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インターン~有効な活用方法と事前準備~

はじめに

インターンシップは大学3年生にとって、本選考を有利に進めるための重要なステップです。業界や職種の研究、企業のイメージ形成、志望動機の明確化など、インターンシップには多くのメリットがあります。しかし、「幅広い業界を受けるべきか、志望業界だけでよいのか」など、インターンシップの選び方について悩む学生も多いでしょう。

本記事では、インターンシップの選び方から、事前準備までのポイントを具体的に解説します。なお、インターンシップの選考に受かるためのポイントは、選考ごとに別の記事で詳しく説明していますので、ページの最下部から該当の選考のポイントを確認していただけると幸いです。

就活軸や将来像に合わせたインターンシップ選び

インターンシップや本選考において、業界や企業の選択は、まず「就活軸」や「将来像」を明確にした上で、これらを満たす環境を選ぶことが重要です。そのため、自己分析からスタートすることが肝心です。

ただし、インターンシップを通じて実践を積む中で、自分にとって大切な価値観やキャリアにおける軸を見つける学生も多くいます。そこで、就活軸や将来像がまだ不明確な方でも、有意義なインターンシップにするためのポイントをお伝えします。

就活軸や将来像が明確な場合

就活軸や将来像が明確な場合は、これらを満たす業界や企業を複数受けることをおすすめします。業界ごとのビジネスモデルには大きな違いはないものの、企業ごとの差別化ポイントや自分との相性を認識することが重要です。

特に志望度の高い企業については、複数日間のインターンシップへの参加がおすすめです。早期選考へのつながりや選考フローのカット、専任リクルーターによるサポートなど、1日だけのインターンシップと比較して得られるメリットが大きいためです。ただし、選考難易度が高まるため、入念な対策が必要です。

就活軸や将来像が不明確な場合

一方で、就活軸や将来像が不明確な場合は、まずは1日だけのインターンシップを数多く受けることから始めるとよいでしょう。多くの業界を直感的に体験することで、自分に合った業界を見つけるきっかけをつかむことができます。

具体的には、各業界から1社ずつ選び、できるだけ多くの業界を体験することを意識しましょう。この際、選考フローが短いものや選考なしで参加できるインターンシップを選ぶのがおすすめです。業務理解が目的なので、実務に近い内容を体験できるインターンシップを選びましょう。新規事業立案など、抽象的で難易度の高いインターンシップには注意が必要です。

夏の間に1日だけのインターンシップに集中して参加し、自分に適した業界を見つけた後は、冬に複数日のインターンシップに挑戦し、企業ごとの理解を深めていくとよいでしょう。

効果的なインターンシップの探し方

インターンシップを探す際の効果的な方法をいくつかご紹介します。

① 求人広告の活用

求人広告は、多くの企業が利用しているため、効率的にインターンシップ情報を収集できます。ただし、求人情報だけではインターンシップの具体的な内容や、ビジョンなどの定性面が分かりにくい点に注意が必要です。

② 合同企業説明会への参加

合同企業説明会は、一日で多くの企業を見ることができるため、インターンシップ探しにおいて最も効率的な方法です。対面形式だけでなく、オンラインで開催される説明会も増えているので、自分に合った形式を選びましょう。

③ 就活エージェントに相談

就活エージェントを利用することで、企業が自分に合っている理由や、インターンシップの具体的な内容・優遇措置などを詳細に聞くことができます。また、自己分析の一環として、エージェントとの面談を通じて自分の価値観やキャリアに対する考えを整理できるというメリットもあります。

インターンシップ前の事前準備

インターンシップの参加が決まったら、満足して手ぶらで参加するのは非常にもったいないです。最低限以下の3つの事前準備を行い、本選考や将来のキャリアに向けた足がかりを作りましょう。

① 企業研究丨仮説や疑問を持つ

インターンシップに参加する前に、企業のホームページで事業内容やサービス、ビジョン、理念などの情報を把握しておきましょう。上場企業の場合、決算説明会資料や有価証券報告書も確認し、企業の強みや成長戦略を理解することで、インターンシップでのワークや質問内容の質を向上させることができます。

また、企業情報から具体的なイメージが湧かない場合でも、疑問点や仮説を持ってインターンシップに臨み、その場で解消していく姿勢が大切です。

② 目的と目標設定丨インターンシップ後のゴールを明確に

インターンシップで何を得たいかを明確にすることは、充実度を高めるポイントです。業務理解やワークでの活躍など、目的や目標に正解はないので、自分なりに柔軟に考えていくとよいでしょう。

目的や目標を設定する際は、自分の強みや弱みを把握した上で、企業研究で理解した求められるスキルと比較し、何を活かすべきかを考えましょう。明確な目的や目標を持つことで、インターンシップに対するモチベーションが高まり、積極的に行動できるようになります。目標を達成することで得られる達成感は、自信につながり、キャリアを前向きに考えるきっかけになります。

③ 質問の準備丨志望度の高さを伝えるチャンス

インターンシップに参加する際は、仕事内容や社風、雰囲気、やりがい、求められるスキルなどについて、事前に質問を準備しておきましょう。企業研究で感じた疑問や、目的を果たすための質問を用意することで、インターンシップをより有意義なものにできます。

ただし、企業の社員はインターンシップで企業の魅力を伝えることが目的なので、質問への回答が必ずしも本音とは限りません。そのため、インターンシップを通して感じた直感やフィーリングも大切にしましょう。企業の雰囲気や社員の働き方など、実際に五感で感じたことは、キャリアを考える上での貴重な判断材料となります。質問の回答と直感を組み合わせることで、企業への理解をより深めることができます。

まとめ

インターンシップは、就職活動を成功させるための重要な手段の一つです。そのため、どの業界・企業のインターンシップに参加すべきか、どのような心構えで臨むべきかなど、インターンシップ参加前の行動が非常に重要になります。短期的な優遇措置だけでなく、就職活動全体や皆さんのキャリア実現に役立つ取り組み方を心がけましょう。

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