【面接対策】年齢によって変わる質問内容
今回は、面接対策における質問内容に注目します。
年齢ごとに求められる経験やスキルが変わっていくにつれて、質問の内容にも変化が起きます。
面接官の目線と合わせて、代表的な質問やその意図について解説していきます。
選考基準の変化
採用企業の事業特性や成長度合いによっても異なりますが、おおよそ以下のような基準を理解しているのが望ましいです。
今回は話に具体性を持たせるために、営業職への転職を想定して記述しますが、他の職種でも同様であり、希望職種に置き換えて考えていただければ幸いです。
年齢別の選考基準例
・20代前半:営業力
・20代後半:営業力+親和性
・30才以降:類似領域での実績
・35歳以降:具体的な貢献プラン
ここでいう営業力とは、コミュニケーション能力や、行動力といったポテンシャルに近い力を指します。
職務経歴書上の予算達成情報や、現職での工夫点等に表現されることが多いもので、20代前半では、育成が前提となった採用になるため、営業としての資質があれば採用ラインに乗ることができます。
20代後半になると、似た領域での営業経験が求められるようになります。
類似領域とみなすかどうかの判断は企業によって多少の異なりもありますが、ウェディングプランナーの方をメーカーの営業職として採用する、といった大きく領域が異なる採用は基本的に難しい傾向にあります。。
類似性のアピールとしては、カウンターパートの類似性や、商材の類似性、業務特性の類似性(多くの関係者を巻き込む仕事、決裁が複雑な仕事)といった様々な切り口があります。
30歳以降では、より即戦力性が求められるため、類似領域での実績が必要になります。
我々エージェントの仕事で言えば、年間成績3000万円や受賞実績など、業界の中で優秀とみなされる一定のラインが存在します。
35歳以降では、事業の中核としての役割を求められるため、具体的な貢献プランが必要になります。
例えば、どんなクライアントを引っ張ってこれるか、3年以内にチームとしてどれだけの売上を作ることができるか、売上達成の具体的な戦略はどうか、といった内容に答えられることです。
このような選考基準の変化によって、面接での質問内容も変わってくるのです。
質問内容の変化
20代前半では、営業職としての基本的な適性を確認するために、面接の中でのコミュニケーションスタイルの確認や、現職での営業工夫への質問で見られることが多くなります。
また特徴的な点として、ポテンシャル要素が大きいからこそ、どの部分がすぐに通用して、どの部分はキャッチアップが必要なのかという自分の理解を確認されることもあります。
どのようにキャッチアップしていくのかという質問に関しては、ひたすらがんばりますではなく、具体性を持って回答しなければなりません。
20代後半では、現職の業務についての深堀りが少し増えていきます。
この時に気をつけることとしては、単純に営業力をアピールすれば良いのではなく、一定の類似性を訴求する必要があることです。
例えば、業界は違えどもカウンターパートの性質が近い(中小企業の経営者向け提案)という点を訴求するのであれば、オーナー経営者向けにはどのような工夫が求められ、どのように結果を出してきたのかについては、経験に裏打ちされた自分の考えを伝える必要が出てきます。
30歳以降では、社外で通用する確かな実績を伝える必要が出てくるので、面接でのパフォーマンスの比重が下がり、経歴や実績の比重が上がるため、面接自体は簡易になることもあります。
35歳以降ではより顕著ですが、経営レベルの人間と面接をする中で、具体的にどのような貢献ができるのかということについては、能動的に伝えていく必要が出てきます。
そのため、形式ばった面接というよりは、ディスカッション形式になることもあり、内定時の提示条件や、選考の基準もオーダーメイドの傾向が強くなります。
キャリア論と関連付けた捉え方
上記にて年齢別での選考基準・質問内容の変化について紹介してきましたが、特に年齢が進んだ場合には、面接前の準備で対応しきれない要素も増えてきます。
そのため、若手であれば面接対策のクオリティーは転職の成否に大きく影響しますが、中堅以降の年齢に向けては、選考対策よりも、今までどのようなキャリアを作ってきたのかというキャリアプランが勝敗を分けます。
転職活動に向けて選考対策を行っている方や、今後のキャリアについて悩んでいる方にとって、採用市場からの見え方を理解する一助となれば幸いです。
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