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【2024年】転職で二次面接を通過するための対策を徹底解説

一次面接と二次面接にはどういった違いがあるのでしょうか。

本記事では、これから二次面接を予定されている方に向けて、一次面接と二次面接の違いや二次面接を通過するための対策を解説します。

面接は、一次・二次・最終面接へと段階的に進むわけですが、中には二次面接が最終面接という場合もあります。

この場合、一次面接とは面接官も異なり、質問に対する高い回答精度が問われます。

二次面接で面接官が重視するポイントから、二次面接を通過できない人の特徴まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

一次面接と二次面接の違いについて

一次面接と二次面接について、最初に挙げられる点が「面接官」の違いです。

一次面接では、必要なスキルや資質など、実務的な内容や入社意欲の確認が選考対象となります。

これらの選考項目は、上層部ではなくても見極めが可能なため、面接官は人事や採用担当者が担当することが多い傾向にあります。

ここでは履歴書や職務経歴書だけではわからない、応募者のコミュニケーションスキルや、基本的なビジネスマナーもチェックされます。

一方、二次面接では、配属先となる部や課の責任者が担当することが多く、より実務的なスキルの確認や、カルチャーフィットとの適合性などを確認される傾向にあります。

また、応募者が自社に定着してくれるか、どのように貢献してくれるかという観点も重視されます。

二次面接が最終面接の場合も

面接は、基本的に一次・二次・最終面接と段階的に進んでいきます。

しかし、企業によっては企業規模や担当者等の問題で、一次面接や二次面接が最終面接である可能性もあります。

事前に面接が何次まで行われるかを把握できれば良いですが、そうでない場合は、常に最終面接を想定した面接対策を講じる必要があります。

二次面接が最終面接の場合、面接官は配属部署の責任者や、経営者などの上層部が主体です。

そのため、実務的な確認はもとより「入社意欲の再確認」「キャリアビジョン」「カルチャーフィット」この3点を中心に入社の採否が判断されます。

また、面接官が上層部である場合、愛社精神が顕著となり「同業他社ではなくなぜ当社なのか」という「その企業である必然性」が問われます。

この点についても、入念な対策が必要になります。

二次面接で面接官が見ているポイント

ご紹介した通り、二次面接では「実務的なスキルの確認」や「カルチャーフィットとの適合性」が判断されます。

ここでは、より具体的に二次面接で面接官がチェックしているポイントについて解説します。

会社に貢献できる人材・スキルの持ち主か

まず履歴書や職務経歴書だけでは判断できない、実務的なスキルの確認を行います。

より具体的なスキルや資格について質問され、どの程度業務内容への理解があるのかチェックされます。

そのため、二次面接時点で「スキルが足りていない」「自分の強みが理解できていない」と人材価値が判断された場合には、落選する可能性が高くなる傾向にあります。

ですので、二次面接時点ではより強く応募先企業に貢献できる人材かをアピールする必要性があります。

社風や理念にマッチする

応募者が、自社にマッチしたスキルの持ち主であっても「配属部署に馴染めない」「企業理念に対する理解が薄い」という場合には「自社に合う」人材とは判断されません。

採用企業にとっても、社風や企業理念に合わない人材を獲得しても、スキル以前にすぐ辞めてしまう可能性が高くなります。

このような場合、人材への時間と費用が無駄になってしまいますから、落選対象に該当します。

企業研究を深掘りし、求める人材への特性や、働き方、企業理念への理解を深めてください。

会社のビジョンや方向性にマッチするか

繰り返しになりますが、二次面接では応募先企業との「実務的なスキルの確認」や「カルチャーフィットとの適合性」が判断されます。

しかし、これだけだと本質的な応募先企業の理念やビジョン、目指す方向性についてマッチした人材かを判断できません。

そこで「当社の理念やビジョンについて、どう思われますか」など、より応募者との相性を重視した質問が用意されています。

また「数ある企業の中で当社を選んだ理由はなんですか」など、その企業である必然性から、会社のビジョンや方向性にマッチする人材かを判断する場合もあります。

応募者はなぜその企業なのか、その企業である必然性はどこにあるのか、今一度深掘りしてください。

一次面接の内容を深掘りできているか

一次面接では、志望する業界や企業である理由、今後のキャリアについて、ある程度回答できればそこまで問題はありません。

しかし、二次面接や最終面接になると、志望動機や将来像の明確な深掘りが必要です。

採用企業としても、自社に貢献できる人材、カルチャーフィットに適合した人材かを詳しく判断するため、一次面接で質問した内容を繰り返し質問します。

そのため、一次面接と同じ質問であっても、二次面接ではより内容の深掘りが必要なのです。

具体的には「志望動機にその企業である必然性が盛り込まれているか」「3、5年後のキャリアビジョンは描けているか」を明確にしてください。

キャリアビジョンについては、独りよがりにならず、企業のビジョンとの一致度を重視する必要があります。

転職で二次面接を通過するための対策

ここまで、二次面接で面接官が重視するポイントを整理しました。

次に、紹介したポイントを踏まえて、二次面接を通過するための対策を解説します。

一次面接を深掘りしキャリアプランを具体的

繰り返しになりますが、二次面接では一次面接で聞かれた内容をさらに深く質問されます。

これは応募者の「スキルの再確認」「カルチャーフィットとの適合性」「その企業である必然性」から、自社に長期的に貢献できる人材かを判断するためです。

たとえば、一次面接では明確なキャリアプランまで言及されなかった場合でも、二次面接では3、5年後のキャリアプランについて質問されることも多い傾向にあります。

つまり将来の方向性が決まっている必要があり「そもそも定まっていない」「曖昧すぎる」このような場合は、落選してしまう可能性が高くなります。

まず「足元のプラン」を優先的に話し、次に3、5年後のプランでは「どういった立場・役割」で「どのような領域・課題」に挑戦するのかまで深掘りしてください。

ここまで深掘りすることで、あなたの将来像から与えられるポジションや自社への貢献度までイメージでき、採用確率が高まります。

一貫性・整合性を意識する

一次面接で話した内容は、当然ながら二次面接でも共有されています。

そのため、一次面接で話した志望動機やキャリアプランが二次面接と異なると、採用担当者に不信感を抱かれてしまいます。

履歴書や職務経歴書に記載した事柄だけでなく、一次面接で話した志望動機や将来像、長所や短所などを、もう一度書き出し、あなたの主張に一貫性をもたせてください。

あなたの主張にブレがあると、自社への思いやキャリアプランなどもブレてしまい、すぐに辞めてしまうのではないかと判断されやすくなります。

転職先企業で働きたい理由を明確に

一次面接での主張に一貫性や整合性をもたせるだけでは、その応募先企業に対する強いメッセージを発信することはできません。

特に志望動機については、なぜその企業であるのか「必然性」が求められます。

応募者は、当然競合他社へも応募している可能性があり、より自社に感度の高い人材を採用し、長期的に貢献して欲しいと考えています。

そのため、特に二次面接や最終面接では、その企業である必然性が重要です。

また、応募企業である必然性をアピールするためには、競合他社にはない応募企業ならではの特徴やサービスなどを企業研究する必要があります。

転職先企業に貢献できる理由を明確に

二次面接や最終面接では、あなたの人材としての価値を総合的に判断し、自社の業務内容・方向性・企業理念・カルチャーフィットとの相性から、どのように貢献してもらえるかを確認します。

そのため「あなたの能力は当社にどう貢献できますか」などの質問をされることがあります。

この質問では、あなたの貢献度を深く把握したいため、現職での経験・実績をもとに転職先でどう活かすことができるのかを具体的に説明してください。

特に現職ではどのような実績があり、どのようなプロセスで目標を達成したのか、また応募先企業でもあなたのスキルや実績は再現性はあるのかを重視します。

また、内容としては誰もができることではなく、独自の工夫を盛り込み、あなた自身の言葉で語ることが大切です。

逆質問に対する答えを用意する

二次面接や最終面接では「あなたから何か質問はありますか」と逆質問されることもあります。

逆質問では、あなたの自己PRや具体的な業務内容への質問、企業への熱意や貢献するための将来像などから、あなたがいかに自社に意欲的かを判断しています。

これまでの二次面接でうまく自己PRできなかった場合でも、逆質問の内容次第では、挽回できるチャンスも生まれますので、しっかり対策を講じていく必要があります。

逆質問の回答として注意すべきポイントとしては、応募先企業に対して調べればわかる質問は避けてください。

また、面接官がイエス・ノーで答えられるような逆質問も避けたほうが無難です。

より具体的な業務内容やビジョン、企業への貢献度や人材価値を盛り込み、逆質問を考えてください。

参考までに逆質問の一例を紹介します。

【業務内容について】

  • 配属先はいつ、どのような形で決定されるのでしょうか。
  • もしご縁をいただいた場合、私に不足しているスキルについて少しでも多く補いたいと思います。自己PRで主張した〇〇以外に、どのようなスキルや知識が必要でしょうか。
  • 配属先で仕事をする上で、重要なポイントや役割について教えていただけますか。

【働き方について】

  • 御社の評価制度について、その基準をご教授いただけますでしょうか。
  • 御社で成果を出している人の特徴を教えていただけますか。
  • 御社で伸び悩んでいる人の特徴は何ですか。

【自分の長所について】

  • 前職では、Webマーケティングスキルを活用しSNSマーケティングの新サービスを立ち上げました。御社のサービスについてもSNSとの親和性は高いと認識しておりますが、新サービスの立ち上げなど積極的な開発も可能でしょうか。
  • 前職ではコミュニケーションスキルが問われる接客業であったため、もしご縁をいただいた場合、Webデザイナーとして実績を積み、将来はWebディレクターとして貢献したいと考えております。ディレクターを目指す上で、他にどのようなスキルが必要でしょうか。
  • 御社が働き方改革を進めていると拝見いたしましたが、その取り組みによって、どのように社員の皆さんの働き方が変化したのでしょうか。

二次面接を通過できない人の特徴

次に二次面接を通過できない人の特徴について解説します。落選しやすい理由を把握し、自身の対策へとつなげてください。

スキルや経験不足

二次面接においては、これまで培ったスキルや経験が重要視されます。

特に、中途採用における即戦力人材を採用基準としている場合、あなたのスキルや経験が応募先企業でいかに貢献できるかを説明しなければなりません。

応募先企業の求人条件等から、確実に採用基準を満たしている旨を具体的にアピールしてください。

保有スキルやこれまでの実績、実績達成に向けて行ったアプローチなどを盛り込む必要があります。

また培ったスキルや経験が、どのようなシチュエーションで応募先企業に貢献できるか、その再現性についても掘り下げます。

見方を変えれば、応募先企業の求めるスキルや経験を満たしていなければ、具体的な業務の質問にも答えることができず、落選してしまいます。

そのほか、十分なスキルや経験を保有している場合でも、自分の強みがどう応募先企業に貢献できるのかまで掘り下げなければ、アピールに欠け落選してしまいます。

スキルや経験が応募先企業の採用条件に該当するのか、もう一度見直し、自分の強みをさらに深掘りしてください。

一次面接の内容が深掘りできていない

一次面接では、あなたの将来像について明確なプランまで言及されなかった場合でも、二次面接では3、5年後のキャリアプランについて質問されることも多くなります。

そのため、一次面接と同じ質問の回答を求められた場合には、さらに内容を深掘りしアピールする必要があります。

志望動機では「その企業である必然性」、長所や短所では「あなたの強みをどう応募先企業で活かせるか、あなたの弱みをどうカバーして仕事をするか」、キャリアプランでは「足元のプランから、3、5年後にどのような領域、課題にどのような役割で取り組むのか」まで、具体的に掘り下げてください。

ここまで深掘りができていないと、応募先企業も、将来にわたりあなたが自社に貢献するイメージが掴めません。

一次面接の内容と一貫性・整合性がない

繰り返しになりますが、一次面接の内容は必ず二次面接、そして最終面接へと共有されています。

そのため、一次面接で主張した志望動機や志望部署、キャリアプラン、働き方、企業理念への理解などに食い違いがあると、一貫性や整合性が感じられず、場当たりで答えているのだろうかと強い不信感を抱きます。

このような事態を避けるためには、履歴書や職務経歴書はもとより、一次面接で主張した各質問に対する回答を、もう一度書き出し、整理してください。

転職先の企業研究が不足している

転職先の企業研究が不足するということは「企業の方向性」「カルチャーフィット」「業界の最新情報」「サービスの特徴」などをキャッチアップできず、二次面接で基本的な質問に答えられません。

特に、二次面接や最終面接時に重視される「その企業である必然性」を問われた際に、他の転職者と圧倒的に差がついてしまいます。

企業研究が不足することで「本当に自社に興味はあるのか」と入社意欲さえも疑われてしまいます。

入社意欲の高さをアピールするためにも、応募先企業のホームページだけでなく、業界の最新情報をテレビや新聞、雑誌等でキャッチアップしてください。

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