大手総合広告代理店から株式会社サイカへ。真の実力を発揮するためデータサイエンス領域へ挑戦

大手総合広告代理店から株式会社サイカへ。真の実力を発揮するためデータサイエンス領域へ挑戦
左:斎須様
右:株式会社アサイン 金谷 美恵子

学生時代に広告代理店に憧れて入社した斎須さん。

自身も東北出身であり震災支援をしたいという想いから大手総合広告代理店へ入社されました。

しかし、属人的なスキルが求められるなど、広告代理業へ抱いていた理想とギャップに葛藤し、「真の実力をつけたい」という想いから東京への転職を決意しました。

今回転職を決断した具体的な理由やアサインを選んだ真意について迫ります。

真の実力をつけたいという想いが転職へのきっかけ

――まずは前職についてお聞きします。斎須さんは大手総合広告代理店で仕事をされていました。当時の業務内容はどのようなものでしたか。

東北にネットワークを持つ大手総合広告代理店に新卒で入社して、4年間、営業担当として在籍しました。東北という地域性もあり、顧客との距離がとても近かった印象です。

具体的な業務内容は、1人につき5~6社を担当し、主にクライアントワークのフロントとして、顧客とのコミュニケーションや交渉がメインです。 それに加えて、社内のクリエイター部門やテレビ局、オンラインの運用代理店、制作会社の方々との連携も担当しました。

――転職を考えるようになった理由を教えてください。

転職を志したきっかけは、大きく分けて三つあります。

一つ目は環境です。新卒で地元の東北に戻ってきましたが、東京でさらに働きたいという思いが強くなりました。

二つ目は仕事内容です。広告代理店の営業は、一般的に、ビジネス的なスキルよりは、属人的なスキルが求められる仕事です。 例えば、クライアント様にいかに気に入っていただけるかが勝負となり、飲み会やゴルフなどのお付き合いも必要となってきます。

―― 代理店には、特有なものがあるのですね。

そうですね。

ビジネスパーソンとして身につけたい力ではなく、そのほかの属人的な、個人のパーソナリティーで成績が左右されてしまうような世界だと感じたため、これでは力がつかないと考えました。

三つ目は働く人です。成長意欲を持っている方が、残念ながら多くはいないと私は感じました。

周りの方は、どちらかといえば、この会社に長く勤めて、顧客との関係構築に注力しているように感じてしまったのです。

また、年功序列のような仕組みだったため、一緒に働きたいと思うような意欲がある人や目標としたい人が、なかなか見つかりませんでした。

この三つを総合して考えたときに、ここにいると自分自身の求める成長ができないと考えました。

また、この会社にずっといるイメージが湧かなかったのも事実です。

――ありがとうございます。もともと大手総合広告代理店に入社したきっかけと、今、話してもらった三つの中で、何が一番のギャップになったと考えますか。

大手総合広告代理店に入社したきっかけは二つあります。

一つ目は、私は、高校時代に震災を経験しているため、社会人として何かしらの形で地元の力になりたいという思いがありました。

そのため、大学時代は東京へ出ていましたが、Uターンで就職をしたいと思い、東北エリアでの就職を志したわけです。

二つ目の理由は、見えないところで陰ながらクライアントのサポートをして、それを通じて世の中を支援できることに、何となく憧れをいだいていました。

当時の私は林真理子さんという作家にハマっていて、バブルの広告代理店のようなイメージを持っていました。

華やかで派手な世界に感じましたが、具体的な仕事は外には見えません。そのようなミステリアスな業界に憧れて、大手総合広告代理店に入社しました。

また、華やかさだけでなく、クライアントのプロモーション支援や広告支援をするなど、世の中をよくしていくという理想に惹かれたのも事実です。

しかし、先ほど話した転職を考えた理由の二つ目にあるように広告代理業の理想と現実は異なりました。

自分が思っていたような、世の中のためになるというような部分が少し不透明だと感じてしまったのです。

――就職したときは東北に貢献したいという思いがあったはずです。そこから大手総合広告代理店で仕事をしているなかで、東京で働きたいという考えに変わったのはなぜですか。

個人的な見解として、地方の人たちと働いていると、クライアント様との距離が近いと感じました。この場合の距離とは、物理的な距離ではなくて、営業的な距離というか心的距離に近いです。

現実的な話ですが、仲良くなれば仕事をもらえるような世界観が、東京よりも強い地域です。

普通に生活していても、東京よりは地方のほうが近所付き合いは密接であり、仕事の面でもそれが顕著に出ていました。

私としては、クライアント様との心理的距離の近さによって、仕事が左右される状況に、違和感を覚えたのも事実です。

また、東京なら転職活動で幅広い選択肢から選べると感じました。

東北エリアでは企業の数も限られており、かつ、人口減少も影響し、当然東京よりも求人が少ない傾向です。

さらに、ビジネスとしてスキルや力がある人が、地方には少ないと感じました。そういうことを考えると、東京というチャレンジのできる環境に行き、自分自身が成長できるような会社で働きたいと考えました。

――続いて転職活動について伺います。転職活動で一度離れた東京を視野に入れることは、勇気が要し、分からないことも多かったと思います。当時はどういう不安があったのか聞いてもよいですか。

転職活動全体を通して、あまり不安はありませんでした。何かしらの仕事につけるだろうという気持ちがあったからです。

ただ、深掘りすると転職活動の開始フェーズではなく、選考時の不安はありました。

結果的には、約10社にエントリーし、性格診断で落とされたこともありました。ほかにも、面接で駄目だったことや書類でお見送りをいただいてしまったこともあります。

選考段階では、改めて人材価値を対外的に評価される機会となったため、自分自身が成長途上ということを認識する瞬間でした。 そのため、これまで味わったことのない精神的なダメージもありました。

応募先の企業情報やフォロー体制に魅力を感じアサインを選んだ

――既に複数のエージェントさんと話をしていたタイミングだったと思います。そのなかで、最終的に私に任せていただいた理由をぜひ率直に聞きたいです。

アサインさんを選んだ理由は、他社と比較した場合、圧倒的に転職先の提案が丁寧だったという点です。

当時は約4社と面談を進めておりましたが、基本的に他社の場合は、転職先の候補一覧を出して終わりです。

それ以降のフォローがほとんど無く、私が何も返事をしなければ、「あの件はいかがですか」と向こうから催促されるといった進め方でした。

しかし、金谷さんの場合は転職先の提案に加えて、常にその先を考えてくださいました。

「この中で検討してみてどうでしたか。次はこの面談でこの話をしましょう」という感じです。

提案だけではなくて、プラスアルファの企業情報、あとは転職活動上でのフォローをその都度、的確にしてくださったため、金谷さんを選びました。

――ありがとうございます。当時、ほかのエージェントから広告代理店について紹介をされていましたが、その中でもベンチャー系というか、クリエイティブ系の会社が多かった印象でした。

話を聞いていると、そもそも広告代理店というジョブ自体が違うと感じました。そのなかで、どういう判断基準で方向性の棚卸しや深掘りをしましたか。

そこは金谷さんの影響がとても大きいです。

一回ごとの面談密度がとても濃く、一度の面談で自己分析をさせてくれるような質問が多いと感じました。 

「広告代理業からは脱却しましょう。ただ、斎須さんの場合、マーケティング自体はお好きだと思います。」

「そのなかで成長ができる環境となると、今、スタートアップで力をつけてきていて、上場を目指しているような企業がいくつかあります」

というように、金谷さんに紹介してもらいました。 自己分析をはじめとした金谷さんのリードがあったからこそ、転職軸の解像度を上げることができました。

―― 転職のきっかけとして、「広告代理業からの脱却に挑戦」というテーマがありました。自己分析をしていくなかで気づいた、自分が働く上で大事な価値観や志向性は、最終的にどのようなものでしたか。

それは二つあります。

一つ目は、いかに実力とスキルを身につけられるかです。例えば、プレゼンテーションスキルや論理的な思考スキルがこれに該当します。

このスキルは働く上でのポータブルスキルであり、どこに行っても通じるような社会人としての力です。

二つ目は、どういう人と一緒に働くかです。どういう人かというのは、働いてみないと分かりません。

例えば、会社のビジョンがあり、そのビジョンに共感したからこそ、そのなかで働く人がいます。同じ価値観を持って働ける人が最終的に大事だと考えました。

ビジョンを投影した社名「サイカ」に惹かれた

――最終的に人材の領域など、人への貢献意欲がテーマになっていました。より人と近い、人材の領域を見ながら、最終的に株式会社サイカに決定した理由をお伺いできますか。

決め手の部分は大きく分けて二つあります。

一つ目は、社名です。サイカの意味は、『才能を開花させる』です。非常にキャッチーで分かりやすいですよね。社名はビジョンを投影する意味でも、重要だと考えています。

二つ目は、自分自身が広告代理店に抱いていた疑問が解消できる領域だと感じたからです。

広告代理店はマーケティング領域ではあるものの、自分自身が広告代理業として働いていたときには、ブラックボックス化していた部分がありました。

基本的に代理店側はクライアント様が広告を出稿後、効果の可視化やレポーティングを行わない場合があります。

なぜかというと、自分たちが提案した内容で、そのとおりの結果を出せていなければ契約が切られてしまう可能性があるからです。

そのため、効果の可視化やレポーティングは行いたくないのが代理店側の本音です。

もちろん、各代理店によって考え方に違いはありますし、前職がそうであると言っているわけではありませんが、私はこのような対応についてとても不誠実だと感じました。

その点、株式会社サイカは、「MAGELLAN(マゼラン)」というプロダクトを通じて、代理店でもなくクライアント様でもなく、第三者的な立場で、テレビCMやWeb広告の運用効果を客観的に可視化できます。

それによって、「今後の御社のマーケティングはこうするとよいです」という支援が、公平・公正にできます。 ビジネスモデルが非常に誠実だと感じたことが二つ目の決め手です。

――続いて現職での主な業務内容について教えてください。

今はMAGELLAN部MAGELLAN1課リーダーというポジションにいます。業務内容は、営業が取ってきた新規顧客のマーケティング支援です。

マーケティング支援というのは、先ほどお伝えした「MAGELLAN(マゼラン)」と呼ばれる分析ツールを使います。顧客には年間で契約してもらっているため、継続してもらうためのマーケティング支援を、フロントとして行っている立場です。

具体的には、年4回ほど広告のプロモーションを分析し、レポート作成などを行います。

さらに、クライアント様が次のプロモーションで叶えたいビジョンに対して、コンサルタント的な役割としてマーケティングの提案も併せて行う立場です。

――社内でMVPを獲得したとお聞きしました。

昨年の12月と本年の3月に獲得しました。

――すごいですね。

私は自分ですごいとは全く思っていません。サイカで働いている人は本当にすごい方々ばかりなのです。

本当にすごい方々ばかりなので、周りの助けがあっての実績だと考えています。

東京大学や京都大学を卒業した人がたくさんいらっしゃいますし、

皆さん、頭の回転がとても速いため、スピード感もあり、質問に対する回答も明確で働きやすいです。

子供のころから抱いていた、女性として活躍したいという思い

――斎須さんは、成長意欲や成長するための環境を求める気持ちがとても強い方だと感じていました。上を目指したい気持ちというものは、今までの経験が関係していますか。

関係しています。

最近、結婚をしましたが、もともとは一生独身で仕事に邁進して、たくさん働きたいという思いがありました。

日本はまだ男性優位な社会のため、女性としてたくさん働くには、スキルを身につけないと男性に勝てないということが自身のベースにあります。

だからこそ、自分自身の力をつけないとキャリアアップできないという、下克上精神が活躍したいという意欲をかき立ててくれています。

――小さい頃から、バリバリ働くことを考えていましたか。

バリバリ働きたいと考えていました。

その前の概念としては、自立するというテーマがありました。いかに親から自立して、自分だけで生きていくかです。

自立した後にバリバリ働きたいという思いは、中学生や高校生くらいから持っていたと思います。

地元は田舎のため、周りの女の子は高校を卒業後、今の彼氏と結婚して家を建てるというような家庭を思い浮かべていました。が、

私はバリバリ働いて、夏休みはリゾート地などで1人ゆっくりすることを考えていました。

――当初から、自立精神は本当に強いという印象があったため、どのようにするべきか考えながら進めていました。

本当に金谷さんのおかげです。

客観的に見ても、アサインさんのサポート力はとても素晴らしいと感じています。

誠実に一人ひとりに向き合ってくれますし、自己分析のサポートも非常に魅力的でした。

もちろん、応募先企業との交渉も抜かりなくしてくれます。

サイカに出会えたことも、入社できたことも、そこから成長できたことも、金谷さんのおかげだと私は感じています。

5.マネジメント職を目指し今後も成長し続けたい

――転職して1年ちょっと経過したなかで、今後はどのようなことにチャレンジしたいですか。

サイカで1年半くらい働いて、本当に力がつきました。具体的には、ドキュメンテーション、プレゼンテーション、ロジカルシンキングです。

自分が身につけたかったポータブルスキルに関して、一定の実力を身につけることができたと考えています。

ポータブルスキルは成長し続けられる分野のため、今後も磨き続けていきたいです。

これに加えて、サイカではマネジメントの部分も培いたいと考えています。具体的には、チームメンバーの育成やマネジメントの力もつけることを目標としています。

――素晴らしいですね。今後も頑張ってください。本日はどうもありがとうございました。


金谷 美恵子 ❘ Mieko Kanatani
シニアコンサルタント
東北大学卒業後、大手グローバルメーカーに入社。エリアマーケティングを担い、社外・社内の関係調整や与実分析などに従事。 マネジメント経験から「人の成長に携わる」働き方がしたいと考え、人材紹介業界への転身を決意。 若手ハイエンド層に特化したサポートを行っており、企画職・営業職を中心にキャリア支援に従事。