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不動産営業からコンサル人材特化の人材支援会社の法人営業へ。30歳を目前にして自身のキャリアと向き合った転職活動。

左:桑名様
右:株式会社アサイン シニアエージェント 高木 土筆

成果主義であることに惹かれ不動産会社へ営業職として新卒入社された桑名様。
しかし、5年間の個人営業経験を経て30歳を前にし、自分のスキルや経験に焦りを感じ、転職を決意しました。

複数の転職エージェントの話を聞いていた桑名様ですが、弊社エージェント高木からの力強い言葉や叱咤激励によってこれからのキャリア戦略が見えてきたそうです。

弊社エージェント高木にキャリアを任せようと思った決め手や、転職活動時の心境、これからのキャリアについてお聞きしました。

若手から成果を残すことを求めて不動産営業へ

──まず、新卒学生としての就職活動で前職に決められた理由を教えていただけますか。

「筋金入りの営業をやりたい」という漠然とした思いがあったためです。
インターネットで不動産営業の口コミを見ていて「成果が直接的に評価や給与に出る」という成果報酬型の営業に強く惹かれました。

──もともと営業への興味があったのでしょうか。

元々大学院に進学する予定だったため、特別興味があった訳ではありませんでした。正直、就職活動を始めた当初はどのような職種に就きたいのか決めきれていませんでした。
そんな時、総合職について調べていて花形である営業職に興味がわき始めました。
実際、営業職で良い成績を残した方が昇進しているケースが多いということも聞き、自分の成果が正当に評価され、出世に繋がる点にも魅力を感じました。

──さまざまな業界の中でなぜ不動産営業を選ばれたのですか。

若手が裁量を持って挑戦できる環境だと思ったからです。
前職の面接時に、入社4年目で神奈川県のトップ営業マンでいらっしゃるという先輩社員の話を聞き、若手でも成果を残せる市場であり、環境も整っているのではないかと思い不動産営業を選びました。

──前職ではどのような仕事を担当されていましたか。

インターネットやテレビなどの広告から、興味を持っていただいた個人の方への営業です。
前職では「より多くの方へ早期に住宅を届ける」ということがミッションだったため、受注棟数という「結果」にこだわっていました。

一度は断念した転職活動。30歳を目前に一念発起

──転職活動は私と進める以前にもされていたのですよね。

高木さんにお会いする半年ほど前にしていましたが、途中で断念しました。
当時担当していただいていたエージェントの方は「とにかく多くの企業に応募する」という方針で「この業界はどんな業界ですか。」と尋ねても、簡単な説明がされる程度だったため業界のイメージも湧かず、中途半端になり終了しました。

──転職活動を始めていた当時、感じていた5年間のキャリアにおける課題感や懸念点はどのようなものでしたか。

スキルの伸びしろがあまり感じられないという点に一番大きな課題感を感じていました。今後、昇進しマネージャーになったとしても、基本的には30年から40年同じ仕事、同じ業務内容をしているのだろうなと感じていました。
幅広い業界の知見が得られず、個人向けの営業経験だけで終わってしまうのではないかという焦りを感じていました。

──最初の転職活動を開始してから半年後、弊社を利用していただきました。弊社を利用する前の転職活動期間で不安はありましたか。

「転職先が決まるのか」という不安を感じていました。
前職で経験した個人営業ではなく、法人営業へのキャリアチェンジを転職の軸にしていたため、個人営業の経験しかない私に向いている業界もわからず不安でした。
また、転職エージェントを利用すると「エージェント都合で、行けるところに行かされる」という話も耳にしていたため、うまく言いくるめられてしまうと思っていました。
なので、自分にとってより良い転職を行うために、累計3社のエージェントの方と面談を行いました。

──では今回、転職活動に至った経緯と心境の変化をお聞かせいただけますか。

自分の30歳という年齢を考えたときに「もう後戻りはできない」と思ったのが最大の理由です。
一度断念はしたものの「このままでいいのか……」とはずっと考えていました。丁度その頃コロナにかかり、時間ができたので転職に関してそれまで以上にたくさん調べていました。
そしたら「30歳の手前で転職しないとまずい」という記事を見かけたり、エージェントとの面談を重ねるにつれ、同じような話を多々聞いたりしました。
私も30歳が近づいて来ていたため、そろそろ本腰をいれなければと思ったためです。

客観的に伝えられた自分の弱み。アサインの支援を受ける決め手に。

──弊社を選んでいただいたのはどのような理由からですか。

高木さんが良い意味でドライというか単刀直入に伝えてくださる方だったという点が一番の決め手です。
高木さんは、初回面接時からお世辞を言うこともなく、厳しい所も濁さず事実を客観的にお話してくださいました。
加えて、他社エージェントでは「これから転職して何をしたいか。」という「未来の話」をよくされていましたが、高木さんの場合、大学時代だけでなく中学や高校時代の「過去の話」を掘り下げて聞いてくださったのが印象的でした。
私の性格や価値観を形づくってきた過去の経験を聞き「桑名さんはこういう人のため、転職活動においては、こういう弱点を潰していく必要があります」ということを伝えていただきました。こんな話をされたのは初めてでしたし、言われたことも「まさにその通りだな」と腑に落ちたことも1つの理由です。

──先程転職活動を始めた当初「エージェントにうまく言いくるめられてしまうのではないかと思っていた」とおっしゃっていました。ズバッと言われて、誘導されるのではないかとは考えませんでしたか。

確かにストレートな口調ではありましたが、かなり客観的に事実を言ってくださっていることは分かりました。
私に対して「本当に価値のある転職をしてほしい」という想いがストレートな発言に繋がっていたのだと思います。
加えて、高木さんからみなぎる自信のようなものを感じ、直感的に「高木さんに自分のキャリアをお任せしたいな」と思いました。

──ありがとうございます。ちなみに、弊社を利用していただいた際、一番期待していたことはどのようなことですか。

私の場合、キャリアの軸がきちんと定まっていなかったため、価値観に合ったキャリアの方針を一緒に定めていただくことを期待していました。

――私との面談を通じて得られた気づきなどはありましたか。

面談を通して高木さんから、「新しいことに自ら挑戦していく価値観を持っている」と言われたことは驚きでした。
大学時代を含め過去を振り返ると自分でも腑に落ち、自分にとっての大きな気付きでしたね。

――そこから、実際に弊社の転職に向けた面談を受けつつ選考が進んでいきましたね。選考対策で印象に残っていることはありますか。

「思いを強く伝える」というところは何度も根気よく伝えていただきましたね。
頭の中で整理したものをしっかりと口に出す、という練習などをご指導いただき、実際の面接時には実践できいていたと思います。
改善点をはっきりと伝えてくださるので落ち込むこともありましたが、やはりそれぐらいやらないと駄目なのだなと思って身が引き締まりました。

未経験業界で法人営業に挑戦。驚きと学びの日々

──最終的に現在のプロフェッショナル人材に特化した人材サービスを提供する企業へご転職という形になりました。現在の会社を選んだ決め手は何ですか。

代表面談の際、社長自身が「挑戦」するような意思決定をしてきたことを、感じられたのが決め手でした。
経営理念にも「挑戦」を掲げていますし、私の「チャレンジする価値観」に最も合っていると感じました。

──そうなのですね。入社後から現在までは、どのような業務を担当されていますか。

現在私が携わっているのは、担当クライアントに対して案件ベースで、フリーランスのプロフェッショナル人材をご提案・ご紹介していくというものです。
業務内容の具体的な内容としては、法人に対して案件のヒアリングや、それをもとに必要となる人材の要件定義を行い、要件に合ったフリーランスのプロフェッショナル人材のご紹介し、マッチングした双方への連携といったコンサルティング的な業務が約7割。
実際にプロジェクトが稼働した際に発生するトラブルの対応や人材のフォローが約3割です。

──業務上ではどのような法人クライアントとなるのでしょうか。

どちらかと言うと、ベンチャー企業や中小企業よりも大企業とのお取引が多いですね。
最近だとITやウェブマーケティング関連の企業様も増えています。

──前職で培った個人営業の感覚と何が一番異なりますか。

システムに関しての知見もそうですが、法人営業自体が初めてであるため、意思決定者や決裁者へのプローチの難しさを感じています。未だ勉強中ですね。
また、多少感情で意思決定が変わることもあるだろうとは思いますが、法人営業の場合はやはり利益がどのぐらい出るかといった観点が、個人営業よりもシビアだと感じています。
根拠のしっかりした提案が求められているのですが、中々難しいですね。
知識不足を埋めるためには日々努力するしかないと思っています。

──では、仕事の中で面白いと思う瞬間や楽しいときはどんなときですか。

クライアント様は上場企業が圧倒的多数ですし、弊社のシステムを導入するというのは、やりがいがありますね。
あと、打ち合わせのときに担当企業の方から聞いていた新規事業が、商品化されて世に出ているのを見たときは、感動します。
こういう感動は、中々味わえないだろうなと思いますね。

マネージャーを目指して会社への貢献を

──ちょうど来年30歳になられると思います。今後のキャリアでどのような挑戦をしていきたいですか。

前職ではずっと、プレイヤーとして営業成績を残して行ける人材になりたいという気持ちがありました。
もちろん、現在の会社に転職してからもその思いに変わりはありません。
ただ、マネージャーに昇進すればマネジメントスキルも身に付きますし、トラブル対応や案件の引き出しも増やせます。
実際にクライアントへ提案する経験を経て、現在はマネージャーを目指すというビジョンも考えています。

──桑名さんの挑戦している姿に、私も元気をいただきました。今後も目標の実現にむけて、引き続きサポートさせていただければと思います。本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。

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アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

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