Jul 10, 2026
名古屋大学 経済学部『経営戦略特論』にて特別講義を実施
2026年6月15日(月)、名古屋大学経済学部の講義『経営戦略特論』にて、特別講義を実施しました。弊社キャリアプラットフォーム事業部長の福田が登壇し、企業の経営戦略と、学生一人ひとりのキャリアの描き方という2つのテーマを、地続きのものとして扱いました。

◆講義概要
第一部では、アサインの経営戦略を「顧客志向」「長期目線」「発明」の3つの軸で紹介しました。
人材業界には「情報の非対称性」という構造的な課題があります。求職者は企業の実態を十分に知ることができず、ミスマッチが起きやすい。アサインはこれに対し、求人を紹介して終わりにせず、入社後の活躍まで伴走する「リレーションシップ型」の支援を採っています。顧客生涯価値(LTV)を重視し、目先の成約よりも長期の信頼を優先する姿勢です。
この支援を支えるのが、システムの内製化とAIの活用です。仕組みを自社で作ることで、改善の速さと支援の質を両立させています。顧客志向・長期目線・発明の3つが噛み合うことが、競合との差別化につながっていることをお伝えしました。
第二部では、個人のキャリア戦略に話を移しました。
終身雇用が前提でなくなり、働き方の選択肢が増えた今、会社に委ねるのではなく自分でキャリアを築く「キャリアオーナーシップ」が重要になります。その出発点として、価値観を「好きなこと × 得意なこと」と定義し、「自分を知る → 社会を知る → 両者を繋ぐ」という順序でキャリアへ落とし込む考え方を共有しました。
特に強調したのは、自分の強みを強みとして言葉にできている人が少ないことです。「これくらい誰でもできる」と思っているものほど、本人には自然でも他人には真似できない強みであることが多い。また「やりたいことがない」のは、まだ企業や業界、社会を十分に知らないからで、視野を広げれば見つかる可能性がある、という見方も伝えました。福田自身がどう価値観と向き合い、今のキャリアに至ったかも交えて話しました。
質疑応答では、AI時代に求められるキャリアの考え方、自己理解と成長の関係、大手志向と職種選択の優先順位など、学生の関心に沿って一つずつ掘り下げました。

◆福田からのメッセージ
学生の皆さまが真剣に耳を傾けてくださる姿勢が印象的でした。お伝えしたかったのは、経営戦略もキャリアも、目先の一手ではなく長期の視点から逆算して描くものだ、という一点です。
会社の戦略を考えることと、自分のキャリアを考えることは、扱う対象が違うだけで思考の型は同じです。何を大事にし、どこへ向かい、そのために今何を選ぶか。人材業界やアサインの戦略を入り口に、ご自身の価値観と向き合い、これからのキャリアを主体的に考えるきっかけになっていれば幸いです。
貴重な機会を頂戴しました関係者の皆さま、そしてご参加くださった学生の皆さまに、心より御礼申し上げます。
