績目標達成や中長期業績目標達成に基づき決定するインセンティブ報酬の仕組みを導入しています。

グローバル共通の基準で職責を格付け(FUJITSU Level)しています。
FUJITSU Levelは7~15、VP・SVPとランクが存在し、新入社員1年目は FUJITSU Level 7 からスタートします。

職位ごとの年収

役職別年収・昇進速度

富士通の役職別の年収は以下のように推定されています:

Openworkに掲載されている情報を参考にすると、以下のように表を作成することができました。
FUJITSU Levelは Level 15 が上限のレベルであるとされていますが、Level 14 以上の詳細がブラックボックスであるため、掲載していません。

役職年収昇進速度
Level 7 (トレーニー)400万円~500万円新入社員1年目
Level 8 500万円~600万円1年目~3年目
Level 9 650万円~750万円3年目~5年目
Level 10 750万円~900万円5年目~15年目
Level 11 1000万円~1200万円16年目以降
Level 12 (幹部社員、マネージャー)1300万円程度実力次第で登用
Level 13 (部長クラス、シニアマネージャー)1400万円~1600万円実力次第で登用
Level 14 (事業部長、統括部長)1600万円~実力次第で登用

参考:Openwork

課長クラスの年収 

富士通の課長クラスは Level 12 のマネージャークラスに相当している方と予想できます。Level 11 までは昇進が見込めるようですが、Level 12 には誰でもなれるわけではありません。
Level 12 に位置している方の平均年収は1300万円程度と予想されており、Openworkでは以下のように口コミをされています。

User img
年収・給与制度
在籍5~10年 / 女性(SE)の口コミ
ここ数年で基本給がかなり上がった。会社全体で良い人材を確保しようとする動きがありとても良いと思う。ちなみに、給与はグレードで大きく分かれ、その中に細かなレンジが存在する。

※レベル12から管理職

昔はレベル10は年功序列で誰でもなれたが、今はそれなりに実力がないと9止まりになる場合があるとも聞く。全体的に若手は優遇されやすいと思う。残業が多めの部署の場合、レベル10でも年収1000万は超えてくる。レベル11なら確実に超える。
出典:Openwork

部長クラスの年収 

富士通における部長クラスは、Level 13 に位置する方が相当します。
部長クラスの年収は1400万円~1600万円の年収レンジであると予想され、かなりの高年収が見込めます。

部長クラスであると予想していますが、残業代も支給され、ボーナスは評価に基づいて支給されます。

富士通は年収が低い?

年収ランキングから見る富士通の年収 富士通の年収は、IT業界の中でも高水準に位置しており、決して低いとは言えません。2024年3月期の平均年収は965万円であり、日本の全産業平均年収(約461万円)を大きく上回っています。

このランキングから、富士通の年収は業界トップクラスであることがわかります。特に、同じSIer(システムインテグレーター)であるNTTデータと比較しても、富士通の方が高い年収水準を維持しています。

また、富士通の年収は過去数年間で着実に上昇しており、2019年3月期の798万円から2024年3月期の965万円まで、約21%の増加を示しています。この傾向は、富士通が従業員の待遇改善に積極的に取り組んでいることを示しています。

▽SIer企業のランキングについてまとめた記事はこちら▽

【2025年最新】富士通の平均年収は965万円!福利厚生や事業内容を徹底解説
【2025年最新】富士通の平均年収は965万円!福利厚生や事業内容を徹底解説

富士通の給与体系

富士通の給与体系は、基本給、諸手当、賞与で構成されています。近年、人事制度の改革を行い、より個人の専門性やスキルが評価されるようになりました。

富士通の給与

年収 = 月給 × 12 + 賞与 + 各種手当

富士通の給与体系は、基本給、残業代等の諸手当、賞与で構成されています。
基本給は、「FUJITSU Level」によってテーブルが変わります。
Openworkで回答されていた目安で言うと、「Level 7 で基本給28万4000円」「Level 9 で基本給31~35万円ほど」「Level 10 で基本給40~45万円ほど」であることが理解できます。

富士通のボーナス・賞与 

富士通のボーナスは年2回(6月と12月)支給されます。支給額は基本給の4〜6ヶ月分程度で、年間合計で200〜300万円程度となっています。

ボーナスの額は個人の評価や会社の業績によって変動しますが、一般的な企業と比較してかなり高水準であると言えます。また、富士通では業績連動型の賞与制度を導入しており、会社の業績が好調な場合はさらに高額のボーナスが支給される可能性があります。

富士通の給与に関する口コミ 

富士通の給与に関する社員の口コミは概ね良好であるように思えます。
Openworkでは以下のような口コミが掲載されています。

User img
年収・給与制度
在籍5~10年 / 女性(SE)の口コミ


給与は業界上位を目指して、数年前から10%ほど基本給がアップした。早い段階から、年収1000万円を目指せるようにするほど優秀な人材確保のための給与体系。


出典:Openwork

User img
年収・給与制度
在籍5~10年 / 女性(SE)の口コミ


数年前から着実に給料は上がっている。賞与も多く、同世代に比べると給与はかなり高い方であると感じる。年功序列ではなく、成果主義にしようと会社全体は動いているが、現場にはまだ浸透はしていない。最近は新卒の給与の一律を廃止するという動きもある。カフェテリアポイント制度などの福利厚生も充実している。家賃補助は高くない印象である。独身の場合、首都圏は3万円程度である。関西は1万5千円とかなり少ない。結婚すると多少は増額するが、雀の涙程度である。


出典:Openwork

富士通の初任給・新卒の年収 

2026年卒の新卒学生の募集要項には以下のように給与の記載がされています。

担う職責に応じて決定【2025年1月時点(予定)】

※入社後早期から、自律的な業務遂行が求められる職務を担う方については、月額給与315,000円です。なお、高度なスキルや専門性を持ち、より高い職責を担う方については、さらに高い金額を個別に設定します。

※習熟度を上げるための育成が一定期間必要で上司の指示に基づき職務を遂行する方については、月額給与284,000円となります。

富士通の中途の年収は?中途で年収が下がることはある?

弊社で支援した事例を紹介します。

年齢:20代若手
前職:
コンテンツ作成・配信会社で営業4年経験した後、
ネットワーク・システムソリューションサービスを提供する会社でインフラエンジニア2年経験
転職検討理由:働いた成果に見合わない年収、年収を安定させたい、ライフイベントに合わせて待遇を改善したい
富士通でのポジション:インフラ開発メンバー
オファー年収:前職よりも50万円UP

一般的に年収は前職での経験や面接時での評価が反映され、前職の年収と同程度の年収を提示されますが、下がる可能性もあります。ただし、年収が下がることが必ずしも悪い結果を意味するわけではありません。
新しい職場でのキャリアアップやスキル向上、ワークライフバランスの改善など、長期的な視点でのメリットも考慮することが重要です。

富士通の評価制度

グローバル統一の評価制度Connectでは、社員一人ひとりの主体的な挑戦を後押しし、組織や個人の成長と社会やお客様に大きなインパクトをもたらすことをねらいとしています。

Connectの特徴

①重点テーマの策定
重点テーマ:中期計画や組織ビジョンの実現のために、期ごとに重点的に取り組む施策とゴールを策定。

②上司部下間の頻繁な1on1の実施
最低月に1度、目標達成に向けて、上司部下間での直近のパフォーマンスの振り返りや今後の成長のためのキャリア形成の1on1面談の実施。業績の管理のみならず、個人に求められている行動ができているかをのFBを実施。
パーパスやビジョン体現に向けた「インパクト」「行動」「成長」を評価。評価の際には妥当性や社員の今後の成長に向けた施策検討のため、組織単位で評価を実施。

インパクト行動体系



③評価の報酬やアサインメント、スキル向上支援への活用
評価結果を報酬やアサインメント、スキル向上支援の検討にも活用することで、一貫性のある人材マネジメントを行うことができる仕組みを構築。

参考:Financial Well-being

富士通の福利厚生 

富士通は、社員一人ひとりの多様な働き方と生活を支援するため、充実した福利厚生制度を提供しています。特に、リモートワークを推進し、柔軟な働き方をサポートしています。以下に主な福利厚生をまとめました。

福利厚生項目内容
リモートワーク推進自宅やオフィス、サテライトオフィスなど、働く場所を柔軟に選択できます。
通勤費補助通勤にかかる費用を会社が補助します。
団体保険制度社員とその家族が加入できる各種保険制度を提供しています。
ファミリーアシスト給付(家族手当)扶養家族がいる社員に対して手当を支給します。
福利厚生ポイント制度(カフェテリアプラン)毎年付与されるポイントを、本や育児用品、テレワーク用デスクなどの購入に使用できます。
住宅支援新入社員向けの寮、独身者・家族扶養者向けの家賃補助、住宅取得補助を目的とした財形制度など、多様な住宅ニーズに対応しています。
従業員持株会社員が自社株を計画的に取得できる制度です。
財形貯蓄・財形奨励金将来の資産形成を支援するための貯蓄制度と奨励金を提供しています。
企業年金制度・確定拠出年金制度老後の生活を支える年金制度を整備しています。
各種保養施設・スポーツクラブ利用費用補助社員の健康維持とリフレッシュを目的に、保養施設やスポーツクラブの利用をサポートしています。
婦人科健診費用補助女性社員の健康管理を支援するため、婦人科健診の費用を補助します。

これらの制度により、富士通は社員の多様なライフスタイルとキャリアを全面的にサポートしています。

富士通に転職するためには

富士通の企業理念・DX戦略への理解と共感

富士通は「デジタル革新」を推進する企業であり、DX(デジタルトランスフォーメーション)を軸に事業を展開しています。単なるIT企業ではなく、「テクノロジーを通じて社会課題を解決する」ことを目指しているため、その理念に共感し、自分がどう貢献できるかを明確にすることが重要です。
👉 対策:富士通の公式サイトやニュースリリース、DXに関する取り組みを事前にリサーチし、面接で自分の考えを語れるようにする。

められるスキル・経験を理解し、強みをアピール

富士通は幅広い事業領域を持つため、職種ごとに求められるスキルや経験が異なります。特に、クラウド、AI、セキュリティ、5Gなどの先端技術分野の経験者は高く評価されます。また、顧客との折衝能力やプロジェクトマネジメント経験も重要です。
👉 対策:求人票をよく読み、自分の経験がどのように活かせるか整理し、具体的なエピソードを交えてアピールする。必要に応じて資格取得やスキルアップを行う。

富士通の働き方・カルチャーに適応できる柔軟性をアピールする

富士通は「Work Life Shift」という柔軟な働き方を推進しており、リモートワークやフレックスタイム制度が導入されています。一方で、チームでの協働や自律的な業務遂行が求められるため、自分で考え、行動できる力も重要です。
👉 対策:富士通の「働き方改革」に関する情報をチェックし、自分の価値観と合うかを確認する。面接では、リモートワーク環境下での自己管理能力やチームワークの経験をアピールする。

選考対策

富士通は即戦力として働くことを求められているため、富士通のカルチャーや求める人物像にフィットさせることが重要です。書類選考や面接練習といった選考対策を実施する必要があります。
👉対策:エージェントに頼りながら選考対策を実施し、実践経験を積む。

これらの準備を通じて、富士通が求める人材像に近づくことができます。
特に、富士通が注力している分野(AI、クラウド、セキュリティなど)のスキルを磨くことは重要であると考えられます。

アサインでは求職者様のスキルや経験の棚卸、選考対策等の支援が充実しています。
富士通を含め、多くのSIer企業への転職実績があるため、選考通過率が高いことも魅力の1つであると考えています。
今後のキャリアについて相談したい、転職したいと思っている方は、下記ボタンからキャリア面談のご予約お待ちしています。

アサインでは、新卒学生の支援も行っています。
自己分析が足りない、志望動機の差別化ができない、面接対策がしたい。
就職活動が不安な学生様のキャリア面談予約をお待ちしております。

富士通は大量採用で誰でも入れる?中途は厳しい? 

富士通の中途採用は厳しい?

富士通は多くの人材を採用していますが、中途採用は厳選され、スキルや経験が重視されます。

中途採用が厳しい理由

  1. 即戦力が求められる:クラウド、AI、セキュリティ、PM分野の経験が評価されやすい。
  2. ポジションごとに求められるスキルが明確:競争率が高く、適性が重要。
  3. カルチャーフィットも重視:「Work Life Shift」に対応できる柔軟性が求められる。

中途入社成功のポイント

✅ 富士通のDX戦略・企業理念を理解し、自分の強みと結びつける
✅ 求人内容を把握し、適した職務経歴書を作成
✅ 面接で具体的な貢献イメージを伝える

結論:富士通は中途採用に積極的だが、スキル・経験がないと厳しい。

富士通は「やばい」と言われる?

一部でネガティブな口コミがあるものの、近年は変革が進んでいます。

1. 激務なのか? → 部署次第

📌 忙しい職種:SIer、PM、官公庁案件
📌 比較的ゆとりがある職種:研究開発、DX・クラウド系

対策:入社前に部署や働き方を確認

2. 企業文化・評価制度は?

📌 ネガティブな声:年功序列が残り、評価が遅い
📌 変革の動き:ジョブ型雇用導入、リモートワーク推進

対策:成果主義が進んでいる部署を選ぶ

結論:「やばい」とは一概に言えず、配属先で大きく変わる。事前リサーチと適切な部署選びが重要!

「FUJITSU Career Ownership Program(FCOP)」

FUJITSU Career Ownership Program(FCOP)とは、富士通の社員一人ひとりがキャリアオーナーシップを発揮しながら、充実したキャリアを実現していくための支援プログラムのことです。各プログラムを通して、社員のキャリアオーナーシップに関する認知や理解、実践が着実に進んできています。
プログラム内容は以下の通りです。

キャリアCafe

キャリアについて同世代と対話を通じてキャリアを考え、行動を起こすきっかけ・キャリアのヒントを得る場。
キャリアCafeは対話中心の参加型ワークショップで、キャリアに関する様々な知識を『聞く』だけでなく、自身の思うことを話して『言語化』することで、より具体的なイメージを描きます。
日本国内の社員25%が参加。

キャリアオーナーシップ診断

質問に答えると、自分の「今」のキャリアオーナーシップの状況が分かり、行動のヒントを得ることができる診断です。オーナーシップの現状を診断することができ、5人に1人の社員が活用中のようです。

Linkedinラーニング

グローバルラーニングプラットフォーム。全従業員の80%以上が活用し、自律的な学びの文化が醸成されつつあります。

社内ポスティング制度

富士通グループの空きポジションが常時公開されており、キャリア志向に応じて手を上げてチャレンジができます。上のポジションへの挑戦(昇格)や海外ポジション(グローバルポスティング)もあり、多くの社員が活用しています。

社内インターンシップ・社内副業

社員の挑戦を支援すると共に、組織を超えて様々な経験を得る機会を提供しています。
それまでの経験と全く異なる職種を経験してキャリア観を形成することが可能。

キャリアカウンセラーによるキャリア面談

キャリアカウンセラーが、キャリアに関する相談に乗り、一人ひとりのキャリアオーナーシップ実現に向けたサポートをします。相談者数が年間1000名を超えています。

富士通のキャリアパス

富士通は、社員一人ひとりが自分のキャリア目標を達成できるよう、多様なキャリアパスを提供しています。ここでは、社内および社外でのキャリアパス、さらに富士通出身者の成功事例について詳しく解説します。

社内のキャリアパス

富士通では、社員が自身のスキルや志向に応じて選択できる多様なキャリアパスが用意されています。主に以下の3つの路線が存在します:

方向性詳細
専門職路線ITスペシャリストやアーキテクトなど、技術分野での専門性を高める方向性。
クラウド、AI、セキュリティなどの先端技術を活用し、プロジェクトの技術的な中核を担う。
技術力を磨き続けることで、社内外で高い評価を得られるポジションに就くことが可能。
マネジメント路線プロジェクトマネージャーや部門マネージャーとして、チームやプロジェクト全体を管理する役割。
課長や部長クラスへの昇進もこの路線に含まれている。マネジメント能力だけでなく、顧客折衝やリーダーシップも求められる。
ビジネス路線営業やコンサルタントとして、顧客との関係構築や新規ビジネス開拓に携わる方向性。
特にソリューション営業やDX推進役として活躍する社員も多くいます。

これらの路線は相互に移行可能であり、例えば技術職からマネジメント職への転向や、その逆も可能です。
また、定期的なキャリア面談を通じて、自身の志向に合ったポジションへの異動がサポートされています。

社外のキャリアパス

富士通で培った経験やスキルは、社外でも高く評価されます。以下は富士通出身者が選択する主な社外キャリアパスです:

1.他企業への転職

特にIT業界内での転職が多く見られます。クラウドサービス企業やスタートアップ企業で技術者やマネージャーとして活躍するケースが一般的です。

また、金融業界や製造業など、自身が担当していた業界へ直接転職する例もあります。

2.起業

富士通出身者には、自ら会社を立ち上げる起業家も少なくありません。特にITコンサルティングやシステム開発会社を設立するケースが多いです。

3.コンサルティングファームへの転職

富士通で培ったプロジェクト管理能力や業界知識を活かし、大手コンサルティングファームへ転職する人もいます。

4.教育・研究分野への進出

大学教授や研究機関でIT関連の教育・研究活動を行う人もいます。特にAIや量子コンピュータなど先端分野で活躍するケースがあります。

これらのキャリアパスは、富士通で得た経験とスキルが基盤となっています。また、富士通出身者は「大手企業で鍛えられた」という信頼感から、多くの企業で歓迎される傾向があります。


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富士通出身の著名ビジネスマン

 富士通からは、多くの著名なビジネスマンが輩出されています。その中でも代表的な人物を以下に紹介します:

時田隆仁氏

現富士通代表取締役社長。富士通在籍時に金融システム事業本部長、ロンドンにてグローバルデリバリーグループ副グループ長として事業のグローバル化に尽力。2019年より代表取締役社長に就任し、2021年から日本経済団体連合会の審議員会副議長にも専任されています。

佐々木則夫氏

元富士通代表取締役社長。富士通在籍時には経営改革を推進し、その後も日本経済団体連合会(経団連)の要職を歴任しました。

田中達也氏

富士通元副社長。退任後は大手コンサルティングファームでアドバイザーとして活躍し、日本企業のDX推進に貢献しています。

これらの人物は、それぞれ異なる分野で成功を収めていますが、共通しているのは富士通で培った経験とネットワークを活かしている点です。彼らの成功例は、現役社員にも大きな刺激となり、新たな挑戦への意欲を掻き立てています。 以上、富士通では社内外問わず多様なキャリアパスが用意されており、それぞれが自分自身の目標に向かって成長できる環境があります。また、同社出身者には各分野で成功している人材が多く、その実績は富士通ブランドの信頼性と魅力をさらに高めています。

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