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【サンプル付き】社内SEならではの職務経歴書の書き方やポイント

会社のシステム構築・運用・保守から社員のサポートまで、幅広い業務を担当する社内SEです。

社内SEは非常に人気のある職種であるため、職務経歴書でいかに魅力的な人材であるかをアピールできるかが肝心です。

しかし、社内SEの業務内容は会社によって少しずつ異なるため、各企業の特徴に沿った職務経歴書を作り込む必要があります。

そこで本記事では、社内SEの職務経歴書のサンプルと、社内SEならではの書き方のポイントをご紹介します。

ぜひ本記事を参考にしながら、自分の強み・経歴を存分にアピールできる職務経歴書を作成し、書類選考を通過してください。

社内SEの職務経歴書サンプル

社内SEの職務経歴書サンプルを紹介します。

ここでは、職務経歴書に必要な6つの項目に分けて記載例を解説します。

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 活かせる経験・知識・技術
  • 技術スキル
  • 資格
  • 自己PR

こちらを参考にしながら、自分自身の職務経歴書に落とし込んでみてください。

職務要約

大学卒業後、株式会社〇〇に入社し、Javaを中心としたシステム開発を3年間担当。

給与・勤怠管理システムの新規導入プロジェクトでは、12名のメンバーを管理するプロジェクトリーダーに就任。

20××年には株式会社△△へ社内SEとして入社し、社内システムの企画・設計から導入後の運用保守までの一連のフローを担当。

職務経歴

20××年×月~20××年×月 (株式会社〇〇 システムエンジニア)

期間プロジェクト内容・担当業務開発環境規模
20××年×月~20××年×月【営業支援システムの開発】
役職:
システムエンジニア メンバー
業務内容:
・基本設計、詳細設計
・運用、保守・システム運用マニュアル作成
・障害対応
実績:
・コスト削減を実現(××万円→××万円)
・運用マニュアルの導入により、毎月××%の時間短縮を実現
Java
PHP
Python
WindowsNT
UNIX
Microsoft SQL
Server
全50名
期間プロジェクト内容・担当業務開発環境規模
20××年×月~20××年×月【給与・勤怠管理システムの新規導入プロジェクト(合計7社)】
役職:
プロジェクトリーダー
業務内容:
・社内要件の取りまとめ
・業者選定
・インフラ整備
・スケジュール管理
・会計システムの構築
・人事管理等の別システムへの連携
実績:
・各企業の給与
・勤怠管理にかけていた時間を月間約××時間削減
Windows2003
WindowsXP
Microsoft SQL Server
Oracle
全50名
うちプロジェクトメンバー:12名

20××年×月~20××年×月 (株式会社△△ 社内SE)

期間プロジェクト内容・担当業務開発環境規模
20××年×月~20××年×月【社内システム構築から運用・保守、ヘルプデスク対応】
役職:
プロジェクトリーダー
業務内容:
・サーバー導入、設定、管理
・システム企画〜運用・保守までの一連フローを対応
・Active Directory構築、ポリシー策定
・外部顧客向けポータル管理
・データバックアップ管理
・グループウェア運用管理
・ユーザーアカウント、メールアカウント管理
・社員向けのヘルプデスク対応(月平均×件)
実績:
・サーバーシステム導入により、生産性が××%上昇
Java
JavaScript
Python
Windows2003
WindowsXP
Oracle
全100名

活かせる経験・知識・技術

・プロジェクトリーダーの経験

給与・勤怠管理システムの導入プロジェクトにおいてリーダーを務め、現場との仕様調整や取りまとめ、進捗管理を2年間経験しました。

・システムの企画~運用保守までのプロジェクト全行程に関与した経験

システムの企画、要件定義、外部・内部設計、運用テスト、運用・保守までの一連のフローを経験しました。

・ヘルプデスク経験

社内のヘルプデスクとして社内ヒアリングや相談、トラブルに幅広く対応しました。各々で異なる業務に携わる社員の悩みを噛み砕き、分かりやすく論理的に解決策を提案するスキルを身につけました。

技術スキル

【OS】

  • Windows2003
  • WindowsXP
  • WindowsNT
  • UNIX
  • macOS

【DB】

  • Oracle
  • Windows Server
  • Microsoft SQL Server
  • SQLite

【習得言語】

  • Java
  • JavaScript
  • Python
  • PHP
  • VB

資格

  • 基本情報技術者試験(20xx年xx月合格)
  • 応用情報技術者試験(20xx年xx月合格)
  • Oracle MASTER GOLD9i(20xx年xx月合格)
  • TOEIC Listening&Reading Test 〇〇〇点(20xx年xx月取得)

自己PR

私自身の強みは、SEとしての技術スキルとマネジメント経験を持ち合わせている点です。

現在はシステムの企画〜運用・保守の全行程に関わっており、社員の意見や悩みをヒアリングしながら社内環境の整備に努めています。

また前職では、新規システムの導入プロジェクトにおけるリーダーを務め、現場との仕様調整や取りまとめを行いました。

そのプロジェクトは無事成功に終わり、クライアント企業の月間残業時間を約××時間削減に繋げることができました。

今後は、実務スキルやマネジメント経験を活かし、貴社の社内SEとして業務改善に貢献していきたいと考えています。

社内SEの職務経歴書を書くポイントについて

社内SEの職務経歴書を書く際は、どのようなポイントに注意すればよいでしょうか。

ここでは、職務経歴書で気をつけたいポイントを解説します。

応募先企業の求人条件を満たしているか

まずは、応募先企業の求人条件を満たしているかを確認してください。

実際に社内SEは、会社によって任される業務の詳細が異なるため、求められる人材・条件が多少変わってきます。

そのため職務経歴書を作成する際は、まずは応募条件を念入りに確認し、企業側が求める人材と自分の経歴や強みを照らし合わせて、適切にアピールしてください。

特に複数の社内SEへ同時に応募するときには、各企業で求められる人材が異なる可能性も考えられるため、注意が必要です。

開発環境やプロジェクト規模も明記すること

採用担当者は、応募者がどのようなプロジェクトに参加し、どのような形で貢献してきたのかをチェックしています。

そのため、関わってきた業務内容はもちろん、開発環境やプロジェクトの規模(メンバー数など)、自分のポジションまで詳細に明記してください。

社内SEは幅広い業務への対応が求められるため、携わった全ての業務を詳細に明記した方が、対応可能な業務の幅の広さをアピールできます。

全ての業務を書こうとするとかなりの量になりますが、表などを用いて見やすさを工夫しながら、事細かく記載してください。

職務要約は職歴を簡潔に100文字程度で

職務経歴書の冒頭に記載する「職務要約」は、長くなりすぎないよう100文字程度にまとめてください。

ここでは、社会人となってからのキャリアを簡潔に要約し、担当者に自身の社内SEとしてのキャリアを伝えることがポイントです。

どういった企業・役職で、どのような業務に携わったのかを簡潔に記載してください。

職務経歴は5W1Hで端的に

次に記載する「職務経歴」は、職務経歴書で最も大切な項目です。

ここでは、過去の経歴を5W1Hに沿って端的に記載してください。

職務経歴は、採用担当者が応募者の業務スキルや過去の実績を把握する上で最も重視する内容です。

自分が行った業務・プロジェクトを以下の5W1Hに沿って書くことで、担当者が知りたい情報を網羅できます。

  1. いつ:西暦、在籍期間
  2. どこで:在籍企業、所属部署、常駐先
  3. どんな立場で:役職、役割など
  4. 誰に対して:社内関係者
  5. 何を:具体的な職務内容、業務
  6. どのくらい:プロジェクトの規模や人数

ここでは、小規模のプロジェクトであっても全て記載するようにしてください。

各プロジェクトにおける具体的な成果を数値で示すと、高い評価にも繋がります。

例:年間売り上げが〇%アップ、生産性が〇〇%上昇

また、マネジメント経験も高評価に繋がるポイントです。

プロジェクトリーダーやマネジメント経験があれば、期間やメンバー数、内容などを記載し、自分がどのように貢献したかを明記してください。

活かせる経験・知識・技術は業務において工夫した点を

「活かせる経験・知識・技術」について記載する項目では、業務のなかでの工夫点や意識したことをまとめてください。

業務経歴ではさまざまな経験を羅列する形でしたが、ここでは特にアピールしたい経験や知識に特化して記載します。

実績・成果を上げるために工夫した経験や、自身の専門的な知識や技術を駆使して成果を上げた経験などを、簡潔にまとめてください。

また、マネジメント経験をアピールしたいのであれば、部下の教育経験やプロジェクトの管理経験などを記載し、どのような成果を出せたのかをアピールするとよいです。

また社内SEは、社内のさまざまな部署とコミュニケーションを取らなければなりません。

そのため、ヒヤリング力や相談された内容を汲み取る力、専門用語を使わずに解決策を分かりやすく説明する力など、コミュニケーションスキルも評価されます。

過去にコミュニケーション力を駆使して成果を出した経験があれば、この項目にてアピールしてみてください。

技術スキルはOSやDBの種類まで詳細に記載

社内SEは、プログラミング言語やDBなどの専門性が問われる職種です。

そのため「技術スキル」を記載するときには、WindowsやLinuxなどのOS、​​OracleやSQLiteなどのDBまで詳細に明記してください。

実績のあるプログラミング言語や扱えるツール名まで詳細に記載すると、社内SEとしての幅広い対応力をアピールできます。

技術スキルの項目は、専門用語や横文字でずらりと並ぶことが多いので、適宜箇条書きや表などを用いて見やすく書くよう工夫してください。

資格欄には関連する資格を全て記載すること

「資格」の欄には、業務に関連する資格を全て記載してください。

例えば、ITスキル全般を証明できる国家資格「基本情報処理技術者」「応用情報処理技術者」は評価される資格です。

ほかにも、専門性の高いDBのスキルを証明する「Oracle MASTER」なども、高評価が期待できる資格だと言えます。

自己PRは端的に実績やスキルを伝える

自己PRでは、自分の経歴に基づいて実績やスキルを端的に伝えることが求められます。

自己PRは、エピソードを文章だけで記載する場合もあれば、アピールしたい事項を箇条書きで記載する場合もあり、自分のアピールしたい事柄に合わせてまとめ方を工夫してください。

文章だけで自己PRを記載する場合は、冗長にならないよう5行を目安にまとめてください。

いずれの書き方にせよ、自分の得意分野や過去の成果をまとめ、自身の技術や知識が企業側のニーズにマッチしていることをアピールします。

自己PRでは、アピールしたい内容をいくつも記載するのではなく、特にPRしたいことを1〜2個に絞って伝えてください。

例えば、以下のような項目をアピールすると、応募企業への訴求力が増します。

【成果や実績】

  • 開発実績
  • マネジメント実績
  • 社内評価
  • コミュニケーションスキル

【得意分野】

  • 開発能力
  • 問題解決能力
  • マネジメント能力

【専門スキルの有無】

  • 情報処理関連の知識やスキル
  • 開発言語
  • 開発
  • 設計
  • 動作テスト

【汎用性の高いスキルの有無】

  • 語学力
  • ビジネスマナー
  • PCスキル

また自己PRを書く際には、文章が冗長にならないよう、必要に応じて箇条書きなども取り入れてみてください。

最後は以上で締めくくること

最後は、書類の右下に「以上」と記載して締めくくります。

実際のところ「以上」の文字を記載することは、あまり意識していない方も多い傾向にあります。

しかし、マナー上重要な役割を果たすので、必ず記載してください。

「以上」は2つの意味を持っています。

  • 「これ以上記載することはない」の印
  • 書き足しや改ざんを防ぐ

正式な書式が決まっていない職務経歴書の場合、どこで終わりであるかが担当者側に伝わりにくくなります。

そのため「以上」と記載することで、職務経歴書の終わりを明確に伝えることができます。

また、不正から書類を保護する役目もあるので、欠かさず記載するようにしてください。

社内SEの職務経歴書、確認ポイント

これまでの説明に従って一通り職務経歴書を書いたら、確認ポイントに沿って最終確認を行います。

以下の項目に従って、記載漏れがないか見直してみてください。

  • 誤字脱字
  • 入社や退職などの年月に間違いがないか
  • 見出しや箇条書きなどを挿入し見やすいレイアウトか
  • 文章の句読点や改行などは適切か
  • 5W1Hを意識して記載されているか
  • 履歴書や他の応募書類と相違がないか

また、職務経歴書を家族や知人に客観的に読んでもらうのもおすすめです。

社内SEの志望動機例文と書き方はこちら

社内SEの志望動機の書き方と訴求ポイント。アピールしたいスキルや例文も紹介
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社内SEの仕事内容について詳しく解説。やりがいや必要なスキルとは
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社内SEの職務経歴書作成に迷ったら転職エージェントの活用を

職務経歴書の作成は、思いのほか時間がかかるものです。

書類作成で困った際には、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントでは、職務経歴書の添削・アドバイスをはじめ、求人紹介やキャリア面談などを実施します。

プロの第3者に書類を見てもらうことで、職務経歴や自己PRの改善点が明確になります。

また、転職エージェントはあらゆる企業の情報を収集しているので、社内SEの採用傾向や求められる人材など、転職活動をする上で重要な情報を知ることも可能です。

以下の記事では、社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイトを紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

【徹底比較】システムエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント
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【サンプル付き】社内SEならではの職務経歴書の書き方やポイント
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20〜30代ハイエンド特化なら伴走型の転職エージェント「ASSIGN」

ASSIGN

ASSIGNは、20〜30代のハイクラス向け転職サポートに特化した転職エージェントです。

営業職や経営企画職、外資系など幅広い職種の転職支援をしており、キャリアアップを目指す人が多く利用しています。

若手ハイクラス向け転職サポートの実績が豊富

ASSIGNは、日本トレンドリサーチによるアンケート調査で、3項目において第1位を獲得しました。

  • 若手ハイクラス向け転職サイト 支援品質 満足度 No.1
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  • キャリアアップが期待できる 若手ハイクラス向け転職サイト No.1

また2021年6月には、株式会社ビズリーチが主催「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021」にて、弊社取締役 奥井亮が、最も高い結果を残したキャリアエージェントに贈られる 「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー(大賞)」を受賞しました。

このようにASSIGNは、信頼と実績あるエージェントからサポートを受けられるのが魅力です。

一人ひとり完全オーダーメイドの選考対策

ASSIGNでは、一人ひとりのキャリアの方向性を踏まえた転職支援を行います。

そのため、初回でいきなり案件を紹介することはありません。

まずは面談にて、あなたの価値観や強みを分析します。

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上記のような設問への回答を元に、一人ひとりに合わせた「オーダーメイドの選考対策資料」をご用意。

ご提案する選考対策資料やキャリア戦略に納得いただいた上で、初めて求人紹介へと移行します。

キャリアやあなたの長所に基づき、戦略的に転職活動を行うのがASSIGNの強みです。

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ASSIGNの創業メンバーは、全員コンサルティングファーム出身。

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