安定企業を飛び出して目指す、一流キャリアアドバイザーへの道

安定企業を飛び出して目指す、一流キャリアアドバイザーへの道
左: 澤様
右:株式会社アサイン シニアエージェント 久保 佳大

安定していた地元の鋼管メーカー兼商社企業に、企業が傾いた時に生き残る力が自身についていないと不安を感じた澤様。担当エージェントである久保との面談を通じて、自身の人を支える仕事への適性に気づき、人材業界へと進んでいくことを決めました。

中小企業と大企業で求められる仕事の質の違いに驚き、自身の能力向上のためにひたむきに努力する様子をお伺いしました。

安定した仕事では自身の能力の伸びしろに限界を感じ、新天地を目指す

──前職への入社理由はどんなものでしたか

世の中から無くならない一番根幹を支える仕事がいいと考えて、その方面で幅広い業種をみていました。その結果、地元の鋼管メーカー兼商社企業へと入社しました。商社として自社製品に限定されず提案できる面と、メーカーならではの強みを活かした提案ができる仕事ができるだろうと考えて選びました。

女性の営業職はすごく珍しがられまして、新しいフィールドへ自分で飛び込んでいける気持ちもあったと思います。

──どんな業務を担当していましたか

自動車の部品やその他の機械部品を作るメーカーさんに対して、鉄鋼製品を販売する業務です。基本的にはルート営業で、たまに新規営業もありました。誰が提案しても同じ製品でも、お客さんとの関係性によって、自分の会社を選んでいただけることはやりがいがありました。

お客さんの要望を聞いて新製品を作る時に「こんな材料が欲しいから澤さんの会社から買えないかな。」というような話もあって、私から提案して一緒に作り上げていくところもやりがいを感じていました。

──転職をしようと考えたきっかけは何でしたか。

キャリアにおける不安といいますか、良くも悪くもルート営業で安定した業界なので、自分が営業をそこまでやらなくとも日々を問題なく過ごせる感じがありました。楽は楽です。

しかし、もしも会社が傾いた時に、自分自身の能力の向上はさほど期待できないのが不安に感じました。

また、私自身が何か出来るようになっている実感を求めるタイプの人間なのですが、3年も経つと新しい何かが出来る実感を得られなくなってきていました。毎日同じことを繰り返しているわけではありませんし、飽きが来たのとはまた違いますが、それは大きかったように思います。

そんな中、周りの友人達の話を聞いていると、仕事に対するやり甲斐をしっかりと持っている人が多くて、自身の仕事をすごく楽しそうに話している姿に羨ましさや憧れを感じました。

自身の仕事に対して「営業の仕事をするのはスゴイね」と言われることはありましたが、よく考えると自分自身が商品として取り扱っていた鉄鋼製品に対して、さほどの思い入れもないことに気づきました。詳しくなりたいわけでもないな、と。

エージェントとのやりとりで自身の目指すべき業界を確定

──転職活動をどうやってはじめましたか。

Instagramのストーリーを眺めていたら広告で流れてきた、若手ハイクラス向け転職サイト『VIEW』を使いました。私はそういう診断系が好きなので、それをやってみたのがきっかけです。

──転職をするにあたっての不安はありましたか。

自身のやりたいことやできることのような強みが分からなくて数ある企業の中からどこを選べばいいのかが分からないので就職活動自体が苦手でして、それが不安要素でした。

──担当エージェントにはどんな期待をしていましたか。

色々と登録してしまったので何人かのエージェントの方にも話を聞いてもらいました。でも初回の面談の時から久保さんはすごく話しやすいと感じました。「これが向いているのではないですか」と提案を出してくれるタイプだったので、選択肢を絞って出してくれる中から選ぶタイプだったのが、とても自分には合っていると感じました。

──実際に担当エージェントとのやり取りはどう役立ちましたか。

大学時代に陸上部のマネージャーをしていたことをお話をして、そこで人を支えることが好きだと明かしたら、「絶対に人材業界にすべき」との話をしていただきました。

適職診断では絶対に嫌だと感じる仕事があまりないタイプだと出ていましたので、だからこそ、なんとなく営業にたどり着いてしまっていただけなのかなと思いました。自身の適職は本当に人材なのかと感じるようになりました。

久保さんには面談対策をたっぷりとしていただいて、驚くほどでした。エージェントの方にいろいろとしてもらっているのだから、自分自身ももっとしっかり考えないと話にならないと考えるようになりました。火が付いた形ですね。

面談対策を重ねていくと、自分の中でいろいろと固まってくるのを感じました。普段の生活で人と話していて、そういうことを振り返る場はありません。なので、それ自体はすごく良かったです。その結果として、人材業界がいいなと思えた理由のひとつだと思います。

キャリアの考え方というより、転職活動をする上での軸や価値観が明確になっていきました。仕事に対する価値観は、自分は意外と仕事が好きで頑張りたい派かもしれない部分を引き出していただきました。

──転職活動はうまくいきましたか。

人材業界だけに絞っていたので、あれこれ考えずに進めていきました。リクルートさん、JACリクルートメントさん、パーソルさん、レバレジーズさん、そしてアサインさん。最終面接まで行った企業も多くありました。

最終的に業界トップ人材メガベンチャーへの就職を決めました。個性を認めていく社風が、自身の育ってきた環境とそれで培われた考え方に似ているな、と感じました。私自身、そこにポンッと入ってもすぐに馴染めるだろうと思えたところが大きいです。

また前職は中小企業だったので、大企業で一度、人に揉まれて仕事ときちんと向き合うことを学ぼうと考えて選びました。

新たな環境でみるみると進化していく仕事観

──業界トップ人材メガベンチャーで働いてみた所感はいかがですか。

前職での業務はなんとなく仕事をしてきたんだなと感じました。「これまでの3年間は仕事ではなかったのではないか」と思うほどです。ロジカルに話すことや考え方の組み立て方が私には全くありませんでした。

前職のルート営業では、フィールングで話をしてお客さんととりあえず仲が良くなればなんとかなるみたいな関係性がマイナスにならなければOKな世界でした。現職ではプラスを積み重ねないと信頼が得られず結果に繋がりません。マイナスを作らないこととプラスを積み上げることはやることが全く違うとやっと気づきました。

そのプラスの積み上げ方について、私は何もわかっていないと思いました。

──どうやってそうしたキャッチアップをしたのでしょうか。

キャッチアップはまだ全然できていないように感じています。ただしていることと言えば、周りの人の話し方を見るようにしています。2歳や3歳しか違わない年上の方が本当に出来る人が多いです。そういう人と話をしている時に思わずここで考え方の分岐点があると感じ取りました。

しかし、まだまだ全く身についていません。それがキャッチアップまでに至っていないと考える理由です。

自分の力を試しては力不足を自覚する日々

──現職ではどんな業務をしていますか。

今は年収帯が650万円以上の方の転職を支援しています。WEB業界ですね。有名なところだと楽天やYahoo!で営業している方もいらっしゃいますし、企画やエンジニアの方、ウェブディレクターやウェブマーケティングにECサイト運営の方もいらっしゃって本当に幅広く対応しています。

今お話した専門領域の方で成果に繋がった方はまだいません。研修期間として色んなお客さんを担当させていただいた時は何人か決まりました。正直、ロープレなどに回す時間は完全にありません。「一面談くらいダメになっても大丈夫だから、とりあえず全部試しておいで」みたいになっています。

──手応えはいかがでしょうか。

そもそも転職に対する向き合い方が私の価値観と全然違うので、その違いに気づくことにものすごく時間がかかりました。道を指し示して欲しい人ばかりではなく、本当に情報を求めていらっしゃるだけの方もいれば、何かに困って転職がしたいわけではなく上を目指したい方もいらっしゃいます。そうしたお客さんの違いを見極めることがすごく難しいです。

対応しているお客さんは年次が上の方が多いので、若造が来たみたいな感じになると信頼関係を作ることが難しくなります。まだまだ仕事ができている気はしません。

業界や仕事に関してはお客さんの方が詳しいです。人生観もしっかりしてらっしゃいますので、相手に全て任せています。ただ転職市場や求人情報は絶対に伝えられるように意識しています。寄り添いの姿勢だけは絶対に無くさないようにもしています。その上で、偉そうにならないように気をつけています。

仕事自体は楽しいことは楽しいのですが、できるようにならないといけないことが多すぎて、いつも白目を剥きそうになっています。

法人営業も経験し、一流のCAを目指す道へ

──今後の展開はどうお考えでしょうか。

WEB業界を担当させてもらったのはいいと思います。会社の数もどんどん増えている領域ですし、スタートアップから大企業まで幅広くあります。その辺の知識がたくさん蓄積されていくのは嬉しいです。今は、この領域で詳しくなりたいと考えています。

──入社前はCA路線でしたが今も変わらずでしょうか?

どこかのタイミングでRA側もやってみたいと思っています。最終的には両面型となるか、人事コンサルみたいな仕事ができたらいいなと思っています。

CAの仕事自体はすごく楽しいです。いいとは思いますが、CAだけをしていたら私は一生CAしかできない人になるだろうと感じました。会社としての考え方をしっかりと吸収できるRA側の仕事をすることで、会社としてこういう方向を目指しているからこういう人材が欲しいみたいな話ができるような能力を身につけることができるだろうな、と考えています。

──将来的になりたいCA像はありますか。

ひとりひとりに合った志向性を言い当てられるようになりたいです。一番近い求人をパッと出せるCAになれたらいいなと思っています。また仕事内容は正直似たり寄ったり同じ仕事はあると思います。だからこそ、社風などからお客さんに合った求人をオススメできるCAになりたいと考えています。

──現在CAとしてやっていく上で一番難しい部分はどういうところでしょうか。

寄り添いと介入は本当に違うなと感じていまして、どこまで介入すべきなのかで悩んでいます。私自身は寄り添いだと思っている場面はきっとあるのだろうと思っています。私はそれくらいしていただいたら嬉しいと感じるのですが、自分の思っている物差しだけが物差しではなく、そういう意味では世の中には物差しが多すぎて、どの物差しを使うかを選ぶのが難しいと感じています。

そのあたりもしっかり選べるようにしていきたいと考えています。

──同業として益々のご活躍を期待しております。本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。


久保 佳大 ❘ Kedai Kubo
シニアエージェント
大手保険グループの本社コンサルティング部門として、既存代理店の経営改善を支援。 その後、新たな販売チャネル構築プロジェクトをリード。 継続的な経営支援により収益性改善と新規代理店の経営安定化に従事。 その後、株式会社アサインにヘッドハントされ、転職を決意。 金融企業出身者や営業ハイクラス人材特化のキャリア支援に従事。


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