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就活スタート時に把握しておくべき全体スケジュール

はじめに

2026年に卒業予定の学生の皆さんが就職活動を成功させるためには、計画的な準備が欠かせません。本記事では、就活スケジュールを具体的に解説し、何をいつから始めるべきかを詳しく説明します。スケジュールを理解し、具体的なイメージを持ちながら進めていきましょう。なお、今回記載するスケジュールは標準的な日系企業を想定していますが、早期選考が行われる業界については、記事後半で説明します。

大学3年生(大学院1年生)

4月~6月: 自己分析と業界研究の開始

  • 自己分析: 自分の強みや弱み、興味関心を明確にしましょう。自己分析ツールやワークショップの利用も効果的です。たとえば、ストレングスファインダーやDiSC性格診断を活用して、自分を客観的に捉えることが重要です。過去の成功体験や挫折経験を振り返り、どのような状況で最も力を発揮できるかを分析しましょう。
  • 業界・職種研究: 幅広い業界を調べ、自分が興味を持てる業界や職種を特定します。企業の事業内容やビジョンを理解し、自分の価値観やキャリアプランに合致するかを検討します。オンラインセミナーや企業のウェブサイト、業界誌を活用し、最新のトレンドやニュースも追いましょう。

7月~9月: インターンシップの参加

  • サマーインターンシップ: 興味のある企業や業界のインターンシップに参加し、実際の職場を経験することで、具体的な働き方や企業文化を理解します。可能であれば、複数の企業でインターンシップを行い、異なる職場環境を比較することもおすすめです。
  • フィードバックの収集: インターンシップでの経験を振り返り、自分に合った仕事や環境を再評価します。上司や同僚からのフィードバックを大切にし、自分の強みや改善点を明確にしましょう。

10月~12月: エントリーシートの準備と企業研究の深化

  • エントリーシート(ES)の準備: 過去の志望動機や自己PRを書き出し、練り直します。先輩やキャリアセンターに見てもらい、改善点を指摘してもらうと良いでしょう。具体的なエピソードを交えて説得力を持たせることが重要です。
  • 企業研究の深化: 興味を持った企業について深く調べ、求める人材像や選考基準を理解します。企業の財務情報や市場でのポジション、競合他社との比較も行い、より具体的な知識を身につけましょう。

大学4年生(大学院2年生)

1月~2月: 就活解禁に向けた準備

  • 面接練習: 模擬面接やグループディスカッションの練習を重ねます。フィードバックを基に改善を繰り返し、自信を持って本番に臨めるようにしましょう。オンライン面接の練習も行い、実際の選考で役立てましょう。
  • 企業説明会の参加: オンラインやオフラインで開催される企業説明会に参加し、企業の最新情報を収集します。直接質問できる機会を活用し、疑問点を解消することが重要です。

3月: 就活解禁

  • エントリー開始: 企業のエントリーが本格化します。興味のある企業には積極的にエントリーし、締切に注意しながら計画的に進めましょう。エントリー数を増やしすぎず、しっかりと準備できる範囲で活動することが望ましいです。
  • 選考開始: エントリーシートの提出後、書類選考を通過したら面接やグループディスカッションに臨みます。企業ごとの特徴に応じた対応を心がけ、自分の強みを最大限にアピールしましょう。

4月~6月: 本選考のピーク

  • 最終面接: 本選考が進むと最終面接が増えてきます。企業の経営陣や幹部との面接に備え、自分の意見をはっきりと伝える練習を重ねます。自分のビジョンや価値観をしっかりと持ち、企業の求める人物像とどのように合致するかを具体的に説明しましょう。
  • 内定獲得: 内定を得たら、その企業で働くイメージを具体化し、自分のキャリアに合っているかを再度確認します。複数の内定がある場合は、企業の文化やキャリアパス、待遇などを比較し、最良の選択を行いましょう。

内定後

6月~翌年3月: 入社に向けた準備

  • 内定者研修やインターン: 内定先の研修やインターンシップに参加し、企業への理解を深めます。新しい人間関係の構築やスキルアップの機会として活用しましょう。同期と交流を深めることで、入社後のネットワークを築くことができます。
  • 卒業に向けた学業の仕上げ: 学業をおろそかにせず、卒業要件を満たすように注意します。最後までしっかりと学びを続け、次のステップへの準備を整えましょう。

外資系ファーム・外資系投資銀行の新卒採用スケジュール

大学3年生の4月~8月

  • インターンシップ選考: 外資系企業は、サマーインターンシップの選考をこの時期に開始することが多いです。インターンシップが本選考に直結するケースが多いため、非常に重要です。
  • インターンシップ参加: 実際のインターンシップは6月~8月にかけて行われることが一般的です。インターン中に高い成果を上げることができれば、内定に直結する可能性が高まります。

大学3年生の9月~11月

  • 早期選考の開始: サマーインターンシップを終えた後、早期に本選考を開始する企業もあります。特に外資系投資銀行では、インターン参加者に対して優先的に本選考を進める場合が多いです。

大学4年生の1月~3月

  • 本選考の本格化: インターンシップを経ていない応募者向けの本選考がこの時期に行われることもあります。外資系ファームや外資系投資銀行は選考開始時期が速く、ケース面接等の特殊な対策が必要になります。また、サマーインターンが実質的な本選考となっていることも多く、通常よりも早期の就活準備が求められます。

ベンチャー企業の新卒採用スケジュール

大学3年生の4月~8月

  • インターンシップ選考: ベンチャー企業では、この時期からインターンシップの選考が始まることが多いです。ベンチャー企業は即戦力を求める傾向が強いため、インターンシップが非常に重要です。
  • インターンシップ参加: インターンシップは6月から8月にかけて行われ、実際のプロジェクトに参加する機会が与えられます。企業文化や業務内容を理解しながら、自身のスキルを試す良い機会です。

大学3年生の9月~11月

  • 早期選考の開始: インターンシップでの成果やフィードバックをもとに、早期選考を始める企業も多くあります。インターン参加経験がある学生は、優先的に本選考に進むことが多いです。
  • カジュアル面談やオファー: ベンチャー企業では、カジュアル面談を通じて企業との相性を確認するプロセスがあります。この段階で、早期に内定を獲得する学生もいます。ベンチャー企業は柔軟な採用プロセスを持ち、個々の成長意欲や適応力を重視することが多いです。選考ルートも多様で、インターンでの活躍を通じて内定につながる場合もあります。

まとめ

就職活動は人生の大きな節目であり、自分の未来を切り開く大切なプロセスです。納得のいく選択をするためには、計画的な準備と情報収集が鍵となります。自己分析を通じて自分を知り、業界研究で視野を広げることで、自分に最適なキャリアパスを見つけることができるでしょう。皆さんの就職活動が実り多いものになることを心から応援しています。

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