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未経験からのコンサルティングファームへの挑戦と入社後のキャリアパスについて

かつてほど容易に未経験から転職することはできなくなりましたが、それでも未経験から採用される可能性のある2パターンの人材が存在します。

本記事では、なぜコンサル市場の門戸が狭くなってしまったのか、未経験でコンサル転職が叶う人材の要件、コンサル転職後のキャリアパスについて整理していきます。

コンサルへの転職を検討している皆様に、より良い情報提供ができますと幸いです。

なぜ未経験人材の門は狭まっているのか

コンサルティング業界は、DX、AI、クラウド活用が企業の成長戦略の中核となり、「テクノロジーを軸に変革を語れるか」がコンサルタントの価値を左右する時代になりました。

それに伴って、これまでは「地頭の良さ」や「ポテンシャル」があれば採用されていた未経験者の門戸が狭まっている背景があります。

なぜ、中途の未経験者にとって、これほどハードルが上がったのか、背景には2つの構造の変化があります。

第一に、コンサルティングファーム側の「投資対効果」に対するシビアな判断です。現在、各社は育成のリソースを「新卒」に集中させています。新卒は業務スタイルが固定化されておらず、ファーム独自の思考法や流儀を柔軟に吸収できます。対して中途未経験者は、前職の慣習やスタイルが壁となり、再教育にコストと時間がかかる傾向にあります。「ゼロから育てるなら、吸収力の高い新卒の方が合理的」と判断されているのです。

第二に、「即戦力ニーズ」の加速です。DX推進などの現場はスピード勝負であり、入社後にOJTでじっくり育てる余裕は失われつつあります。そのため、「入社時点で何ができるか」という実務能力が厳しく問われます。

結果として、現在の採用戦略は「新卒=ポテンシャル育成」「中途=即戦力」という二極化が進んでいます。求人票にある「未経験可」の文字は、もはや「誰でも歓迎」ではなく、突出したポテンシャルを持つ若手か、特定領域のプロフェッショナルに限られるのが現実です。

未経験からコンサルタントになれる人の2つのタイプ

コンサルティング業界未経験であっても、採用ターゲットとなる人材には明確な傾向があり、大きく2つのタイプに分類されます。

1. 若手ポテンシャルでの転職

ひとつは、新卒採用に近い基準で評価される「ポテンシャル採用」です。主に20代半ばまでが対象となり、論理的思考力やコミュニケーション能力、そして新しいことを学ぶ吸収力といった「基礎能力の高さ」が重視されます。

ただし、新卒採用と決定的に異なるのは、「社会人としての実績」も問われる点です。現職でどのような成果を出し、そこに再現性はあるのかといったビジネスマンとしての実力が、基礎能力に合わせてチェックされます。

2. 専門性特化型としての転職

もうひとつは、特定領域の知見を活かす「専門職としての採用」です。

例えば、「金融業界の最前線にいた経験」「サプライチェーン改革の実務経験」「人事制度の策定経験」など、特定の業界・職種における深い知見そのものが評価対象となります。 コンサルスキルは未熟でも、その領域のプロフェッショナルとして、即戦力に近い形でキャリアアップを目指すルートです。

これら「高い基礎能力を持つ若手」か「特定領域のプロ」のいずれにも該当しない場合、未経験からコンサルタントへの転身は非常に狭き門となるのが現実です。

参考:ダイヤモンドオンライン:『「コンサル転職バブル」の終焉か、未経験でも採用可能性アリな「2種類の人材」とは?

コンサルティングファーム転職後のキャリアパス

コンサルティングファームでの経験は、キャリアを大きく成長させるポテンシャルを秘めています。キャリアパスの選択肢は非常に広く、将来像から逆算して最適なキャリアを選べる可能性が高いのが特徴です。 主な選択肢の具体例は以下の通りです。

  • コンサル to コンサル
  • 外資系事業会社への転職
  • ファンド・VCへの転職

それぞれのキャリアパスについて具体的に解説します。

コンサルtoコンサル

コンサル転職者の次のキャリアとして最も多いのが、実は「他のコンサルティングファームへの再転職」です。

その理由は主に3つの点に集約されます。

■転職後すぐに“出口戦略”を考える余裕がない

コンサルの世界は想像以上にハードで、入社後数年間は目の前のプロジェクトで精一杯になることが多く、「その先」を考えるタイミングを失ってしまいます。

■アサインされる案件が希望と異なることもある

キャリアパスに直結する案件に入れるとは限らず、社内のリソースや評価、アピールの仕方によっては、望む領域に行けないケースもあります。

■生活水準の上昇による“身動きの取りづらさ”

コンサル転職後は年収が大幅に上がることも多く、次の転職で収入を維持しようとすると選択肢が狭まる場合があるためです。

上記の理由のように、自身が希望する案件や職位、年収体系など条件や待遇を擂り合わせながら他のコンサルティングファームに転職する方が多いのが現状です。

参考:OpenWork:「働きがい研究所」

外資系企業

コンサルティングファームのネクストキャリアとしてVISAなどの外資系企業へ転職する人も増えています。

その理由として多いのが、年収水準がコンサルティングファーム在籍時とさほど変わらず、勤務時間にメリハリをつけられるようになります。業界や企業によって差が大きいものですが、年収1500万円台~2000万円程度の高い年収となるケースが多いです。

コンサルティングファームほどの長時間勤務にはならないため、ワークライフバランスを考える求職者に人気の高い転職先となっています。

PEファンド・VC

「提案に留まらず、自ら意思決定し実行まで責任を持ちたい」という志向を持つコンサルタントにとって、株主として経営に深く関与できるPEファンドやVCは、今もなお最高峰の転職先です。

最大の魅力は、投資先の価値向上(バリューアップ)を主導する「経営の当事者」になれる点にあります。また、ベース給与の高さに加え、投資成功時の利益を分配する「キャリー(成功報酬)」による圧倒的な年収アップも期待できます。案件のフェーズによっては、自らスケジュールをコントロールしやすく、ワークライフバランスを改善できる点も選ばれる理由です。

近年は、投資先のDX推進が喫緊の課題となっているため、戦略系出身者のみならず、ITコンサルタントが「バリューアップ専門チーム」へ参画する事例が急増しています。投資から実務支援まで、コンサルスキルを多角的に活かせるフィールドは、今かつてないほど広がっています。

実際の転職事例

顧客に届けたい価値を突き詰めた転職。

プライム上場SIerでPMと営業を経験した高山様。
「顧客に本当に届く価値」を突き詰めたいという思いから転職を決意しました。

当初、事業会社のDX部門かITコンサルティングファームで悩むも、担当エージェントである松井との面談を通じて、「経営層と現場の双方が納得する提案ができるコンサルタント」という理想像を明確化。技術力を前提に提案できる企業を軸に絞り込みました。

最終的に選んだのは、長期的な顧客リレーションと「支援品質へのこだわり」を徹底するULSコンサルティングです。入社後、未経験の航空業界の案件にアサインされながらも、社員の自由なキャリア形成を尊重する環境で、自身の価値観と一致した企業文化を実感。今後は、ITコンサルタントとしての基盤を固め、経験を積み重ねることで、将来的に専念したい業界を見つけるキャリアビジョンを描いています。

未経験からのコンサルティングファームへの挑戦と入社後のキャリアパスについて
未経験からのコンサルティングファームへの挑戦と入社後のキャリアパスについて

起業を見据えて研究職からコンサルティングファームへ。自身の未来に可能性を感じた転職活動

大手化粧品会社からコンサルティングファームへ転職された近澤様。

大手化粧品会社では研究職として、品質保証や新規事業の推進に携わっていた。将来的に起業を目指しており、経営スキルの不足を感じたため、コンサルティング業界への転職を決意。当初は未経験ゆえの不安がありましたが、情報収集やASSIGN AGENTとの面談を経てベンチャーファームへの適性を認識し、無事現職の戦略系コンサルティングファームに転職。現在は課題解決業務にやりがいを感じつつ、将来の起業に向けて努力を続けているようです。

未経験からのコンサルティングファームへの挑戦と入社後のキャリアパスについて
未経験からのコンサルティングファームへの挑戦と入社後のキャリアパスについて

コンサル転職ならASSIGN

弊社では未経験のコンサル転職支援実績が豊富にあります。

具体的には以下の支援を徹底しています。

  • 価値観を重視した応募先の選定
  • 選考対策(ケース面接含め)の充実
  • 内定後の伴走サポート

特に選考対策が手厚いことが弊社の強みです。3回以上の選考対策を実施していて、面接通過事例や内定事例から豊富なデータを保持しているため、選考通過率が高いです。

未経験からのコンサル転職に挑戦したいという方、転職のお力添えをしますので、下記よりご相談ください。

最後に

未経験からコンサルティングファームへの転職は、可能ではあるが門戸が狭くなり、難易度が上がっています。

自身の専門性を高めるだけでなく、「ロジカルシンキング」「メンタルタフネス」など、一般的にコンサル転職に必要と言われているスキルまで身に付ける必要があります。

コンサルへの未経験転職は門戸が限られていますが、タイミングを見計らって戦略的に転職活動をすれば十分に転職することは可能です。やみくもに受けるのではなく、対策を講じた上で挑戦しましょう。

ASSIGN

アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

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