ASSIGN MEDIA

在職中でも効率良く転職活動を進める方法

転職活動を始めるタイミングには、「在職中」と「退職後」の2通りがあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

在職中であれば、収入を確保しながら転職活動を進めることができ、経済的な不安が少ないです。

また、離職期間がなくスムーズに転職できる点もメリットです。

しかし、仕事をしながらの転職活動では、帰宅後や休日を利用した空き時間で進める必要があり、退職後に進める場合と比べて転職活動にあてる時間が少ないです。

本記事では、こういった状況において在職中に効率良く転職活動を進める5つの方法を解説致します。

在職中の転職活動では、限られた時間を有効活用するためにも、転職準備、応募・内定、退職交渉・引継ぎ・退職と段階に分けて効率良く進めましょう。

前提 転職活動期間は3〜6ヶ月が目安

転職する業種・職種にもよりますが、転職活動における一般的な期間は「3〜6ヶ月」と言われています。

以下はあくまで目安ですが、こういったイメージで転職活動を進めます。

  • 転職準備(自己分析・企業の情報収集):約1週間
  • 書類作成(履歴書・職務経歴書等):約1週間
  • 求人応募・面接:約2ヶ月
  • 内定・退職:約1ヶ月半

もちろん新型コロナウイルスの影響によって、転職活動期間も長期化しており、必ずこの通りにはいきませんが、退職予定日より逆算して進める必要があります。

以下に具体的に各段階においてどういった転職活動を進めれば良いのかについて、記載いたします。

約1週間:転職準備

転職を早く決めたい気持ちもわかりますが、いきなり履歴書や職務経歴書を書いて応募するのではなく、まず自己分析や企業の情報収集など転職準備からスタートしましょう。

自己分析では、自分のスキルやキャリアの棚卸しを行います。

これまでの経歴から、どういったスキル・キャリアを保有しているのかもう一度見直すことで、どの分野に貢献できるのか具体的なイメージが湧きます。

同時に「転職の目的」を再確認しましょう。「将来独立したいから」「さらにスキルを身につけてキャリアアップしたいから」など転職の目的は人によって異なります。

自分はなぜ転職したいのかという目的を明確にし、今後の方向性を決定してください。

また、「給料が安いから」「人間関係がうまくいかないから」など転職の目的を再確認することで、場合によっては工夫次第で転職しなくても良い事例もあります。

あなたにとって本当に必要な転職なのか、もう一度見つめ直す機会だと捉えましょう。

転職活動の方向性が決まったら、志望する企業の情報収集を行います。

求人サイトや転職サイト、インターネットの情報を活用して、企業理念・社内の雰囲気・求人の傾向・業務内容・応募条件・将来性などの情報を集めましょう。

約1週間:書類作成

自己分析・転職の目的・企業の情報収集まで完了した後、履歴書や職務経歴書の作成に移行します。

履歴書・職務経歴書を作成する際は、誤字脱字のチェックはもちろん、空白が目立つ書類ではないか、志望動機や自己PRは企業の求める経験、スキル、転職の目的に合致しているかも確認してください。

また企業から特に指定がない場合、市販の履歴書やテンプレートを活用する方も多いと思いますが、自分のスキルや経歴をアピールしやすい項目が用意されているか確かめましょう。

書類作成には、約1週間設けていますが、これは余裕を持って丁寧に応募書類を作成するためです。

ぜひ、心を込めて丁寧な書類作成を心がけてください。

約2ヶ月:求人応募・面接

希望する企業への履歴書・職務経歴書の作成が完了しましたら、求人応募を行います。

このとき、求人応募から面接まである程度の時間がかかってしまうため、複数求人に同時進行で応募することを心がけてください。

特に中途採用に関しては、募集開始から1ヶ月ほどで採用が決まる場合もあるため、気になる求人に対してはスピード感を持って進める姿勢が重要です。

また、求人応募から書類審査を経て通常1週間ほどで、一次面接への合否判定が届きます。

書類選考が通過し、面接に進める場合には、面接マナーの徹底・質問練習、自分のビジョンや考えをきちんと伝えられるよう面接対策を行いましょう。

ネットや本、最近では転職アプリなども用意されていますから、しっかりと面接対策を講じたいところです。

約1ヶ月半:内定・退職

面接を重ねて無事内定を獲得できたら、入社準備を行います。

具体的には、入社を希望する場合には入社承諾へ返答します。

基本的に内定通知から1週間以内に入社の返答を求められるため、この間に労働条件を再確認し、入社の意思表示をしてください。

次に在職中の場合には、退職交渉に移行します。

退職届の提出に関しては、法的には退職日の2週間前までに提出すれば良いのですが、会社の就業規則によっては1〜2ヶ月ほど前とされていることが多いです。

いきなり2週間後の退職を告げるとトラブルの原因にもなり兼ねませんため、各社の就業規則をしっかり確認した上で、余裕を持って退職交渉に移行しましょう。

また、退職を伝える場合にはいきなり上司に報告するとトラブルが生じやすいため、まずは直属の上司に報告すると良いです。

この時点で入社日が確定している場合には退職日を報告し、入社日が決まっていない場合には退職交渉によって退職日を決定します。

退職日が正式に決定次第、転職先と入社日について相談してください。

退職交渉が無事に終了しましたら、各所へ連絡・引継ぎを行い正式な退職へ向けて手続きを開始します。

在職中でも効率良く転職活動を進める5つの方法

3〜6ヶ月ほどの期間を要する転職活動ですが、在職中でもより効率良く進めるには、どうしたら良いのでしょうか。

ここでは、転職活動を効率良く進めるための5つの方法をご紹介します。

企業の情報収集は通勤中など空き時間を活用する

在職中でも効率良く転職活動を進めるために、企業の情報収集は、通勤時間などできる限り空き時間を活用しましょう。

求人サイトや転職サイトを活用すれば、ちょっとした空き時間に企業情報を収集できます。

また、応募企業を探す際には、スカウト型の転職サイトや転職アプリを活用するのも良い方法です。

スカウト型とは、これまでの経歴やプロフィールを登録することで、企業の採用担当者などからダイレクトにスカウトが届く転職サイト・転職アプリのこと。

通常の転職サイト・転職アプリであれば、自ら求人を検索する必要がありますが、仕事中は検索できず時間を無駄にしてしまいます。

こういった状況でスカウト型に登録しておけば、仕事中もあなたに合った求人がメールやチャット機能で届いて便利。

限りある時間を有効活用するためにも、スカウト型の転職サイト・転職アプリも併用しましょう。

転職活動を職場に察知されないよう配慮する

在職中の転職活動で最も気をつけなければいけないことに、転職活動を職場に察知されてしまうというケースがあります。

もちろん職場に転職活動をオープンにしてしまうのも1つの方法ではありますが、場合によっては引き止めにあい、退職交渉が長引いてしまう可能性も。

効率良く転職活動を進めたいなら、できるだけ職場に察知されない行動をしましょう。

具体的には、以下の行動に注意してください。

  • 業務中に転職先または転職エージェントからの電話に出てしまった
  • 信頼のできる直属の上司に相談したが周囲に筒抜けとなった
  • 飲み会などでつい話してしまった

こういったケースを避けるためにも、「転職先や転職エージェントとのやりとりは職場以外で行う」「職場では一切口外しない」「転職サイトを会社のPCで閲覧しない」「面接を可能な限り休日に行い、平日なら有給を使う」など。

また、最近では新型コロナウイルスの影響により、一次面接から最終面接まで、全てオンライン対応を実施する企業も増えています。

応募した企業がオンライン対応可能なら、ぜひ有効活用しましょう。

職務経歴書はフォーマットを活用する

特に初めての転職の場合、職務経歴書の作成に時間を要する人もいらっしゃいます。

特に決まったフォーマットがない職務経歴書だけに、1つひとつ必要な項目を作成していては転職活動を効率化できません。

現在では、希望する業種や職種ごとに特化したフォーマットが気軽にダウンロードできますから、ぜひ活用しましょう。

少しでも省略できるところは省略しつつ、転職活動を進めることをお勧めいたします。

スケジュールを明確にする

在職中の転職活動では、「収入が途絶えない、安定した仕事がある」というメリットがあり経済的にも精神的にもおすすめです。

とはいえ、在職中だからこそ気を抜くと安定した仕事がある安心感から、ダラダラと転職活動が長引いてしまいます。

在職中であっても効率の良い転職活動を進めるためには、本記事でご紹介したように、退職予定日から「3〜6ヶ月」ほど逆算して以下の日程を目安に転職活動を進めましょう。

  • 転職準備(自己分析・企業の情報収集):約1週間
  • 書類作成(履歴書・職務経歴書等):約1週間
  • 求人応募・面接:約2ヶ月
  • 内定・退職:約1ヶ月半

事前に段階に分けて、スケジュールを決めておくことで「転職準備に1ヶ月もかかってしまった」など、スケジュールの長期化を防げます。

ぜひ、段階に応じてスケジュールを明確にしてください。

転職エージェントを活用する

在職中に転職活動を進める場合、応募企業の選定、求人応募、履歴書・職務経歴書の提出、面接日程の調整等、なにかと時間がかかります。

特に、仕事中は一切転職活動ができませんから「この間に求人応募ができたら」と考える方も多いかと思います。

そのような場合には、ぜひ転職エージェントを活用するのも良いでしょう。

転職エージェントを活用することで仕事中であっても、あなたに代わり求人の紹介や、求人応募、履歴書・職務経歴書の添削、面接日程の調整を全てサポートしてくれます。

また、転職支援の実績が豊富なキャリアアドバイザーがあなたの経歴やスキルをブラッシュアップし、より条件にマッチした企業を提案してくれます。

転職エージェントを活用することで、あなたの転職活動が効率化することはもちろん、将来のキャリアを見据えてサポートしてもらえるため、ミスマッチを防げます。

自分なりにいろいろ工夫しているけれど、限界を感じる」という方は、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。

アサインはコンサルファームへの転職支援からスタートし、現在では、経営企画職や営業職など幅広い職種のキャリア形成、転職支援を行っています。

単なる案件紹介ではなく、あなたの価値観やご意向を基軸とし、転職市場の動向を踏まえて、中長期的なキャリア戦略をサポートいたします。

転職活動の効率化はもちろん、転職者・採用者ともに輝かしい選択ができるよう徹底したバックアップが特徴。

20〜30代ハイエンド特化の転職エージェント「ASSIGN」へ、ぜひご相談ください。

キャリアに迷ったら20・30代特化の「ASSIGN AGENT」

ーーASSIGN AGENTが選ばれる4つの特徴

  1. 400,000人のキャリアデータと10,000人以上の支援実績からキャリアの選択肢と強みを提示
  2. 企業紹介より先にキャリアプランを描く
  3. あなた専用の選考対策資料で内定獲得をサポート
  4. 入社後も半年に1度の面談でキャリアの実現まで伴走

ASSIGN

アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。

企業詳細へ

PICKUP / 編集者おすすめ

" alt="ストレングスファインダーの資質「着想」の強み・弱みとは。仕事への活かし方">

ストレングスファインダーの資質「着想」の強み・弱みとは。仕事への活かし方

キャリアコラム
" alt="ストレングスファインダーの資質「共感性」の強み・弱みとは。仕事への活かし方">

ストレングスファインダーの資質「共感性」の強み・弱みとは。仕事への活かし方

キャリアコラム
" alt="ストレングスファインダーは無料で使えるのか。">

ストレングスファインダーは無料で使えるのか。

キャリアコラム
" alt="20代におすすめの転職エージェント一覧。求めるサポート別におすすめエージェントをご紹介">

20代におすすめの転職エージェント一覧。求めるサポート別におすすめエージェントをご紹介

キャリアコラム
" alt="ストレングスファインダーの資質「最上志向」の強み・弱みとは。仕事への活かし方">

ストレングスファインダーの資質「最上志向」の強み・弱みとは。仕事への活かし方

キャリアコラム