転職エージェント『タリスマン』とは?特徴を解説
『タリスマン』は2012年に設立した外資系企業への転職支援などを強みにした転職エージェント企業です。
「タリスマン」という名前の由来は、英語で「幸運をもたらすもの」「お守り」の意味があり、ヨーロッパではサッカーの試合で流れを変えるスター選手をタリスマンとも呼ぶそうです。
このようなスターとなる人材の採用をサポートしていきたい、ビジネスマンのお守りになりたいという意味が名前にこもっています。
カスタマーファーストを掲げ、顧客との強固な信頼関係を結ぶことを「プロフェッショナルネットワーク」と呼び、タリスマン社のバリューに掲げるほど重視しています。
本社 :東京都港区六本木 6-1-24 ラピロス六本木 6F
運営会社 :タリスマン株式会社
有料職業紹介事業許可番号:01-ユ-300282
活用の流れ
サービスの流れ
企業ページから会員登録をします。会員登録の際には、個人情報の取り扱い規約に同意し、個人情報を提出します。
初回面談の日程調整・実施
会員登録後、企業から連絡があり、初回面談の日程調整をします。初回面談では転職理由などについてエージェントから聞かれる場合が多く、転職者からの質問の機会もありますので、互いの理解を深める機会となります。
求人紹介・応募書類の添削・応募
初回面談後、求人紹介に移ります。エージェントから紹介された求人のうち、気に入ったものがあれば選考に応募します。
求人への応募時には企業に提出する職務経歴書・履歴書などの書類が必要になります。これらの書類はエージェントに提出し、添削してもらうことができます。
選考対策・選考実施
書類選考を通過した場合は、面接に移ります。(カジュアル面談などを実施する可能性もあります)
面接の日程調整はエージェントが代行してくれます。また、面接の結果についてもエージェントが連絡してくれることが通例です。
選考の対策については、各エージェントが面接対策など独自の対策を実施してくれます。
内定・条件交渉・退職交渉・転職
無事選考を通過した場合、内定を得て、年収や条件などの交渉をした後、問題なければ内定を承諾します。この条件についても、エージェントが代行して交渉してくれます。
また、転職前の退職交渉などのアドバイスについてもエージェントから受けることが可能です。
こんな人におすすめ
バイリンガルの方、語学力を活かしたい方
タリスマン社は、長年の転職支援経験から、各企業とのコネクションが強いことが特徴ですが、その中でもバイリンガル人材のポジションについての専門性が高いことが特徴として挙げられます。
転職者の意向をお聞きした上で、数多くの求人から語学力を活かせるポジションを適切に選択し紹介してくれます。
外国人候補者の方にもおすすめされている口コミも存在するなど、日本語以外の言語力を活かした転職をしたい方にお勧めです。
外資系企業に転職したい方
タリスマン社はバイリンガル人材の候補者にご紹介するための、外資系企業の求人を多く保有しています。
また、外資系企業特有の選考に対しての知見も豊富であり、外資系企業に転職したい方には、非常に強いパートナーとなります。
タリスマン社のWebサイトには多くの外資系企業が支援先企業として記載されてるので、ご興味のある方は確認してみてください。
M&A業界に携わりたい方
タリスマンは業界ごとに専門チームが存在し、転職のご要望などを丁寧にお聞きした上で、業界内の適切なポジションを紹介してくれます。
ミドル・エグゼクティブ層の案件まで取り揃えており、自らの専門性が確立している方の転職においては、ニーズにマッチしたサービスといえそうです。
面談などのサポートの品質についても満足度が高かったという口コミも見られます。
外資系企業に転職する際のポイント
専門性・スキルが必要
外資系企業はジョブ型雇用であり、ポジションに対する職務内容が明確に決まっており、その内容に応じたスキルが求められます。そのため、外資系の企業で求められるポジションは基本的にスペシャリストが多く、営業・マーケティングなどに関する専門知識や実績を求められることが多い傾向にあります。
また、もちろんポジションによりますが、英語などの語学力が求められることもあります。レポート先の方が日本語話者ではない、などの事情により業務上語学が必須になる場合があるためです。例えば米系企業であれば、英語でのレジュメはもちろん、英語面接などを通過する必要もあるため、語学の要件を把握してポジションを選択する必要があります。
ポジションによって選考内容が違う
外資系企業の中途採用選考フローは採用ポジションによって大きく異なります。面接回数の違いや英語面接の有無、いきなりカントリーヘッドとの面接があるなど、様々なシチュエーションが存在します。
また、日系企業よりも実践的な選考方法であることが多く、あらかじめ提示された課題に対してプレゼンテーションを行ったり、エンジニアについてはコーディングテストを行う場合も存在します。
転職エージェントに支援してもらい、各ポジションごとの選考内容や対策の方法を把握した上で、しっかりとした準備をすることが必要になります。
利用するときの注意点やポイント
担当者と密に連絡を取り信頼関係を築く
エージェントの担当者は、原則、複数人の転職者を掛け持ちしています。
そのためエージェントが転職者を支援する工数は分散してしまいますが、レスポンスが早い、密に連絡してくれる、しっかりと思考した連絡をしてくれるなど、モチベーションが高い転職者に自然と力が入ります。
また、エージェントは人のキャリア開発をサポートするという責任ある業務をしており、そのことに誇りとやりがいを感じている方も多くいらっしゃいます。
しっかりとご自身のキャリアに真剣に向き合う方々を担当した際は、やりがいを感じ、通常以上のパフォーマンスで臨んでくれるはずです。
このような理由からエージェントと転職者間で良好な関係を構築することに双方のメリットがあります。「うそをつかない」「早いレスポンス」「丁寧な対応」「率直な気持ちを伝える」ことで信頼関係を構築し、手厚くサポートしてもらうことで、臨んだ条件での転職を実現していくことが1つ目のポイントとなります。
連絡の遅い・対応の悪い担当者は変えてもらう
エージェントの中には、連絡が遅かったり、真剣に自分のキャリアのことを考えてくれない、対応の悪い方もいらっしゃるのが実情です。
自身の大切なキャリアを決める取り組みとなるので、明らかに対応が悪いエージェントがいたら、遠慮せず、担当の変更希望をお伝えしてください。
各社ともに、誠実に対応してくれるはずです。
(本項に記載の企業にはいらっしゃらないはずですが、一般論として記載いたします。)
募集終了求人に注意する
企業が掲載している、エージェントが提示している求人は、採用企業側のポジション充足・欠員によりクローズ・オープンを繰り返しています。
そのため、基本的には起こり得ませんが、掲載されている求人の中には募集終了している求人が意図せず混ざっていることがあります。
とても志望度が高い求人については、リサーチの時間などを浪費しないためにも、募集が終了していないかを確かめることをお勧めします。
自分に合ったエージェントを利用する
エージェント企業はそれぞれ、強みのある業界、支援のスタイルなどの特徴を持っています。転職は、自身の人生の大部分を占める「キャリア」を決める取り組みとなるため、ご自身の方向性に合ったエージェントに伴走してもらうことをお勧めします。
求人案件が多い、コンサルティングファームに強い、転職後にも伴走支援をしてくれる、など様々な軸がありますので、まずはどの評価軸を重視するかを選びます。次に、その軸に照らし合わせて自身に合った企業を評価・選定していく、という手順になります。自身のキャリアを真剣に考えてくれるか、キャリア全般に関する知見、特定職種・特定業界からの転職知見、特定業界への転職知見などを評価軸とすることが一般的です。
また、複数のエージェントを利用すると判断に困った際にもらうアドバイスが複数になり、混乱してしまう・意思決定しにくい状況になり得るため、基本的には1人のエージェントにサポートしてもらうことを推奨します。
ASSIGN
アサインはビズリーチの最高ランク受賞等、確かな実績を持つエージェントと、若手ハイエンド向け転職サイト『ASSIGN』であなたのキャリアを支援しています。 コンサルティング業界専門のキャリア支援から始まり、現在ではハイエンド層の営業職・企画職・管理職など幅広い支援を行っています。 ご経験と価値観をお伺いし、目指す姿から逆算したキャリア戦略をご提案し、ご納得いただいた上で案件をご紹介するのが、弊社のキャリア支援の特徴です。