キャリアと向き合うすべての人に、実力のあるエージェントが伴走する世の中を目指して。

北 駿弥

Kita Syunya

エージェント事業部責任者

大学卒業後、大手食品会社よりキャリアをスタート。営業職として経験を積んだ後、マーケティング戦略部にて商品企画に従事し、マーケット調査から商品コンセプトの策定・販売戦略の立案まで一貫してリード。その後、株式会社アサインにヘッドハントされ転職を決意。
現在は、コンサルティングファームから大手事業会社まで幅広い企業様とのコネクションに強みを持ち、戦略的に重要な案件のヘッドハンターとして活動。マーケティング組織に立ち上げを経験した後、エージェント事業責任者として事業全体の組織マネジメントに従事。

北 駿弥

Kita Syunya

大学卒業後、大手食品会社よりキャリアをスタート。営業職として経験を積んだ後、マーケティング戦略部にて商品企画に従事し、マーケット調査から商品コンセプトの策定・販売戦略の立案まで一貫してリード。その後、株式会社アサインにヘッドハントされ転職を決意。
現在は、コンサルティングファームから大手事業会社まで幅広い企業様とのコネクションに強みを持ち、戦略的に重要な案件のヘッドハンターとして活動。マーケティング組織に立ち上げを経験した後、エージェント事業責任者として事業全体の組織マネジメントに従事。

エージェント事業部責任者

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「誰かの役に立っているのか」苦悶した前職での経験から転職を決意

「自分が考えた商品を通して笑顔を届けたい」。そんな思いで入社した大手食品会社で、熾烈な社内争いを勝ち抜き、商品企画部への異動が叶ったときは、正直嬉しかったです。しかし、一つの商品を生み出すまでに、長い承認プロセスを経て世に出ていく頃にはすっかり丸くなっている。ヒット商品を生み出せたとしても、結局は自分の力ではなく、商品力やブランド力で売れているのではないかとやるせなさを感じていました。
30歳を目前にして今後のキャリアを想像したとき、「商品力やブランド力に頼らず、自分の実力で勝負がしたい」心から強く思い転職を決意しました。

そのため転職活動では、設立年度が浅く、まだ世の中に認知されていない企業に絞って受けていました。また、私は大学時代に学習塾を立ち上げていたり、前職でのメンバーマネジメント経験を通じて「ただ時間をお金に変えるための労働ではなく、一人ひとりが個性や可能性を発揮するべきだ」と強く感じていました。人の成長に関わる仕事をしたい。この根底になる思いを叶えられるのが人材業界だと思い、人材業界へ挑戦することを決めました。

-より顧客価値を高めるために、結果主義のアサインへ

人材業界の中でも、「顧客に親身に寄り添えるか」「結果主義の会社であるか」の2つを重要視していました。

一見別々のものに見えますが、この2つには相関があると考えています。結果=顧客価値の総和であると捉えているため、結果主義であるということは、より親身に転職者に寄り添え、高いクオリティーでの支援ができるということです。だからこそ、高い水準を求められる結果主義の企業を探していました。
そして、それが一番叶えられる会社がアサインでした。昔から「迷ったら、絶対に妥協しない、困難な方の選択肢を選ぶ」ことを大切にしてきたので、内定をいただいた企業の中でも、最も挑戦が求められる環境だと感じたアサインに入社を決めました。

実際にエージェントとして顧客と向き合い続ける中で、エージェントは、やればやるほど奥深く、意義のある仕事だと感じます。

ご支援させていただいた方が、転職して人間関係や働き方など足元の課題が解決されて「転職してよかった」と言ってくださることは、もちろん嬉しいです。ただそれ以上に、「北さんのおかげで、今後やりたいことが明確になりました」「1年後には実績トップを目指します」といったように、中長期的にありたい姿や目標について話してくださるときにこそ、初めて「その人の可能性を広げる介在ができた」と実感でき、一層嬉しいですね。
また、「月間MVPを取りました」「中途入社の歴代最短でマネージャーに昇格しました」といったような、入社後のご活躍を聞くときが、エージェントをしていて最もやりがいを感じる瞬間です。どんな企業に行くかも重要ですが、それ以上に、そこで本人が活躍するということが、キャリアの実現にとってなによりも重要ですから。

人材業界のスタンダードを、変えていく

一方で、転職のスタンダードそのものを変えていかなくてはいけないと考えています。
何となく、足元の良し悪しで転職の意思決定をするのではなく、中長期を見据えてキャリア戦略をもって転職を考えなくてはいけません。


現在の人材業界は、人の介在を減らしてデジタル上のマッチング効率化を計る企業と、人が深く介在して個人に合わせた手厚いキャリア支援を届ける企業とに、二極化しています。
市場のシェアの大半を占める企業群が前者の方針でサービスを展開していることで、先に挙げたような課題は益々助長され、特に若手軽視が加速していきます。もちろん、デジタルの力を駆使してマッチング精度が上がることで高まるサービス品質もありますが、デジタル上のマッチングだけで、本当に自分に合った選択肢にたどり着き、納得感と覚悟感を持って人がキャリアを選択することは難しいでしょう。

キャリアのことを正しくかつ深く理解しており、一人ひとりに合わせた最適なキャリア戦略を描くことができ、本当に行くべき企業に背中を押すことができる。そんな実力のあるエージェントだからこそ、顧客から選ばれ、キャリアの選択という重要な意思決定の場面で、介在することが許されると思っています。
我々は、「キャリアと向き合うすべての人に、実力のあるエージェントがキャリアのパートナーとして伴走している」。そんな世の中の実現を、本気で目指しています。
簡単なことではありませんが、履歴書ベースではなく、その方の個性や価値観を見極め、一人一人の可能性を最大限に引き出し、転職後もキャリアに伴走できる、私たちアサインのキャリア支援だからこそ実現できると信じて、一人ひとりに向き合ったキャリア支援をこれからも届けていきます。

肥大化させず、強く正しく大きくするために、人材を育てる

理想を掲げても、市場のサービスシェアが低い状態では顧客の選択肢になり得ません。顧客に選ばれるサービスであるために、アサインのエージェント事業は今後も拡大を続けていきます。

ただ、肥大化させるつもりもありません。エージェント一人ひとりの支援品質を担保できないのなら、組織を大きくする意味はないと考えています。
面談品質の高さ、採用企業との信頼関係の構築、キャリアプランシートの精度の高さ、転職後のキャリア面談等、すべてにおいて高い品質を求めますし、今後どれだけ組織が拡大しても、エージェント事業責任者として、この基準を緩めるつもりは一切ありません。

強く正しく組織を拡大するためには、人材の育成が肝となります。本当の意味で人の個性や可能性の発揮をサポートできるエージェントは、エージェントとして優秀なだけでなく、ビジネスパーソンとして優秀である必要があると考えています。
結局のところ、企業も社会も人で成り立っているため、最終的にはキャリアを理解しているだけでなく、人間を理解しているかどうかが問われます。キャリアという重要な意思決定の場面で、「この人だから任せたい」と顧客から選ばれる必要がありますが、この人に任せたいと思う理由は人それぞれであり、キャリア戦略を描く実力があるだけでは不十分です。エージェントが自らの個性や強みを最大限活かすことで、他の誰でもなく、そのエージェントだからこその支援を届けられます。
正解の型がない仕事だからこそ、エージェントそれぞれの思いや強みを存分に発揮した支援をするからこそ、顧客から選ばれているという状態を目指したいですね。

そのためにアサインでは、エージェントそれぞれの価値観や成長モデルに合わせた、個別の育成方針を設定しています。組織から個人に対して一律のKPIを設けることはなく、各々のエージェントが「どうありたいのか」「どんな支援を届けたいのか」といった定性目標を置き、その実現のために必要な定量目標を置くといったように、組織の基準ではなく個人の目指す姿から逆算して設定しています。
また、エージェントの他にも、社内にはキャリア機会がたくさんありますが、本人の志や目標から逆算して、挑戦したい強い意志があるなら、積極的に任せるようにしています。抜擢する場合の事業的なリスクも考えて、まずは小さく任せることから始めますが、実際にやってみたうえで、オーナーシップを持てるならば、それがエージェント自身のキャリアを切り開くうえで、重要な機会となるでしょう。

アサインのエージェント事業は、「人の個性や可能性の発揮をサポートする」という、ビジョンを実現するために存在しています。そんなビジョンに共感し、顧客のキャリアにも、自分自身のキャリアにも、情熱と覚悟を持って臨むことができる人と、ぜひ一緒に仕事がしたいですね。