コンサルティングファームから人材メガベンチャーへ。自分の人生に責任を持つために取り組んだ転職活動
「人や企業をサポートしたい」との想いから、コンサルティングファームに入社した寺田様。
しかし、思い描いていたように顧客と深く関わることができず、もう一度自分がしたいことを見直そうと考えて転職を決意しました。
弊社シニアエージェント宗万との面談を通じ、他者の目線ではなく自分の人生に自分で責任を持ち、本当に自分に合っている仕事をしようという考えに至ったといいます。
現在はキャリアアドバイザーとして活躍される寺田様に、当時の心境や現職でのモチベーションについてお伺いしました。
「人や企業をサポートしたい」、就活浪人を経て気付いた自分の軸
――まずは改めて、前職に入社を決めた理由を教えていただけますでしょうか。
理由は大きく二つです。
一つは、経営理念である「リアルパートナー」という言葉に共感したためです。元々、人や企業のサポートをしていきたいという思いがあり、お客様と二人三脚しながらサポートしていくという姿勢に惹かれました。
二つ目は、会社で働く人の良さです。OB訪問させていただいた際も複数の方とお会いしたのですが、人間味のある良い人ばかりでした。学生だった私の話を親身に聞いてくれたことで、こういう人たちと一緒に働きたいと感じました。
――新卒時に「人や企業をサポートしたい」という軸をお持ちだったのは、どのような背景からですか。
これも二つあります。
一つ目は幼少期の体験で、母親が悩んでいるときに話を聞いてあげたことで「気持ちが安らいだ」と感謝をしてもらったことです。その経験から、悩んでいる人に対してしっかり寄り添うことが相手を前向きにさせるのに大切だと実感しました。そこから、誰かしら悩んでいる人に対してサポートしていきたいと思うようになりました。
二つ目は、学生時代に友人の相談によく乗っていたためです。私は就活浪人をしたのですが、就職活動の相談を受けることが多くありました。相手の話を聞き、私がアドバイスすることでより良い方向に進んでいったことにやりがいや楽しさを感じるようになりました。
――過去の経験から、自分のやっていきたい軸が見えていったのですね。先程のお話で登場した就活浪人についても、もう少し詳しくお伺いしてよろしいでしょうか。
最初の就職活動では、とにかく大手に入ればいいだろうという考えから業界を絞らずに受けていました。しかし、志望理由がなかったため、いざ面接をすると質問の深堀りで何も言えなくなってしまい、結局全て落ちてしまったんです。
そこで改めて自分が本当にやりたいことは何だろうと考えたときに、先程のような過去の経験から自己分析し、人や企業のサポートがしたいという結論に至りました。
人に対してか企業へのサポートかという部分は迷いましたが、企業を支えることはそこで働く人へ影響を与えることでもあると考え、よりインパクトが強いのではないかと思いました。
そこから、企業のサポートができる仕事という観点で、コンサル業界に絞って二回目の就職活動を行いました。
入社後にぶつかった、理想と現実の壁
――そこから見事コンサルティングファームへの就職に成功されたのですね。
前職では主にどのようなことを行われていましたか。
主にはシステムを企業様に導入いただくということを行っていました。実際にシステムを触ることも多く、エンジニア寄りの業務内容が多かったです。クライアントの成長のために必要なシステムを検討し、提案していくのが主なミッションでした。
しかし、実際はお客様と直接議論するような業務は上の役職の方が行い、自分が携わるのは上司から降りてきた仕事をこなすというような感じで、顧客のために仕事ができているという実感を得ることができませんでした。
誰のために働いているのか分からない不安感が募り、丁度関わっていたプロジェクトが終わったタイミングで離職し、もう一度自分が本当に何をしたいのか考えようと思うようになりました。
本音を話すことができる、価値観を引き出すエージェントとの出会い
――そのような背景から転職を考えるようになったのですね。
転職活動を開始した際は、私含めて4人のエージェントから話を聞かれていたかと思いますが、最終的に選んでいただけた決め手はございましたか。
初めて本音を話すことができたことが大きいです。
自分の幼少期から現在までのことを全て話した上で、「考えが浅い」と本音ベースでご指摘いただいて、すごく腑に落ちたんです。
他のエージェントの方は私のこれまでの経験を活かす提案が多かったのですが、宗万さんは「また同じことの繰り返しになりますよ」と指摘してくださって、自分の潜在的な価値観から一緒に考えてくれたことが選んだ一番の理由です。
――そう言っていただけると嬉しいです。面談を通じて、価値観に気付きや変化はございましたか。
かなり大きく変わったと感じています。
これまでは、親や友人といった周りの目を気にしていて、自分の意志や目標といったものを持てずにいました。しかし、宗万さんとの面談を通じてそれはおかしいのではないか、自分の人生なのだから責任を持ってやっていこう、という気持ちになりました。
そのため、人材紹介が合っているのではないかという提案をいただいた時、今まで勝手に合わないだろうとか、自分には違うだろうと思っていたのですが、宗万さんに引き出してもらった自分の価値観や強み、好きなことを基に考えたところ、向いているなと思えたんです。
やりたいことが叶う環境への転職。仕事を通じて気付いた新たなモチベーションも
――実際にキャリアアドバイザーとして働かれて、いかがでしょうか。
やりがいをすごく感じますし、何より自分に合っているなと思います。
今、主に年収600万円以下のインフラエンジニアの方を中心に転職支援を行っていて、まだまだ勉強中の部分が多いです。しかし、カウンセリングが全然苦でないといいますか、むしろお客様の気持ちに感情移入して、その方を絶対ご支援したい、という気持ちになれるのがモチベーションになっています。
やはり自分は悩んでいる人の相談に乗ることが好きなので、一人の方ととことん深く関わっていけるキャリアアドバイザーは合っているなと感じます。
――それは良かったです。中長期的なキャリア戦略というところで、今後やっていきたいことや目指したい姿も見えてきましたか。
まずは足元の実績をしっかり作ることからですが、将来的には企業側への支援も行っていいきたいと思っています。キャリアアドバイザーは魅力的な仕事ですが、法人側の経験を積んだからこそ深い業界・企業提案ができるようになると思っているため、キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザーどちらもやってみたいですね。
現職にはキャリアチェンジ制度というものがあり、多くの社員の方が使っているのを実際に見ています。勿論、実績を上げてからの移動ではあるので、まずはとにかく自分の実力をつけていきたいと思っています。
また、入社してから良い意味での変化もありました。入社前はとにかくキャリアアドバイザーとしてトップになろうという気持ちだったのですが、その気持ちはありつつ、今はチームのために頑張るということもモチベーションになっています。日々成長を感じられる職場なので今後も新しいモチベーションや目標が生まれると思いますし、達成のために頑張っていきたいと思えています。
――寺田さんが本当にやりたかった「悩みを解決していく」ことや、一社目での選択でも大切にされていた人の良さがある環境で活躍されていると感じ、安心しました。今後も目指したい姿の実現に向けて、引き続きサポートさせていただければと思います。
本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
ASSIGN
アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。